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技術系スタートアップ支援のプロが選ぶ、これから伸びる技術系スタートアップ6社

技術系スタートアップ支援のプロが選ぶ、これから伸びる技術系スタートアップ6社

変化する国内のスタートアップ環境日本のスタートアップの資金調達額は、2021年上半期だけで3245億円と、5年前の同じ時期の約3倍に増加しています(スタートアップ情報を提供する「INITIAL」公表のレポートより)。起業後進国とも言われてきた日本ですが、こうした盛り上がりも追い風となって、起業数は今後も増加していくことが予想されます。

スタートアップは起業してから売上が上がるまでに長い時間が掛か

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東北大学スタートアップアルムナイ公式noteをスタートします!

東北大学スタートアップアルムナイ公式noteをスタートします!

「東北大学スタートアップ・ユニバーシティ宣言」のインパクト

「東北大学スタートアップアルムナイ」は2020年10月に東北大学が発表した「スタートアップ・ユニバーシティ宣言」に基づき、ベンチャー・スタートアップ業界に縁のある東北大OBOGを中心に立ち上げられた有志による組織です。

これまでの東北大学において「ベンチャー」や「スタートアップ」といった企業への就職や、起業といった選択肢は一般的ではな

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スタートアップの質問箱 ― チームで揉めると、代表なのに丸め込まれてしまう

スタートアップの質問箱 ― チームで揉めると、代表なのに丸め込まれてしまう

HAX Tokyoチームがスタートアップが抱える悩みに回答する企画をスタートします。

今回のテーマは、多くの経営者が感じるであろう「チームで揉めた時、いつも丸め込まれてしまう」という悩み。自分の会社のはずなのに、なぜか議論に勝てない。そんな悩みの背景には、スタートアップが成長する過程で対応していくべき変化が潜んでいました。

まずは「丸め込まれる」理由を考える――「チームで揉めた時、自分が代表な

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試作から量産に移るときに知っておきたいこと

試作から量産に移るときに知っておきたいこと

ネット通販で購入した電子部品やマイコンボードを使って簡易的な試作品を手作業で開発するというのは、ハードウェアスタートアップの世界でもよくあることです。

しかし、お手製の試作品と工場での量産品には異なる点が多々あります。また、量産できたとしてもビジネスが成功するわけではありません。成功の可能性を高めるためには、量産する前の準備に時間をかけることも重要です。

数個の試作品を経て、量産が視野に入った

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SaaSスタートアップのプロダクト開発(シード〜シリーズA編)

SaaSスタートアップのプロダクト開発(シード〜シリーズA編)

カミナシでCOOをしている河内です。
カミナシでは、現場で働くノンデスクワーカー向けにSaaSプロダクトを提供しています。

2020年6月にリリースしたプロダクトの導入社数は右肩上がりで伸び続けており、毎日数十万件のデータが紙の代わりにモバイルで提出されるまでに成長しました。

SaaSスタートアップの成長ステージを
1. Product-Market-Fit期(プロダクト価値の検証)
2. G

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立ち上げ時に数百億円を調達するバイオベンチャーはどのように作られるのか?

みなさん、こんにちはANRI 宮崎です。

ここ最近のnoteで研究開発型スタートアップに投資している米国を代表するVC ARCHを取り上げていました。ARCHの主要投資家であるBob NelsenのキャリアやARCHの投資哲学などいくつか記事がありますので、興味のある方はそちらもどうぞよろしくお願いいたします。今回は分子生物学分野のリサーチインターン生に、ARCHが巨額の資金調達を行うバイオテッ

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半年に一度の新産業共創イベントがやってくる件

半年に一度の新産業共創イベントがやってくる件

Industry-Up Day Spring 2022がやってくる。2/24開催だそうです。

こんにちは。泉水です。
私は2020年から2021年にかけて、1年間SUNDRED社にて「新産業共創スタジオ」というものに関わっていました。

この活動は端的に言えば、新しいパラダイムの中で社会をより良いものにしながら大きな価値を生み出し、成長を遂げていく為には、個人や個社といった既存の枠組み、そこから

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【Carstay創業メンバー取材Vol.2.5】私は"はたらくを楽しむ"ためにエンジニアになった

【Carstay創業メンバー取材Vol.2.5】私は"はたらくを楽しむ"ためにエンジニアになった

前回のエンジニア牧野のインタビュー記事では、彼女がCarstayに参画した理由や、これからどんな世界を作りたいか?をうかがいました。

そこで、今回のnoteでは、未経験からエンジニアになった経緯や、それまでの人生のストーリーについてエンジニア牧野に語ってもらいました!

スタートアップに興味があるエンジニアの方、キャリアに悩んでいるすべて若者にオススメの記事です✍️

前回のインタビュー記事はこ

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QPS研究所が,シリーズBにて約10.5億円の追加資金調達を実施

QPS研究所が,シリーズBにて約10.5億円の追加資金調達を実施

資金調達情報
調達額:約10.5億円

ラウンド:シリーズB

募集方式:第三者割当増資

調達先:未来創生3号ファンド
    SMBC日興証券株式会社
    みずほ成長支援第4号投資事業有限責任組合
    UNICORN 2号ファンド投資事業有限責任組合
    おおいた中小企業成長ファンド投資事業有限責任組合
    大分VCサクセスファンド 6 号投資事業有限責任組合

調達年月:20

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創業7年で上場企業G入りするスタートアッ
プの話(フレンバシーとユーグレナのM&A)

創業7年で上場企業G入りするスタートアッ プの話(フレンバシーとユーグレナのM&A)

本日2022年2月1日、僕が創業した株式会社フレンバシーは、東証1部上場の株式会社ユーグレナの完全子会社となりました。

2015年に起業してから7年。今思えば、恐るべき無知さと無防備な状態でスタートしました。自分の力不足に悩みながら、いろんな方々に応援してもらって、なんとかこれまで生き延びてきたというのが実情です。

スタートアップとしての挑戦は一旦ここでひと区切り。これからは自社の成長だけでな

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今週の急成長スタートアップ: Pesto, VendorPM, NachNacho, TempMee, Lula–2022年2月7日

今週の急成長スタートアップ: Pesto, VendorPM, NachNacho, TempMee, Lula–2022年2月7日

Headlineグループでは、いくつかのデータソースを利用して急成長しているスタートアップをデータに基づいて探し出す検索エンジン「EVA」を自社開発しています。この記事ではHeadline USのNicolas von Blottnitzが毎週EVAを通じて発見したスタートアップについてまとめている記事の翻訳を紹介します。原文はこちら。

私たちは毎週約5,000社のスタートアップ企業を見ています

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米トップファンドPolychainやEthereum, Polkadot創業者Gavin Woodなどから25億円の資金調達をしました。

米トップファンドPolychainやEthereum, Polkadot創業者Gavin Woodなどから25億円の資金調達をしました。

Astar Networkは米国クリプトトップファンドであるPolychainをリード投資家に迎え、Crypto.com Capital, Alameda Research, Alchemy Ventures、個人投資家にはEthereum, Polkadotを創業し、Web3という言葉自体を業界で一番最初に提唱したGavin Wood氏、プロサッカー選手の本田圭佑氏、Quantstampの創業者

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スタートアップ・ファイナンス・ランチを開催しました!

スタートアップ・ファイナンス・ランチを開催しました!

こんにちは!NEXTユニコーン経営サロンです。
先日スタートアップ・ファイナンス・ランチ〜IPOやM &Aについて〜を開催いたしました。

【登壇者】
・株式会社i-plug CFO 田中 伸明氏
・株式会社ミラティブ CFO 伊藤 光茂氏
・freee株式会社 CSO 武地 健太氏
・ブリッジコンサルティンググループ株式会社 CEO 宮崎 良一氏(モデレーター)
・株式会

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シリーズA前後のスタートアップにおけるリアルな7つの課題

最初にこの記事は、現在スタートアップを経営する中で試行錯誤しているポイントに赤裸々に書いているだけであり、何ら解決の糸口を提供を目的とするものではありませんので、その前提で読んで頂ければ幸いです。

207社の現状2022年の1月31日を持って5年目に突入した207社ですが、2021年2月5日現在の正社員数は役員含め8人、業務委託の数を合わせると30名の組織です。2021年の10月に5億円のエクイ

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