#読書感想文
「ニュータイプの時代」を読んで感じた自分の日常に対する違和感
2019年4月に出版されたニュータイプの時代を今更ながら読んだ後、自分の職場の周りに21世紀型のニュータイプがいるかどうか思いを巡らせたが、自分も含めて一人もいなかったことに驚愕した。
オールドタイプは顕在化している課題について対処する一方、ニュータイプはそもそもの課題を発見する。
オールドタイプは論理性を皆と同じ正解を探すが、ニュータイプはありたい姿を構想しながら未来を創り出す。
オールド
親鸞の歎異抄を読んで現代に生まれて良かったと感じる
「南無阿弥陀仏(ナムアミダブツ)と唱えれば善人・悪人に関わらず誰でも極楽浄土に行ける」「ただし極楽に行けるかどうかは仏次第。自分自身で決められることではない」という簡易で明快な思想の下、鎌倉中期以降に浄土真宗を急速に読に広めた親鸞。
当時は現世で生きることが辛く、せめて死後の世界が良いものであるようにと望む者が多かったからこそ普及したのだろう。
現代でも死後の世界について信じる者はいるものの、
「死人は無敵だ」論と坂口安吾の「堕落論」から見る、「27クラブ」「ダブリンの市民」そして「春琴抄」について
1.「死人に口無し」の別の意味について
(かなり古い漫画の話題で恐れ入ります)高橋留美子作の漫画「めぞん一刻」の序盤で、主人公の五代裕作がこんな独白を行ったシーンがあった。
アパートの管理人、音無響子に一目惚れをした五代裕作。自分の最大の恋敵は現在生きている者ではなく、故人である音無惣一郎氏であったことを知った時の独白である。
音無惣一郎氏が生きていれば、音無響子が一緒に生活をするにつれ嫌な
「ネット興亡記 敗れざる者たち」を読んで起業のヒントを学ぶ
今となっては大手となったIT企業の起業当初の秘話や、日本ではどうやって・誰がインターネット産業を作ってきたのか、が学べる名著「ネット興亡記」を読んだ。
サイバーエージェント、インターネットイニシアティブジャパン、楽天、NTTドコモのi-mode、Yahoo! JAPAN、ソフトバンク、ライブドア、LINE、mixi、アマゾンジャパン、Facebook日本法人、メルカリ、USEN、GMO、そしてこ
「シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント」の名言をまとめてみた
著者の過去ツイートがまとめられた本であり、短文の箴言が並べられた本である。以下、名言だと思った箇所を記載しておきたい。
https://www.sunmark.co.jp/detail.php?csid=3979-5
なお、以下リンクにて全文が無料で公開されています。
https://www.sunmark.co.jp/book_files/pdf/978-4-7631-3979-5.pdf