Hide Takehi @SOCIOVISIO (ソシオビジオ)

脳は誰でも、五感と愛着を入力し、認知を形成⇒参照して、感情と態度を出力する。己を知る=…

Hide Takehi @SOCIOVISIO (ソシオビジオ)

脳は誰でも、五感と愛着を入力し、認知を形成⇒参照して、感情と態度を出力する。己を知る=脳を知る⇒MBTI。Psychosocial civilization is coming soon. https://sociovisio.com/

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世界はフラクタルだから真っ向勝負しない

フラクタルとは近寄っても遠ざかっても同じように見える自己相似性。これをフラクタルと言います。特に野菜のロマネスコではその構造がはっきり分かります。 螺旋状に突起が配列されていて、個々の突起も螺旋状になってます。外形に相似する縮図を内在する自己相似性、これがフラクタルです。他にも自然界には波や雲や海岸など至るところにフラクタル構造が見つかります。 人間社会もフラクタル「類は友を呼ぶ」 これは似た者同士が集団を形成すること。 「朱に交われば赤くなる」 これは同じ集団の構成員が

    • 社会が分断傾向になる理由と、分断が良くないと思う自分の理由

      分断が起きる理由、こう考えます。 戦後日本は荒廃した社会を建て直すために、欧米を模範に、模範のような社会を目指して賢明に働いた。頑張れば頑張るほど生活が物理的に豊かになった。 生活水準は西欧に肩を並べて、知識と技術を身に着けた自分たちを誇りに思った。しかし90年前半にバブル崩壊。それまでがむしゃらに働いていれば良かったのに、それだけでは駄目だったことを急に突きつけられた。プライドが傷つけられたけど何が悪いのかわからない。 そんな最中、90年代後半にはネットが普及した。米

      • 福祉業界に理系的な思考を

        僕は工業系の学校を卒業した後、製造業で技術職に就きました。理系の人ってイメージが強いかもしれないけど、実は福祉業界で7年以上働いてます。 はじめは「ここは理系と全然違うから、考え方を変えないといけない」と思って、周りの先輩方の考え方を習っていたけど、業界内でもリケジョで素敵な先輩に出会うことが意外とあって、そのうちに「実はここも結構、理系的思考が求められるんじゃないかな」と感じるようになっていたのです。 それがここに来て確信に至りました。当事者支援の基本、相談援助では相手

        • 思想は自家製味噌だから、他人の情熱は慣れが必要

          突然ですが、何味噌が好きですか? 僕は昔から馴染みのある仙台味噌が好みです。 味噌と言っても赤味噌とか白味噌とか色んな種類があるじゃないですか?材料も大豆とか米とか麦とか種類が豊富ですよね。だけどどれも好きという人はあまり居なくて、人によって好き嫌いがはっきり別れがちです。 これは味噌に限らず発酵食品全般ですね。他国の発酵食品の衝撃的な味は、味噌の味の差が可愛く思えるほど。中国の腐乳、オーストラリアのベジマイトなど初めて食べるときは口に入れる前からギブアップです。 でも

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          心の支えとなる人達

          今朝、ラジオで「さよならの向う側」を久しぶりに聴きました。 今まで何度も聴いた曲で歌詞も全部覚えているほど。なのに、今朝は妙に歌詞が心に染み入って、急に、心に支えを持って生きていられていることに有難く思ったのです。それは多分、正月休みに観た映画3本の影響でしょう。 で、年末年始に見た映画はこちらです(他にも観たけど関係あるものだけ) 「君たちはどう生きるか」のコペル君、「バベットの晩餐会」のローレンス、「PERFECT DAYS」の平山の3人に、共通点を勝手に見出しまし

          【思考の溢流】あのころの日本人、といわれる運命

          他人を火傷させないよう情熱はThermosに容れてますが、ここ最近の政治が酷すぎるので、今日はごめんなさい。火傷注意です。10年前のブログ記事を以下に転記します。Thermos優秀、今も全然冷めてません。 こんなこと書くから独り、というより、 独りだからこんなこと書けるのですね。

          【思考の溢流】あのころの日本人、といわれる運命

          【健脳】MBTIで心の健康管理(連載3/3)〜心を変えるのが難しい、どうして?どうしたら?〜

          こんにちは。前回の記事では”習慣を変えれば自分は変わる”と信じておくのが大切だけど、心を変えるのは難しいとお伝えしました。今日は、それでどうしたらいいかと、どうしてそうなるのかをお伝えします。 (MBTIって?という方、こちらの以前の記事から詳しく知れます) 心を変えないで習慣を変える?前回お伝えした、松井秀喜選手の座右の銘で知られた名言です。 何年もこれを意識していたけれど、そもそも心を変えるのは非常に難しい。それで、今、自分はこう考えています。 心を変えるには習慣を

          【健脳】MBTIで心の健康管理(連載3/3)〜心を変えるのが難しい、どうして?どうしたら?〜

          【健脳】MBTIで心の健康管理(連載2/3)〜なりたい自分に変われる前提〜

          こんにちは。前回の記事では、MBTIのタイプに囚われないことと、好みの傾向は変わる、ということをお伝えしました。 (MBTIって?という方、こちらの以前の記事から詳しく知れます) 今回は、MBTIを生活に活かすために、前提として「なりたい自分に変わる」ことは可能だと考える、ということをお伝えします。 今の自分の性格はどうやって作られた?”今の”自分の人格は、今までの自分の歴史が作ってきました。 そして、その間の生活で身についた自分の習慣がありますね。 ”朝、起きたら歯を

          【健脳】MBTIで心の健康管理(連載2/3)〜なりたい自分に変われる前提〜

          【健脳】MBTIで心の健康管理(連載1/3)〜検診結果と考える〜

          こんにちは。MBTIの診断結果を使って、自分がどのように心の健康管理をしているか、今日から何回かに分けてお伝えします。参考になれば幸いです。 MBTIの診断結果まず参考に僕の診断結果を御覧ください。結果はINFJ-Aでしたが、要素別に見てみると[意識]が強めの直感型(N)。それ以外の要素はマイルドでした。 16personalities.comは当然、個人の診断結果を公開しませんが、名前が明かされない状態で、ネット上に多数の診断結果が見れたのでまとめました。 人それぞれ

          【健脳】MBTIで心の健康管理(連載1/3)〜検診結果と考える〜

          【健脳】ルールは守るもの?従うもの?(連載4/4回=最終回)

          私たちは「ルールを守る」と「ルールに従う」を同じ意味で使うけど、そもそもどうして「ルールを守る」というのか、ここまで考えてきました。 前回は、皆んなで決めた「約束事」は脆弱だから、皆んなで守って維持するために「ルールを守る」、とお伝えしました。だけど正直、「規則を守る」=「規則に従う」の感覚が強いし、逆に「規則は弱いから”守ってあげなきゃ”」なんて感覚は無かったです。 そこで今回、最終回はなぜ私たちは規則に従うのか考えたいと思います。 守る規則は「約束事」規則など、従う

          【健脳】ルールは守るもの?従うもの?(連載4/4回=最終回)

          【健脳】ルールは守るもの?従うもの?(連載3/4回)

          私たちは「ルールを守る」と「ルールに従う」を同じ意味で使うけど、「守る」と「従う」の意味は真逆だし、そもそもどうして「ルールを守る」というか考えてきました。もう少しで何かが見えそう。一緒に考えましょう。 前回は「ルールを守る」を翻訳すると、フィンランド語と韓国語では日本語同様「ルールを守る」になる、とGoogle先生に教わりました。 今回は、ルールに当たる何が日本にあったのか、想像してみます。 日本の規則はルールではなく約束事だった説ルール。Rule。日本語では規則とか約

          【健脳】ルールは守るもの?従うもの?(連載3/4回)

          【健脳】ルールは守るもの?従うもの?(連載2/4回)

          「ルールを守る」と「ルールに従う」を同じ意味で使うけど、どうして「守る」なのかわかりません。前回は、Ruleには強い力が込められていると学んだけど、なんで「ルールを”守る”」というのか一層わからなくなりました。 今回はその続きで「ルールを”守る”」は日本語独自の表現か調べました。 他の言語はどうだろう?Google翻訳は133言語に対応しています。僕の調べ方は、まず「ルールを守る」を他の言語に翻訳して、その訳文を逆に日本語に翻訳しました。訳文を日本語に戻すことで「ルールを

          【健脳】ルールは守るもの?従うもの?(連載2/4回)

          【健脳】ルールは守るもの?従うもの?(連載1/4回)

          私たちは「ルールを守る」と「ルールに従う」を同じ意味で使いますよね。 でもよく考えると「守る」と「従う」は全然違う言葉。「守る」には立ち入らせない印象があるのに「従う」は受け入れる印象がある。全く逆の意味に感じるこれらの言葉が、どうして同じ意味で使われるのか不思議ですね。 そこで、今日から4回にわけて「ルールは守るもの?従うもの?」という記事をお伝えします。 守るとは?行為として考えると、2以外は『強いものからガードしてあげる』逞しさが含まれている如何にも「守る」印象な

          【健脳】ルールは守るもの?従うもの?(連載1/4回)

          【健脳】MBTIの国際比較(連載4/4回)~Fが多い国、Tが多い国の傾向~

          MBTIの国際比較シリーズ。前回までは、フィンランド、オランダ、ドイツ、アメリカ、日本、韓国、中国の7カ国で、どのタイプが多いか、どの指標に分類された人が多いかを比較してみてきました。 今回は、MBTIの[気質]指標の”傾向”に注目して、F(感情型)が多い国とT(思考型)が多い国を、国の情勢で比較した傾向をお伝えします。 (ちょっとした論文のように長くなってしまいました) まずTとFの特性を知りたい方は、特性が極端でわかりやすいこちらの動画をご覧ください。脳の柔軟性が弱い

          【健脳】MBTIの国際比較(連載4/4回)~Fが多い国、Tが多い国の傾向~

          【健脳】MBTIの国際比較(連載3/4回)~どの要素が多いか~

          MBTIの国際比較、第3弾。前回データの応用です。 今回は各国の多い順に並んでいて、最上位の要素と同じ指標(I・N・F・P―T)に緑色をつけました。その下にある小さな表は国毎にまとめた統計データで、指標ごとの割合や最大値と最小値とその差を示しています。 今回も、パッと見で統計的な有意性が伺えたところをお伝えしますね。 上位グループは似た者同士 フィンランドとドイツのトップ10です。 1〜5位は両国とも同じ。2〜4位はどれも1位と1つ違い。特にフィンランドではトップ10

          【健脳】MBTIの国際比較(連載3/4回)~どの要素が多いか~

          【健脳】MBTIの国際比較(連載2/4回)

          今日は、昨日公開した、MBTIを7カ国で比較した表を解説しますね。 表の見方列の説明 一番左の列は32個のタイプ(英語、記号、日本語)です。その右に単純平均と各国の占有率とそれぞれの列での順位を記しました。国はフィンランド、ドイツ、オランダ、アメリカ、日本、韓国、中国の順に並んでいます。この国の順番は左にいくほど多寡のばらつきが多くなっていて、一番下の標準偏差ではばらつきが多いほど赤く、少ないほど緑に染まっています。 行の説明 32個のタイプは7カ国の単純平均の降順に

          【健脳】MBTIの国際比較(連載2/4回)