記事一覧
「地獄」も言葉でできている
「地獄は一定」という『歎異抄』に出てくる有名な言葉がある。解釈の仕方は様々だが、五木寛之は自著『大河の一滴』でこのように説いた。
「救いがたい愚かな自己。欲望と執着を断つことのできぬ自分。その怪物のような妄執にさいなまれつつ生きるいま現在の日々。それを、地獄」
生きる人すべて、皆、地獄にいるというのだ。
「生き地獄」という言葉があるが、それに近いニュアンスを感じる。
人間という生き物は、数秒の
労働をモラトリアム的に思考してみた
物質的な豊かさでは満足できない職場での人間関係や人脈形成、今後のキャリアパスやスキルアップ。人生は不確実性が高いから面白い、というものの「労働」や「お金を稼ぐこと」にうんざりしてしまう時がある。
「世界史を大きく動かした植物(PHP研究所)」によると、縄文時代の先人たちは「労働」をして「富」を築くという概念を持ち合わせていなかったとある。
豊かな自然環境を背景に、重労働をせずとも腹いっぱいの食
This is mareeba
about me・北陸の小さな港町出身
・都内私立大学法学部を卒業
・休学ワーキングホリデーでオーストラリアでの生活を経験
・テレビ業界を齧った出版業界人
僕 × モラトリアム上京に伴い親元を離れ、知らない土地での一人ぼっちの戦いの代償は、夜の静けさの中で人知れず襲ってきた。
向けるべき熱量の矛先が分からずじまいで、「バカやって笑って疲れて寝る」という単調な生活の日々。同じようなライフスタイル
「publishing」×「moratorium」
創立において
クリエイティブの道を志す人々が情報共有できるプラットフォームを作るため、私たちは動き出します。
同じような境遇にいる人々の考え方に触れたい。リアルでは繋がることができない価値観の人に出会いたい。「悩める人間」は新鮮な情報、独特な情報を渇望しているものです。かつ、「悩める人間」の悩みは一口に表現できないことの方が多い。人間の感情は複雑で、抽象的な情報物質が頭の中をうごめいているからです