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#小説の書き方
【「組み合わせ」がキーワード】斬新とリアリティーの両立を意識しよう(2012年11月号特集)
組み合わせの妙 「興味がわく。好奇心がかきたてられる」ものには、必ずどこかに「新しさ」があります。
たとえば、今年の本屋大賞にランクインした小説を見ると、三浦しをんの『舟を編む』は辞書編纂の編集者が『大渡海』という辞書を完成させるまでの話。三上延の『ビブリア古書堂の事件手帖』は鎌倉の古本屋の店主、栞子さんが古本を巡る謎を鮮やかに解いていくミステリー。
辞書も古書店もそれ自体は驚くようなもの
あなたは誰ですか? <小説の書き方>
登場人物のことをずっと考えています。
主要なキャラで名前は浅利といいます。犯人役です。
この人物の素性や行動、その動機が、今考えているミステリの鍵を握っているというか、浅利さえキャラが定まればプロットが固まる気がするのです。
言わば【浅利待ち】の状態です。
だから頭の中で浅利氏に問いかけています。
あなたはどんな人なのか?
なぜあんな犯罪を起こしたのか?
何か隠していることはないか?
や
【ハリウッド映画の3幕構成から考える】小説におけるあらすじと設定の考え方(2017年11月号特集)
見切り発車で書き出したが、実際に書いてみたら設定として無理があった、成り立たなかったでは書いたことがむだ。3幕構成で構成の仕方を学ぼう!
その前に、設定とあらすじを考える 構成を考える前に、あらすじと設定を考える。頭の中で想像して話を膨らませ、実際にあらすじを書いてみる。舞台設定や登場人物についても具体化する。
このとき、登場人物が実際にいる人物のように動き出し、話もどんどん膨らみ、あなた
【「謎」を生み出す難しさ】ミステリー小説の神髄(2012年9月号)
宗家は本格推理 「謎」のあるエンターテインメント小説はすべてミステリーとしてくくり、推理色の強い「推理小説」と、謎解きは主眼ではない「サスペンス」とに分けてみました(表1参照)。
推理小説の筆頭格は「本格推理」です。
「本格推理」は密室殺人や不可能犯罪などを扱う謎解きプロパーの小説で、別名パズラーと言われるものです。
「本格推理」の名付け親は甲賀三郎で、「純正探偵小説論」(大正15年)
【これでアイデアには困らない!】日常のすべては創作に通ず(2018年12月号特集)
漫然と暮らさない。創作する目で探る。 書くネタは、見つけようとしないと見つからない。アンテナを立てると言うが、創作する目で日々探すことが肝要だ。
集めるネタは、あなたの心に引っかかったものならなんでもいい。
「【年輪の幅が広いほうは南側】はウソ」のような「へえ」という事実でもいいし、意見や分析結果、真理、名言でもいい。また、うまい言い方だという表現もチェックしよう。中には、真偽の不確かなも
小説を書きたい初心者の方へ~5つのテンプレートでスラスラ書ける~
初心者のうちは「書きたいことがたくさんあるのに上手くまとめられない」という方が多いものです。
頭に浮かんだアイディアを他人に伝わる文章にする。これ、慣れないうちはなかなか難しいですよね。
ここでは「何から書けばいいのかわからない」という方に向けて、5段階のテンプレートをご用意しています。まずはフローチャートに沿って、自分に必要なのはテンプレートのどの段階なのかをチェックしてみましょう。
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