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終活ブームに潜む危険・指定石材店はなぜあるのか? お墓編その12

指定石材店制度、石材業界独特のしくみ


石材店が殿様商売をしているのは、指定石材店制度があるからではないか?
と個人的には思っております。
※指定石材店とは何か
   ⇒霊園開発に出資した石材店で販売権を得ている石材店です。
なぜなら、一度霊園に申込を入れたら最後、この指定石材店制度と霊園ごとにある石材組合によって、事実上石材店を選択できなくなるからです。
それでは、何故最低価格まで取り決めが出来る指定石材店制度が問題にならないか?
それは、独断と偏見で申し上げると単純に問題にならないくらい「お墓」の市場規模が小さいからです。
おおよそ標準的な民間霊園(実質石材店が運営している)は、1000から2000基ですから、疑問に思う人も少ない。
なんとなく腑に落ちないが、そういうものなんだろうと思われてる方もいることでしょう。
それに、法律上も特段不当なことがなければOKという判断です。
争われたこともないので、多分今後も指定石材店制度は続くでしょう。
霊園は選べても、買う石材店は事実上選べません。
「お墓」を買うときはこのことを頭の片隅に置いてください。

いつもの一言。
「お墓を生前に買うなら、生きてるうちに思い出をつくりましょう。」
大切な人との時間は「お墓」を買っても得られません。









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