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誰にも届かないかも、くらいのほうがむしろいい。
あれは、昭和から平成に切り替わる頃でした。お昼のテレビ番組の中で関根勤があるスポーツ選手のモノマネをしていたのを、私ははっきりと覚えています。それはジャマイカの「カー」という名前の陸上選手のモノマネでした。
誰も知らないモノマネ。当然ながら、それが本人に似ているかどうか誰にもわからない。
そのテレビ番組は、全日本人が知る国民的なお昼のバラエティ番組で、スタジオにお客さんを入れた公開収録の生放送
アフター・ザ・自己実現。未来予想図の先へ。
長い間追い続けていた将来の夢が、とっくの昔に叶っていた。
ずっと悩んでいた問題が、実はすでに解決していた。
もしそんな事が起こったらどうですか?最高ですよね。
それ、ほんとに最高かな?
いや、やっぱ最高だよな。
私は1978年生まれの43歳です。WEBディレクター、マーケターです。
子供の頃から美術や漫画や映画や音楽などが好きで、そのようなことを生業にできる将来を夢見て、新潟のクソ過疎地で育ち
長尾スエオの自己紹介
以前書いた「誰にも届かないかも、くらいのほうがむしろいい。」という記事が、たくさんの方に読んでいただいているようなので、その記事からこの記事にリンクを張ることで、ついでに私の自己紹介も読んでもらおうという魂胆でこれを書いています。ようこそ。
はじめまして。長尾スエオです。
私は新潟県に住んでいる40代の男性です。
「長尾スエオ」は仮名です。
職業はWEBマーケティングとか、WEBディレクターと
素敵なオフ・ザ・ウォール
YOUTUBEのブルーノートのチャンネルに、ウッドベース弾き語りでマイケル・ジャクソンの「OFF THE WALL」をカバーしてる人の動画をたまたま観て、とても良かったので紹介します。これです。
関連動画で出てきた、別の人の「OFF THE WALL」です。こちらはギターの弾き語りです。上手です。
もう一個。これもめっちゃ良い。
原曲を知らない人のために、本家です。どうぞ。
いつ聴いても、
愛とか恋とか、別にしなくていいから。
この動画の人は、ジュディス・バトラーっていうアメリカの哲学者です。
ジェンダーとセクシュアリティー研究の専門家です。
女性や男性といった性別は、社会的な要請によって後天的に役割として決められるものである、という説を唱えているようですね。生まれた直後から、この人生で演じなければいけない役を与えられる、というニュアンスでしょうかね。
生まれたばかりの赤ちゃんは、最初は男性でも女性でもない、という事
日本語のラップはHIPHOPの文脈だけで語れないほどの豊かさをすでに持っているってことがこの鎮座DOPENESSの動画を観たらわかるだろ?
2016年の動画です。秋田県で行われた野外フェスの時の様子だそうです。
私はこれがすごく好きで、飽きずに何度も見てるんですが、これはもうアメリカのHIPHOPの日本ローカライズというレベルでは無くて、日本の話芸の最先端みたいなところにあるアートフォームのような気がしているのです。
【観た】「聖なる鹿殺し」/ヨルゴス・ランティモス監督
邦題の「聖なる鹿殺し」。いいタイトルですね。「ごろし」のところが良いです。ごろし系のネーミングは凄みがありますね。「鬼ごろし」とか「騎士団長殺し」とか「女殺油地獄」とか。
「聖なる鹿ごろし」。一回でいいので、声に出して読んでみていただきたい。「ごろ」の箇所は巻き舌で、目はできる限り大きく見開いた状態で発声してみて下さい。おねがいします。
2017年の冬にイギリスで公開されカンヌで脚本賞を受賞した
【読んだ】「棘」/フェルディナント・フォン・シーラッハ
ある博物館に展示された「棘を抜く少年」という大理石像。その展示室をたった1人で23年ものあいだ監視し続けた警備員が犯した奇妙な犯罪。
今から10年前、2011年に発売された「犯罪」というタイトルの短編集に収録されている10ページくらいのとても短い小説です。読み終わるのに10分もかかりません。
私にとって、この短い小説はとても印象深く不思議な魅力をもった作品です。さっき10年ぶりに読んだので感想文