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2020年8月の記事一覧

♯035 子供を追い込む親たち

♯035 子供を追い込む親たち

「子供を追い込む親たち」というタイトルで一冊、本がつくれてしまうのではないかと思うほど、子供に関する相談において、「親が子供を追い込んでいるなあ」と感じられるエピソードは多いです。

しかし、お話をうかがっていくと、親自身もまた追い込まれている、という事実が見えてきます。本noteではそのことについて、弊社の経験も含めて考えてみたいと思います。

子供を追い込む親たち「子供を追い込む」といってもい

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少女漫画の原点!リボンの騎士から見るセクシャルマイノリティの魅力を語ってみる

少女漫画の原点!リボンの騎士から見るセクシャルマイノリティの魅力を語ってみる

今回は手塚治虫の代表作のひとつ
少女マンガの大古典ともいえる『リボンの騎士』をご紹介します

少女ストーリーマンガの原点
日本のストーリー少女漫画の第1号であり日本中の女の子を虜にしたと言われる傑作をちょっと深堀りしてみます。

少女マンガの金字塔
手塚治虫が「少女マンガ」と聞くと「あれ?」って
思うかも知れませんが実は当時の少女漫画を描いていたのは、
女性漫画家ではなく男性漫画家たちだったんです

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フェミニズムが求める自由と猿の惑星

上野千鶴子の評価できる点は、フェミニズムの本質を言語化してくれるところである。

私はフェミニズムが男との平等を求める思想である以上に、自由を求める思想だと思っています。平等より、私は自由がほしかった。性的な身体の自由はとりわけ重要なものだと思っています。それを結婚によって手放すなんて、考えただけで恐ろしいくらいです。

恋愛はエゴイズムの闘いですよね。独占欲をあからさまに示すのは、人間らしいエゴ

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男の性欲は汚い性欲、女の性欲はきれいな性欲

この疑問の答えは簡単で、女の主観では男の性欲は汚い(正しくない)性欲、女の性欲はきれいな(正しい)性欲ということになっているからである。

15年前に「論理より情緒」と訴えた本がベストセラーになったが、フェミニズムも女の情緒=猿的本能の寄せ集めであり、論理的整合性とは無縁である。したがって、(雌猿に)なぜ?と問うこと自体が無意味なのである。

女は男よりも上の存在であり、女には男を一方的に品定めし

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アニメ業界の低賃金は手塚治虫のせい…ではない

アニメ業界の低賃金は手塚治虫のせい…ではない

宮崎駿監督が、手塚治虫先生が亡くなったとき、この批判を展開し、さもそれが定説のようにされてきましたが。何年も前から反証を挙げて疑問を呈する人(愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt))は、いくらでもいました。にも関わらず、宮崎駿監督の信者はそれを聞き入れませんでしたけどね。ようやく、まとまった記事として、こんなのが出ました。

だいたい、アニメ業界人自

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地方の“エセ”ブランディングを根絶していきたい。

地方の“エセ”ブランディングを根絶していきたい。

こんにちは、桜井です。

地方でマーケティングの仕事をしていると、「ブランディング」「ブランドづくり」という言葉がとても広義に使われていることを実感しています。

今日は地方でのブランドづくりにはびこる“エセ”ブランディングについて書いてみたいと思います。

ちなみにWikipediaではブランディングをこう定義しています。

(Wikipediaより)
ブランディング(英: branding)と

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安倍総理が辞任してもなお発狂するアベガーをみて

最近読みやすく整えたのばっかり書いてたから、たまには読みにくいままの文章でも書いておこう。だからこれは読みにくいし、読める人は少ないと思う。

安倍総理が辞意を表明された。アベガーの人たちは逮捕されるまでアベガーを続けるらしい。どうしても生贄にしないと気がすまないんだろうな。

アベガーやフェミニストって「安倍政権」や「女性を害する言葉や創作物」を無くせば女性の地位が爆上げした理想の社会になるって

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仏教的「萌え」考察

序 「萌え」とは何か。いわゆるオタク文化の中から生じた、誠に複雑怪奇な概念である。しかし、特に何の疑問もなく用いている概念でもある。むしろ、最近はあまり声高に言及されることも少ないように思われ、「エモい」「尊い」というような新語に取って代わられた感すらある。

 さりながら「萌え」とは何か。このようなことを考えるきっかけをくださったのはうえぽんさん(@s_uepon)である。事の始まりは、うえぽん

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【萌え絵は内在的にミソジニーを含んでいる】は本当か?

【萌え絵は内在的にミソジニーを含んでいる】は本当か?

8月26日女子高生フェミニストピッピちゃんがtwitter上で投げかけた
「表現物はミソジニーを内包している」という発言はたいへん興味深いもので彼女の元にはまあ多くの批判が集まる事となったワケでして。。。こんばんは空気の読めないホイルですw

さてソコで僕も一つ温めていた事を便乗して語っていこうとツイツイしてみました。以下はツイートをまとめたものなので『もう読んだよ~』って方はごめんやで~。

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山田太郎議員と野党

先日総理が辞任を表明しましたが私が扱うのは表題ですよ。

さて、前回山田太郎議員について書きましたが今回はその続き。

山田議員が選挙時にネットでの活動を駆使したことはまだ記憶にとどめられているかと思います。そして、それを(私もそうですが)「普段政治的な発言はTwitterでしてないけど」という、いわゆる普通のオタクが盛り上げたというのが印象的でした。

私の常々の疑問として、野党や支持者の方々の

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浮世に描かれた橋 ~土木の視点から

浮世に描かれた橋 ~土木の視点から

太田記念美術館では2020年10月10日~11月8日に「江戸の土木」展を開催しました。近年、土木工事によって造られた地形や構造物に、マニアックな楽しみを見出す人たちが増えています。また東京では、(延期になってしまいましたが)オリンピックを見据えてさまざまな再開発や工事も盛んに行われています。

考えてみると、東京のルーツである100万都市・江戸は、江戸城の普請や、埋め立てにより土地を造成、橋や上水

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自分も安楽死したいから安楽死認めろって人、本人がメンヘラやガイジ多いんですが、こういう人は大概が親が嫌いだったって言ってるのも趣があるんですがあなたを産んでしまった親もまた悲劇だったと思いますし可哀想…みんなが不幸になる前に児童期に行政でガイジ支援プログラム必要ですよ…

よそ者から見た田舎町

よそ者から見た田舎町

■「団地ゾンビ」

・・・ガコンッ。  
工作機械が急停止する音に驚き目を閉じた。

早く『アンドン』を鳴らして、監督者に機械の異常を知らせなければ・・・後ろから「あああっ!!!」という誰かの叫び声が聞こえる。

・・・きっと疲れていたんだと思う、ありえないミスをしてしまった。工場からの帰り道、肩を落として歩いていると均等に並んだ人工物の塊が目に入る。

ここにはもう十数年住んでいるのだが、未だに

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