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独立系ベンチャーキャピタルANRI(anri.vc)によるアカウントです。 スタートアップの資金調達や、気になるニュースの紹介を中心に情報発信をします。 起業相談・資金調達のご相談はこちら⇨http://anri.vc/contact.php お気軽にご連絡ください。

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    • Make the Future AWESOME

      ANRIは、「未来を作ろう、圧倒的な未来を(Make the Future AWESOME)」をビジョンに掲げて投資・支援をおこなうベンチャー・キャピタルです。 本連載では、量子コンピューターや気候変動、ロボットなどのディープテックと呼ばれる最先端の技術や研究、それらが解決すべき社会的課題から「圧倒的な未来」を考えていきます。 人類が抱える問題に向き合う研究者や起業家、投資家などのインタビューを通じて、私たちの未来を紐解いていきましょう。

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    Spinout Playbook 日本語版(後編)

    ANRIの宮﨑です。前編に続いての後編になります。前編同様、翻訳の許諾を得ておりますので、安心してお読みください。 以下の原文も是非お読みください。 5. Spin Outの準備について TTOは、provisional patent出願後に、興味を持つ可能性のある企業等に対して発明のマーケティングを開始することがよくあります。「公正でオープンなアクセス」を確保し、non-provisional applicationの出願前に商業的な興味を知るためにTTOはリサーチする

      • Spinout Playbook 日本語版(前編)

        ANRI宮崎です。スタートアップの資金力やエコシステムの強さにおいて、現時点で米国が先行していると思っています。同じ英語圏のイギリスでも下記のようなものが最近ニュースにもなっており、言語による壁ではないと思っております。 大学から研究者がスピンアウトしてスタートアップを作る時に、各種の契約や株主構成を決める必要があり、後戻りできないものが沢山あります。弊社のnoteでも知財等での話を書いてはいますが、アメリカのFiftyYearsというアーリーステージVCがまとめた記事があ

        • 起業家のエネルギーの渦を巻き起こす「ANRI VORTEX」

          こんにちは!ANRI 広報の興梠です。 先日、ANRIの新投資プログラム「ANRI VORTEX」の開始を発表いたしました! 今回は、ANRI 代表パートナー 佐俣アンリと ANRIのベンチャーキャピタリストであり、VORTEXの企画・運営担当 丸山太郎に、どのようなプログラムなのか、なぜ始めることにしたのか、その想いなどをインタビューいたしましたので、よろしければご覧ください。 ひとりでも多くの起業家にチャレンジしてほしい ー2023年2月にANRI初の投資プログラムで

          • 【補助金シリーズ】令和5年度予算のスタートアップ向け注目政策【補正予算だけじゃないんです】

            ANRIの元島です。先日ぬるっと解説した補正予算に続き、通常予算でも引き続き様々な施策が打たれていますので、これからの応募シーズンが始まるにあたって(一部年明けから募集開始されていますが)、ざざっとチェックしていきましょう。 1.根拠となる政府方針以前にも書きましたが、補助金申請にあたって、政策の元となる文書は目を通しておくとよいです。本年で言うと下記2つでしょうか。さっと目を通すだけでも年末から年始にかけて、ちゃんと書いてある通りに進んできているのがわかります。一度決めた

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            大学発ベンチャー1000社計画を振り返る

            ANRIの鮫島です。いま再び脚光を浴びるDeepTech領域に代表される大学発ベンチャー。岸田政権の追い風もあり、大学発ベンチャーへ投資するVCも増加しています。一方で、日本は20年前の2001年に経済産業省が大学発ベンチャー1000社計画を発表し、官民あげて大学発ベンチャーを支援したが大きな成功には至りませんでした。当時を振り返りながら今の大学発ベンチャーの現状を考えてみたいと思います。 大学発ベンチャー1000社計画とは 経済産業省が2001年に発表した、大学発ベンチ

            研究者を志す学生の皆様へ、研究周辺領域の情報収集のすすめ

            こんにちは、ANRIの榊原和洋です。 私は研究者が自分の最も幸せな場所で輝いていてほしいという思う人間で、研究者のキャリア関連の記事を書かせていただいております。前回は若手製薬企業の研究者に焦点を当てた記事を書きましたが、今回は研究者を志す学生の方々に向けた研究周辺領域の情報収集のすすめを書かせていただきます。 はじめに 何故研究周辺領域の情報収集を勧めるかといいますと、それが①皆さんのキャリアの可能性を広げるから、であり、②研究と世の中の接続、研究者の価値を再認識できる

            ANRI Summary of 2022

            こんにちは!ANRI 広報の興梠桂子(柴沼)です。 2022年も残り数日!ということで、今回は、ANRIの今年一年の投資実績やトピックなどを振り返りましたので、よろしければご覧ください✨ 2022年ANRI新規投資について 今年は、新規投資にて39社とのご縁があり、投資支援させていただきました! これからも「起業家に寄り添い、起業家と共に挑戦し続ける」ことを大切に、積極的に創業期の企業へ支援して参ります。 ANRI ファンド設立について ファンドとしては、2つのファ

            研究者が起業を考えるタイミングと起業パターンについて

            ANRIの宮﨑です。 先日、2022年の分子生物学会に参加いたました。会場が広すぎて、また、規模が大きすぎて、もう少し準備して臨めばよかったと反省しております。来年は神戸で分生が開催されるとのことで、そちらも参加してみたいと考えています! さて、学会含めてお会いする研究者の方々とお話していると、どのタイミングで起業とか事業化とか考えたらいいのでしょうか、というお話によくなります。タイミングとかは非常に難しく一概には言えない、というところなのですが、いくつかの起業するパターン

            【デカい】スタートアップ予算関連1兆円!?ゆる解説【R4補正予算】

            こんにちは。ANRIの補助金の人こと元島です。ごく少数ながらマニアックに刺さっている方がいらっしゃるようで何よりです。どんどん補助金活用していきましょう! 今までは補助金全般の話をしてきましたが、今回は先日とんでもない補正予算が閣議決定されていたのでゆるく見ていきます。補正予算事業は突然短期間の公募があるので心の準備が大切です! 令和4年度第二次補正予算でスタートアップ関連予算が1兆円?11月8日に今年の補正予算が閣議決定しました。国会審議は11月末までを予定ですが、概ね

            ある大学発ベンチャーと歩んできたロード 第47章

            ANRIの鮫島です。これまで弊社のファンドでは、40社以上の大学や研究機関発ベンチャーに投資実行し、良い事も悪い事も含めて沢山の苦楽を起業家のみなさんと共にさせていただきました。今回は、その中でも特に思い出深い、大学発ベンチャー社長Aさん(彼)とのおもひでをぽろりと綴りたいと思います。Aさんとの日々を振り返ると、高い山の頂上に向かって上昇と下降を繰り返しながら螺旋状に歩んできたような気がします。いけるかもしれないという希望と、やっぱ難しいかもという絶望が繰り返される感覚でした

            若手製薬企業研究者は今何を思い、バイオベンチャーをどう見るか

            こんにちは、ANRIの榊原和洋です。 今回は製薬企業に勤めている若手研究者が現職についてどう感じており、バイオベンチャーをどのように見ているのか、簡単なアンケートの結果をもとにまとめてみたいと思います。①研究者がより幸せな環境で研究するため、②バイオベンチャーが研究者とマッチングしやすくなるための学びが少しでもあればと思います。 はじめに~研究者とバイオベンチャーの幸せなマッチングを願う~ 個人的な考えとして、研究者の皆様には①安心でき、②ワクワクする場所で研究をしていた

            中国のバイオテック事情を覗いてみた

            こんにちは、ANRI 宮﨑です。 バイオスタートアップが活発な環境として、米国、特に東海岸のボストンや西海岸のベイエリアが一線を画しているのは間違いない事実だと思っています。少し前までは、人材獲得競争も激しく、そして研究開発を進めるラボスペースが殆どない、といった声も上がっていました。ボストンやベイエリアがこのような進化を遂げている一方で、「他のところではどんなことになっているのだろう?」と思い、リサーチインターンのXさんと一緒に少し調べてみたのが中国のバイオテック領域のス

            ディープテック×D&I オフィスアワーを開催して〜理想と現実と希望と

            こんにちは、ANRIの@nashi_budoです。 先日、女性研究者・起業家や女性特有の問題を解決する研究・事業に取り組む起業家の方々を対象としたオフィスアワーを開催しました。今回のオフィスアワーは、ANRIとして精力的に取り組んでいるD&I推進活動の一貫として企画しました。このnoteでは、ANRIがD&Iオフィスアワーを行う理由と実際に開催して得た気付きをお話しできればと思います。 私自身、工学系の博士課程に在籍しており、アカデミアのダイバーシティの欠如、それゆえのマイ

            ANRI投資先 選出企業11社ご紹介|週刊東洋経済「すごいベンチャー100」 2022年版

            こんにちは!ANRI 広報の柴沼です。 先日、週刊東洋経済による「すごいベンチャー100」2022年最新版(2022年9月17-24日合併特大号)が公開され、ANRI投資先が11社選出されました🎉 今回選ばれた11社をご紹介させていただきます! 現在、急成長を遂げている注目企業!採用中の企業も多数ありますので、ご興味ある方はぜひご連絡ください📩✨ スポーツDreamstock サッカーチームと選手をつなぐプラットフォーム / 世界55各国で利用されるアプリ「DSFootb

            【私の奨学金の使い道】 給付型奨学金「ANRI基礎科学スカラーシップ」

            こんにちは!ベンチャーキャピタル ANRIでは、毎年、給付型奨学金「ANRI基礎科学スカラーシップ」を行なっております。(※現在、第5期募集中!) 今回は、ANRIの奨学金をどのように役立てていただいているのか、ANRI基礎科学スカラーシップ第4期に採択された、九州大学大学院の篠田あかりさんにご紹介いただきます。ぜひ、応募のきっかけやご参考にしていただけたら嬉しいです! こんにちは! 「ANRI基礎科学スカラーシップ」第4期生の篠田あかりです。 今回は私が奨学金をどのよう

            世界最大の脱炭素特化型ファンド: Breakthrough Energy Venturesの成り立ちから最新動向まで

            こんにちは!ANRIで蓄電池や脱炭素関連のリサーチをしているインターンのATです。今回はこれまでの記事でも少し触れてきた、世界の脱炭素領域の投資を語る上で避けては通れないBreakthrough Energy Venturesを深掘りします。 近年米国の脱炭素関連スタートアップが大型資金調達やIPOした際にBill Gates氏らの名前と共に紹介され、存在感を高めているBreakthrough Energy Venturesですが、その成り立ちや運営体制、また投資金額や社数と