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終活ブームに潜む危険・納骨堂など形態変化 お墓編その16
お墓の形の変化に潜む危険 納骨堂
最近は、敷地の権利(永代使用権)を買って石の「お墓」を作る以外に
ビルのなかに、納骨用のケースがあって中でグルグル回る搬送式
ロッカーのように小さい空間に納骨するロッカー式
簡単な花壇のような場所に筒や袋にご遺骨をいれて納骨する樹木式・合祀式
これらの問題点を独断と偏見で述べさせてもらいます。
搬送式と呼ばれるビルになっていてお参り場所に石のプレートが現れるタイ
終活ブームに潜む危険・ネットを使ったお墓さがしの実態 お墓編その14
お墓紹介サイトと石材店の関係
皆さんは「お墓」を購入するさいに、インターネットで霊園紹介のホームページを利用したりしますよね?
色々、情報も豊富でお墓を探すにも便利です。
でも、なんでこの石材店から霊園の資料が届くのだろうと疑問に思った方もいるでしょう。
これは、その霊園紹介サイトを運営している会社の手数料の仕組みと関係します。
紹介サイトの収入減は広告掲載料(トップページに石材店お薦めの霊園を
終活ブームに潜む危険・指定石材店はなぜあるのか? お墓編その12
指定石材店制度、石材業界独特のしくみ
石材店が殿様商売をしているのは、指定石材店制度があるからではないか?
と個人的には思っております。
※指定石材店とは何か
⇒霊園開発に出資した石材店で販売権を得ている石材店です。
なぜなら、一度霊園に申込を入れたら最後、この指定石材店制度と霊園ごとにある石材組合によって、事実上石材店を選択できなくなるからです。
それでは、何故最低価格まで取り決めが出来
終活ブームに潜む危険・石材業界は衰退? お墓編その11
石材店の市場規模を知る
墓石業界の市場規模は、ここ数十年で半分まで縮小しております。
2000年代 約4500億円
2015年 約2500億円
最近は、1700億円とも言われております。
市場規模が縮小、つまり顧客単価が下がった理由は簡単で
1、退職金を多く貰っていた世代が減ってきた。
2、少子化、核家族化でお墓の規模が小さくなった。
3、宗教感も薄れて、石のお墓以外の選択肢が増えた。
今後、
終活ブームに潜む危険・墓地の根拠法 お墓編その7
お墓にまつわる法律のはなし
お墓は、墓地、埋葬等に関する法律というのがあります。
(以下e-Govより条文抜粋)
第一条 この法律は、墓地、納骨堂又は火葬場の管理及び埋葬等が、国民の宗教的感情に適合し、且つ公衆衛生その他公共の福祉の見地から、支障なく行われることを目的とする。
第二条 この法律で「埋葬」とは、死体(妊娠四箇月以上の死胎を含む。以下同じ。)を土中に葬ることをいう。
2この法律で「火
終活ブームに潜む危険・霊園チラシで石材店が決まるルール お墓編その10
石材店の集客 <チラシの仕組み>
今のアナタは、なんとなく終活ブームで「お墓」を買おうと考えていました。
なにげに新聞の折り込みチラシにたまたま近所に霊園オープンのチラシが入る。
「どれどれ暇だしちょっと勉強がてら見に行ってみるか、限定や先着で見るだけでも、割引券や粗品をくれるし」と、こうなると石材店のカモネギです。
そういう霊園の新聞折り込みチラシには、2種類あります。
石材店が独自にデザインし
終活の落とし穴・筆者の思い。
筆者の理想とする「お墓」
石材店に勤めて20年以上、石材業界の元資格保持者(現在失効)
取り扱った顧客数は約1万件、在職当時に疑問に思った石材店の常識、世間の非常識を書いていこうと思います。
永代使用料と永代供養料、何が違うのだろう?
指定石材店制度が何故あるのか?
寺院墓地と民間霊園の差はなんだろう?
この高い石に価値はあるのだろう?
一般の方にはピンとこない終活ブームで脚光を浴びている「お墓
終活ブームに潜む危険・お墓の引越し(墓じまい) お墓編その8
お墓のお引っ越し 墓じまい
お墓を買う理由の一つに、田舎にあるお墓を移す墓じまいというのがあります。
これを、石材店では改葬(かいそう)と呼びます。
石材店にとっては、一粒で二度美味しいお客様です。
なぜなら撤去工事の受注、新規墓石契約が確実に望めるからです。
お墓の引っ越しをする際に注意する点は、
今までの墓石が使用できるか?(大半の霊園では持込墓石は不可です)
ご遺骨の受入先を確保しないと、
終活ブームに潜む危険・民間がやってる霊園て大丈夫? お墓編その6
霊園の収入減が予想できるわけ。
最近は、終活ブームでさまざまなタイプのお墓が販売されてます。
ただの筒に入れるだけで60万円の樹木式などをネットやチラシで見かけたりします。
管理費なしの永代供養料13年分だけの負担だったりします。
では、13年以降の霊園に必要な費用は誰が負担するのか?
それは、他の区画を買った方が負担する形になります。
★霊園の水道光熱費や管理棟の負担は一体誰がするの?
終活ブームに潜む危険・永代使用料てなんだろう? お墓編その4
お墓の土地代といわれる永代使用料てなに?
墓地を購入する際に、永代使用料(俗にいう墓地の土地代)を支払います。
この永代使用料とはいったいなんでしょうか?
その場所に「お墓」を建てて土地を利用するだけのとても弱い権利です。
一般的に家を建てる土地を買うと所有権が移転しますが、墓地の永代
使用料を払っても土地の名義人は変わりません。
この永代使用権は譲渡や担保に入れることもできません。
つまり、い
終活ブームに潜む危険・民間霊園開発の資金 お墓編その3
石材店が販売している民間霊園の開発
民間霊園の開発の流れ
①墓地開発を専門にしている開発業者が適当な広さの土地を探す。
↓
②開発業者が、経営主体となる宗教法人を探し出してきて、石材店に出資を募り、石材店は売れるかどうか判断し開発業者と工事委託契約をし前金を支払う、正式オープン時に残金を払う。(このため指定石材店制度が必要)
↓
③開発業者は、金銭が集まったら経営主体の宗教法人をセッティング、土
終活ブームに潜む危険・原価と販売価格の差 お墓編その2
お墓は原価が安いのに、あんな販売価格が高いのか?
その謎の一つがお墓を建てる霊園の種類にあります。
そもそも、お墓を建てる墓地とは?
1、都や市町村が経営している俗にいう「公営墓地」
2、お寺が経営する俗にいう「寺院墓地」
3、石材店が実質経営している「民間霊園」
の3タイプがあります。
それぞれの購入方法ですが、
「公営墓地」→空き区画が少ないので抽選による(無い自治体が多い)
例として
終活ブームに潜む危険・お墓編
終活といって真っ先に何が浮かぶでしょうか?
そのうちの一つが、お墓の心配ではないでしょうか?
かつて石材業界にいた者の視点で、お墓を購入しようとしている方や民間霊園て大丈夫?と思われている方の不安や疑問を解消し、
「お墓」購入の無駄な支出を少なくして、ゆとりある愉しい人生が送れるよう参考情報を伝えてまいります。
では、「お墓」とはいったいなんでしょう?
簡単に言うと、御影石(花崗岩)を加工した石の