如月ぴえ

ノンセクのライター。ずっと一人だ!と絶望を抱えながらも、友情結婚の婚活をしたり、旅行を…

如月ぴえ

ノンセクのライター。ずっと一人だ!と絶望を抱えながらも、友情結婚の婚活をしたり、旅行を楽しむ日々を送る。今は、ひとやすみ中。 ※ノンセクシャル 恋愛感情あるが、性的欲求は抱かない。

記事一覧

セクマイを題材に創作するということ

 Twitterでおそらくアセクシャルの登場人物が出てくるマンガが話題になっている。悲しい気持ちになったり、傷つけられたり、不快な思いをした人もいた。私もその一人であ…

如月ぴえ
3年前
4

台湾の香りを思い出す

 台湾が好きだ。毎年、二回は台湾に行かないと気が済まない。最後に行ったのは、2019年の10月なのでもう一年以上行っていない。気が狂いそうだ。  お茶のスタンドがどこ…

如月ぴえ
3年前
5

逃げ恥に失望した話

 逃げるのは恥だが役に立つをみて失望した。たぶん私は逃げ恥に期待しすぎていたんだと思う。もちろん、色々な生き方があるとか、子育てが大変だという描写を人気俳優でや…

如月ぴえ
3年前
6

停滞ともやもやと

 なんだか停滞してしまった。会社の帰り、電車の中で、宝石商リチャード氏の謎鑑定を読んでいたら、こんなにきれいな世界があるのに、私は何をしているんだろうと突然すべ…

如月ぴえ
3年前
1

恋愛感情を手放したら楽になった話

 私は恋愛がしたいノンセクだ。いつかどこかでノンセクを受け入れてくれる人と出会って、恋愛がしたい。その願いをずっと持ち続けて来た。けれど、私はノンセクを受け入れ…

如月ぴえ
3年前
9

コロナ禍で風邪を引いたら

 いつもは自分の書きたいことを書き連ねているだけのこのノートだが、これだけは色んな人に読んでもらいたい。   最初に結論を言うと、熱が出たときに、診てもらえる家…

如月ぴえ
3年前
2

金持ちに憤りを覚える同級生の話

 高校のとき、仲の良かった友達がいた。Sは、とても失礼な言い方をすると、あまり理性的な話し方をしない。少し早口で子どもっぽいというか少し舌足らずな話し方をする。…

如月ぴえ
3年前
3

女性が働きやすい職場に要注意!!

 突然だが、女性が働きやすい職場と聞いて何を思い浮かべるだろうか?育児休暇が取りやすい?時短勤務ができる?男性も育児休暇を取っている?子育て中の先輩がたくさんい…

如月ぴえ
3年前
1

経験してない癖にと言ってはいけない

 ある人が何かを発言したときに、たとえその人が経験してない事象だったとしても、経験してない癖にと揶揄してはいけない。もちろん、その人の考え方や勉強不足を批判する…

如月ぴえ
3年前
1

文章が書けるようになった原点の話

 私は、文章を書くのが好きで、文章を書くことを仕事にしたいと思っている。でも、高校生になるまで文章が全く書けなくて、文章を書くのが大嫌いだった。読書感想文はどう…

如月ぴえ
3年前
1

初めて文フリに出たときのこと

 2018年の11月、私は初めて文フリに出た。ノンセクを理解してくれると思っていた彼に振られたショックでメンタルを相当やられていた。文章を全く書けなくなっていたけれど…

如月ぴえ
3年前
5

いじめ被害者の私が一番許せなかったこと

 私は小学校の後半、いじめに遭っていた。クラス全員に無視されるのは、まだ楽な方だった。本でも読んでれば好きに過ごせたし、行事などは適当にさぼっていれば良かった。…

如月ぴえ
3年前
2

派遣が全然使えない話

 最初に断っておくけど、全ての派遣社員の話ではない。私の会社に来ているごく少数の話だ。他に適当な言葉が見つからないので、派遣ということにしておく。  私の仕事を…

如月ぴえ
3年前
12

正論が欲しいわけではない

 ノンセクを初めて理解してくれたと思っていた、彼と連絡が取れなくなって、メンタルがやられていた頃、私は友達と会うことができなくなっていた。彼のことを友達に聞かれ…

如月ぴえ
3年前
4

筆を折った話

 数年前、私は一度、ライターとして筆を折り、noteやブログも書かなくなっていた。  当時、私はあるサイトで、本名名義で不定期にドラマ批評を書いていた。必死に書いて…

如月ぴえ
3年前
4

結婚する?しない?ついに出した結論

 ノンセクシャル(恋愛感情はあるけど、性的行為が無理)な私はずっと、結婚するかしないかについて悩んで生きて来た。通常の婚活をしてみたり、もはや無法地帯と化した友…

如月ぴえ
3年前
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セクマイを題材に創作するということ

セクマイを題材に創作するということ

 Twitterでおそらくアセクシャルの登場人物が出てくるマンガが話題になっている。悲しい気持ちになったり、傷つけられたり、不快な思いをした人もいた。私もその一人である。

 ただこれが原因で、セクマイを題材にした創作を書くことを避ける風潮が生まれてはいけないと思う。取材をしたり、勉強をして下調べをする必要があるし、実在のことをテーマにするなら誰かを傷つけるかもしれないという心構えが必要だ。

 

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台湾の香りを思い出す

台湾の香りを思い出す

 台湾が好きだ。毎年、二回は台湾に行かないと気が済まない。最後に行ったのは、2019年の10月なのでもう一年以上行っていない。気が狂いそうだ。

 お茶のスタンドがどこにでもあって、私の好きなミルクティーやフルーツの入ったお茶が飲み放題だ。

 適当に入った店のスープも美味しいし、小籠包はいくらでも食べれる。水餃子も美味しすぎる。もちろんチャーハンも美味しい。夏のマンゴーたっぷりのふわふわのかき氷

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逃げ恥に失望した話

 逃げるのは恥だが役に立つをみて失望した。たぶん私は逃げ恥に期待しすぎていたんだと思う。もちろん、色々な生き方があるとか、子育てが大変だという描写を人気俳優でやるのは社会的に意義があることだと思う。このドラマを観て救われたという人もいると思う。なので、これから書くことは一意見として受け止めてもらえば幸いだ。ファンとはいえ、マンガは数冊しか読んでいないドラマ版にファンであることも最初に断っておく。

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停滞ともやもやと

 なんだか停滞してしまった。会社の帰り、電車の中で、宝石商リチャード氏の謎鑑定を読んでいたら、こんなにきれいな世界があるのに、私は何をしているんだろうと突然すべてが嫌になった。今日は東京でコロナ感染者が500人以上出たのに、電車でマスクしていないどころか、酒を飲んでいる人までいる。会社では一日中マスクをして、会社では、派遣社員のくだらないもめごとの仲裁をしている。大切な人に自由に会えないのに、私は

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恋愛感情を手放したら楽になった話

 私は恋愛がしたいノンセクだ。いつかどこかでノンセクを受け入れてくれる人と出会って、恋愛がしたい。その願いをずっと持ち続けて来た。けれど、私はノンセクを受け入れてくれる人だと信じていた人に、手ひどく裏切られ、食べ物の味がなくなり、人を信じられなくなった。その経験から、もう恋愛をするのはやめたい、手放したいと思うようになった。

 裏切りから二年経ってやっと気持ちが落ち着いた私は、友情結婚の相談所に

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コロナ禍で風邪を引いたら

 いつもは自分の書きたいことを書き連ねているだけのこのノートだが、これだけは色んな人に読んでもらいたい。 

 最初に結論を言うと、熱が出たときに、診てもらえる家の近くの医療機関(主に内科)を調べておいた方がいい。休診日もあるので、できれば複数だ。私はこれを調べていなくて、今回少し大変だった。

 突然だが、喉が痛くて咳が出たらどうするか。いつもなら適当に薬を飲んで早く寝るか、数日症状が続いたら会

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金持ちに憤りを覚える同級生の話

 高校のとき、仲の良かった友達がいた。Sは、とても失礼な言い方をすると、あまり理性的な話し方をしない。少し早口で子どもっぽいというか少し舌足らずな話し方をする。私はSがあまり成績が良くないんだろうと思っていたら、あとでSの成績を知って驚いた。国語が得意な上、努力家で暗記が必要な科目は、ほとんど満点だった。Sの暗記用ノートは、覚えるべき単語でびっしりと濃い筆跡で埋め尽くされていて、さながら狂気のよう

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女性が働きやすい職場に要注意!!

 突然だが、女性が働きやすい職場と聞いて何を思い浮かべるだろうか?育児休暇が取りやすい?時短勤務ができる?男性も育児休暇を取っている?子育て中の先輩がたくさんいる?残業が少ない?

 私が働いている会社も、就職説明会で上に上げたような話があった。私は何となくそういう会社なら、有休がとりやすくて残業も少ないんだろうなと思って、就職した。当時から、ノンセクを自覚していたので、子どもを産むビジョンは全く

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経験してない癖にと言ってはいけない

 ある人が何かを発言したときに、たとえその人が経験してない事象だったとしても、経験してない癖にと揶揄してはいけない。もちろん、その人の考え方や勉強不足を批判するのは構わないと思う。でも、経験していないということを批判してしまうと、全ての人が経験していないことを何も発言できないし、ひいては何もできないということになってしまう。

 少し乱暴な例えであるが、例えば出産経験のない女性や男性が産婦人科の医

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文章が書けるようになった原点の話

 私は、文章を書くのが好きで、文章を書くことを仕事にしたいと思っている。でも、高校生になるまで文章が全く書けなくて、文章を書くのが大嫌いだった。読書感想文はどうしても書けず、親に書いてもらっていた。

 でも、私は、小学生のときから、国語は得意で、本を読むのが好きだった。それでも、なぜか文章を書くことを褒められたことはなかった。自分でも何で本を読むのが誰よりも早いのに、文章を書けないのかわからなか

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初めて文フリに出たときのこと

 2018年の11月、私は初めて文フリに出た。ノンセクを理解してくれると思っていた彼に振られたショックでメンタルを相当やられていた。文章を全く書けなくなっていたけれど、彼との思い出をきちんと振り返ろうと思って、彼に長い手紙を書くような気持ちで長い長い文章を綴り、「キスなんていつでもできると思っていた-ノンセクシャルの私と恋愛-」というタイトルをつけ、ノートやはてなブログに書いていた短いエッセイを添

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いじめ被害者の私が一番許せなかったこと

 私は小学校の後半、いじめに遭っていた。クラス全員に無視されるのは、まだ楽な方だった。本でも読んでれば好きに過ごせたし、行事などは適当にさぼっていれば良かった。エスカレートしてきて、階段の一番上から突き落とされそうになったり、耳元で大声で叫ばれるようになったり、机の上に「死ね」と彫刻刀で掘られたりしたので、身の危険を感じて、途中から学校に行くのをやめた。唯一参加した卒業式も、一人だけワンピースを着

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派遣が全然使えない話

 最初に断っておくけど、全ての派遣社員の話ではない。私の会社に来ているごく少数の話だ。他に適当な言葉が見つからないので、派遣ということにしておく。

 私の仕事を、身バレしない程度に、ざっくり言うと、大量に書類が届いて、それに対して支払いを行うという業務をしている。

 社員が7人、派遣社員が7人、パートが3人いるそこそこ大きなチームだと思う。二年前に部署編成があって、私より年上の派遣社員がたくさ

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正論が欲しいわけではない

 ノンセクを初めて理解してくれたと思っていた、彼と連絡が取れなくなって、メンタルがやられていた頃、私は友達と会うことができなくなっていた。彼のことを友達に聞かれるのも嫌だし、何か聞かれて平静でいられなかった。友達は家庭があったり、それぞれ充実しているように見えた。幸せそうな友達の話にまざるのが耐えられなかったというのもある。

 会えなくなったのには、きっかけがある。友達数人で会ったとき、彼の話を

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筆を折った話

 数年前、私は一度、ライターとして筆を折り、noteやブログも書かなくなっていた。

 当時、私はあるサイトで、本名名義で不定期にドラマ批評を書いていた。必死に書いていたけれど、書いてはヤフーコメントで批判された。この人はこの程度でいくらもらっているのかとか、くだらないコメントも溢れていた。原稿が掲載されると嬉しいのだが、それと同時に批判されるという恐怖もつきまとっていた。今思うと、批判されるくら

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結婚する?しない?ついに出した結論

 ノンセクシャル(恋愛感情はあるけど、性的行為が無理)な私はずっと、結婚するかしないかについて悩んで生きて来た。通常の婚活をしてみたり、もはや無法地帯と化した友情結婚の掲示板で活動してみたり、色んなことをしながらずっとずっと悩んできた。

 そして、私はついに友情結婚の相談所に登録することにした。出来たばかりの頃に説明会に参加したことはあったが、まだ結婚したいかわからないからという理由で入会せず、

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