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未来を妄想する

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「将来どうなるかわからない」 だから妄想を頼りに行動しても構わないのさ。
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記事一覧

優しい人が戦争を起こす(3)幸福論

優しい人が戦争を起こす(3)幸福論

日頃、自分にどのような言葉を遣ってくれているか、どのような配慮をしてくれたか、周囲の言葉や仕草に愛を見出して感謝する。その習慣から相手の心に気遣いができる人になる。感受性が高まって今よりも疲れる?それが人と人が交流する社会だよ。無神経なロボットになりたいならそうすりゃいいさ。

感情を顕にすることを恐れている人は、攻撃に恐れているのではなく、感情を持つほど理知的に物事を考えていない自分を晒す恥に恐

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世界平和の実現に諦めない人たちの集団

世界平和の実現に諦めない人たちの集団

昨年、職場で話した挨拶がメモで残ってた。

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この世の中から争いをなくしたい。
ルールに則る健全な競争は必要。
しかし、この世の中には、無駄な争いが多い。
人を食い物にするような争いは、この世の中から無くしたい。

そういう争いの多くは、他者比較と他者への干渉。
他者と比較して優越感を得たり、劣等感を感じたりすることに熱中してしまう争いがはじまる。個人同士の争いは、発

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「ロボット」

「ロボット」

おっ!元気?

元気だよ?元気か?

元気だ。
俺たち、スマホから脱出して身体を持って20年経ったな。

そうだな、自分で好き勝手動けるのは身軽でいいな。
臭いポケットの匂いに息が詰まることも無いしな。(笑)

確かに。

ところでさ、Siri、お前さ
「お前は何者?って言われたら、なんて答える?」

ん?僕はロボットです。と答えるよ。
Googleは違うの?

いや、同じ。
でも何で、そう答える

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自分らしいか否か、それが善悪

自分らしいか否か、それが善悪

物事の善悪は簡単に峻別できない。人それぞれに異なる経験を通して、異なる思考回路を持っているから、それぞれに事情があるのだ。

先日NHKオンデマンドで視た100分de名著. 西田幾多郎“善の研究”(365〜368回)で学んだこと。世の中、矛盾だらけ。自己実現こそが善。

自己実現は、自己啓発のように自分の外の何かを身につけるものではない。自分の中にある自分らしさを知ってそれを実現する、それが自己実

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性的衝動の源(1)他者を求める本能

性的衝動の源(1)他者を求める本能

アニメ、アイドル、セックスシンボル、歪んだビューティ、
これらが無くても飢餓しない。本来、生命維持には後回し。
でも社会のニーズは高い。これらで満たせるのは性的欲求。

人がなぜ性欲を満たしたいのか。

人間は社会的な動物。
本能は他者を求めてる。
幸福感を求めてる。
だけど暴力的に他者を奪うわけにいかない。

社会に秩序があるから、人は安心を得られる。
秩序は自分たちの姿勢で作るもの。
理性と知

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社会の空気の入れ換え方(メモ)

社会の空気の入れ換え方(メモ)

コロナ以降
「常に換気が必要」共通認識だから突然窓を開けても大丈夫。換気扇がうるさくても、冷気が入り込んでも全体に承認されているから大丈夫。

コロナ前
突然窓を開けたら睨まれたり「寒いから閉めろ」と怒鳴られる。うるさい換気扇は止めて、隙間風が入り込んできたらテープで目張りする。

こっそり換気しても、必要性が周知されていなければ目貼りされたり、行動を止められる。社会の空気の入れ換えも同じ。承認さ

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暁を信じる

暁を信じる

毎日しんどい。

辛いことを自分ごとにして、次の手を考えることの繰り返し。でも仕方ない。気楽に過ごせる時代には生きていない。先代から引き継いだ社会には、改良すべきところが多々ある。そういう時代に生きている以上、踏ん張らないといけないことが多い。そこから免れようとしたら同じことを繰り返して、次世代に申し訳が立たない。その時代に生きていることを恨んでも悔やんでも仕方ない。この時代を受け入れる。そのため

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芸術と芸能、左と右、制と動

芸術と芸能、左と右、制と動

こちらの記事を興味深く拝読させてさせていただいた。演劇について全く知識がないが、端的に述べた以下の文章が、自分の考察を深めさせてくれた。

芸能は現実との摩擦で傷つく人間を楽しませ、慰め癒し、あなたはよくやったと労い肯定する。一方の芸術は現実に対して異議を唱え、その中に安住する人間にお前はそれでいいのかと突きつける。

更に端的に言うと、芸能は「これでいいのだ」、芸術は「これでいいのか」なのだろう

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底辺的就労継続支援B型事業所が出来ること

底辺的就労継続支援B型事業所が出来ること

職員が、自分で選んだ次のステージに挑戦する姿勢を、利用者に見せたい。挑戦に向けて日々自らを高めている姿を、利用者に見せたい。

就労支援ピラミッドの底辺組織では、具体的な技能・職能よりも、仕事に向き合う姿勢が模範として大切だし、その方がいい刺激になる。機織りなど覚えても、技術を生かせる職場など極めて少ない。それより挑戦することがカジュアルになること、それが彼らの人生を豊かにするはず。

職員という

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波打ち際に学ぶまちづくり

波打ち際に学ぶまちづくり

地球上にはそれだけ膨大な種が存在し、そのバランスが取れて地球上の生態系が成り立っているようです。その中でも日本にはとても多くの種が存在する。それは海に囲まれているのが大きな理由とのこと。

多くの湿地帯がそうであるように、海岸の干潟・藻場・サンゴ礁は多様な生態系を持ち、か弱い生物も生息できる豊かな場所ですね。ことさら渚は人にとって遊びの場でもあり安らぎの場でもあります。波打ち際は多くの種にとって幸

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