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洋上風車の国内市場規模、厚板鋼板需要増について

以下、上記の日経記事から、洋上風力発電関連の市場規模を学ぶ上で勉強になった箇所と、そこから導出できる数字について抜粋しておきたい。

  • 政府は国内での洋上風力の新規案件の目標として30年までに計1000万キロワット、40年までに3000万〜4500万キロワットを掲げる。

  • 1000万キロワットは風車約600基分に相当する。

  • つまり、40年までに1800基〜2700基の風車が新たに建設される見通しである。

  • 風車1基あたりに鋼材は数千トン必要となるが、この風車用の厚板は、高い水圧や地震にも耐えられるよう、100ミリメートルの厚板が必要となる(船舶用や建設機械用の厚板は40〜50ミリメートル)。

  • この厚板の国内生産は、足元で年間約700万トンであり、洋上風車向けには新たに年20万トンの厚板が必要になるとのこと。


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