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中国の不動産市況の低迷が金融危機を引き起こす可能性はほぼない、という論文を読んだ
https://www.saa.or.jp/dc/sale/apps/journal/JournalShowDetail.do?goDownload=&itmNo=40662
このところ、NASDAQも史上最高値を更新し、日経平均株価も史上最高値近辺で推移している中、潜在的な金融危機のリスクは世界のどこかで存在しているのだろうか。
その潜在的なリスクの震源地として、中国は考えられないだろうか。
AIが人類を滅ぼすかも知れないというAI脅威論は現状心配しなくてもいい、という見解
https://twitter.com/JosephJacks_/status/1728510229133119644
AI(人工知能)が人類に脅威を及ぼすというAI脅威論は古くから存在する。
その脅威論が具体化された形で表現されているのが映画「ターミネーター」に出てくるロボットたちであり、映画「2001年宇宙の旅」のHALなどである。漫画で言えば火の鳥の未来編に出てくる「ハレルヤ」も該当する
憎しみの連鎖を断つ方法は、相手を許すことではなく、相手の家系を絶やすことだという身も蓋もない事実を歴史から学ぶ
最近、小学生の息子が世界史や日本史に興味を持っていることをきっかけに、歴史関連の書籍を一緒に読むようになった。
そこで気づいたのは、冒頭の美しいガンディーの名言とは裏腹に、相手を許して争いを終結させたケースは少なく、逆に相手の一族を根絶やしにしたことで争いが終わるケースが多い、ということだ。
際たる例は豊臣一族を滅亡させた徳川家の例だろう。豊臣一族を根絶やしにすることで憎しみの連鎖を断ち、徳川
証券アナリストジャーナル読後メモ:AI / IoTは経済構造をどう変えるのか 柳川範之
https://www.saa.or.jp/journal/eachtitle/pdf/taikai_161201_1.pdf
証券アナリストジャーナルを2010年頃からずっと購読している。著名な学者そして経営者の貴重な講演や論文を閲覧できることができ、大変勉強になっている。年会費18,000円は維持コストとして高い、という声も周囲でよく聞くが、月にならせば月額1,500円である。月一回の外食を
「君たちはどう生きるか」は「何者かになりたい」と考えるモブキャラこそが読むべき名著
宮崎駿が原作・脚本・監督を行った映画「君たちはどう生きるか」と全く同じタイトル(ただし内容は全く違う)の名著、吉野源三郎著の「君たちはどう生きるか」を読んだ。
自分の子供用に買ったのだが、子供がまだ全く読む気配を見せていないので先に自分がこっそり読んでしまった。
この著作は題名の通り、どう生きるべきか(How)について書かれた本である。
一方で、何をすればいいか(What)となぜ生きるか(W
フィンテックカンファレンス、LendIt 2019に参加した時の記録
2019年4月、米国・中国・欧州で毎年開催されていたフィンテックカンファレンス、LendItに参加した当時の記録が残っていたので以下に記載したい。当時からすでに5年近く経っているものの、結論そこまで大きくフィンテックをとりまく状況は変わっていないのではないか、と思える。
それもそのはず、当時「フィンテックが既存の金融機関を置き換え、脅かす」と言われていた脅威論は今となってはほぼ消え、「確かにフィ