記事一覧

海外送金の手数料・スピードの記録-2(SMBC信託銀行→海外・USD15000程度)

先日テスト送金した100ドルが数分で到着したので、少しまとまった金額を送ることにしました。200万円くらいですね。かかった費用は送金金額にかかわらず前回と同じでした。…

まる
1年前
1

海外送金の手数料・スピードの記録(SMBC信託銀行→海外・USD100程度)

金融はグローバルとはいえ、個人の海外送金には様々なハードルが立ちはだかります。 ・送金銀行手数料が高い。 ・到着するまで中継手数料や着金手数料がわからない ・条件…

まる
1年前
3

住信SBIネット銀行の外貨定期に異変?

ドルの利上げに伴って外貨預金の金利も上昇を続けてきました。住信SBIの金利提示はものすごく正直というか、マーケットレートに対してフラットな値付けをしているなという…

まる
1年前

卵と鶏

「マーケティング」とはあまり関わりがない世界でいままで働いてきたので、マーケティングについてゆっくり考えた事がなかったのですが、マーケティングがいかに大きな役割…

まる
1年前
5

トレンドフォロー。勝ち馬に乗る。うまくいっているものを育てる。

生物の進化は「頑張って」できるものではない。狙って進化できるなんて考えるなどおこがましいにもほどがあるのだ。生物は種の生存のために多種多様な突然変異を生み出し、…

まる
2年前

先制点を入れたほうが7割勝つ。

「逆境に打ち勝つ」、「不可能を可能に変える」、「変革者」、「最下位からトップへ」。よく目にするストーリーだが、すべてフィクションだと思った方がいい。ダメなものが…

まる
2年前
1

マンション市場定点観測

過去1-2年で不動産価格が以上に上昇した感のある東京都心マンション市場。数年前自分が買ったマンションもおそらく市場価格では最低10%、うまくいけば20%位は上がってい…

まる
2年前
4

政治家タイプと官僚タイプ

民間の営利企業で働いているといろんなタイプの社員がいることに気づく。その中で優秀で仕事ができる人達には政治家タイプと官僚タイプがいるように思う。政治家タイプは、…

まる
2年前
2

会社で恫喝された話(もうひとりいた)

思い出したら腹が立ってきたんだけど、実はもう一人恫喝されたことがある。これもまたメガバンク。もしかしてメガバンクってヤバイ人ばっかいるのかな? 時は過ぎて2015年…

まる
2年前
2

会社で恫喝された話。

2008か2009年くらいだったと思いますけれども、あれはとある合弁会社で働いているときでした。とあるメガバンクと外資系の合弁でフロアにはそれぞれの会社からの人たちが一…

まる
2年前
1

在宅勤務(WFH)について再び考える

かれこれ2年近くも在宅勤務を続けています。おそらく私はコロナが終息してもフルタイムでオフィスに戻ることはなさそうなので、これから在宅環境とは長い付き合いになるか…

まる
2年前
2

自分で翔べない人間はコンピューターに仕事を奪われる—1986年にこう書いている「思考の整理学」外山滋比古

「もっと若い時に読んでいれば」とのPOPで2008年ころから売れているらしい本書、最初のコラム「グライダー」を読んで、ああこれは本当だ35年以上前の本だが全くって本質を…

まる
2年前

グレート・レジグネーション!

Great Resignatin。なんだかコロナ下ではやっているらしい。米国の労働省の統計では400万人が2021年7月に離職し、かつ一方で1090万件の求人が募集中のままだとのこと。しか…

まる
3年前

映画通がこぞって高評価する「バグダッド・カフェ」があまりにつまらなかった話。

今でも印象に残る映画がある。それが「バグダッド・カフェ」だ。なぜなら全編を通してみることができないほど退屈だったのに、素直につまらないと言えなかった自分の自信の…

まる
3年前
18

金利ではもう稼げない

こんなおいしいビジネス、誰だってやりたいだろう。でも誰でもできるようになったらもう儲からないってことだよね。そう、金を貸すっていうビジネス。日本でははるか昔にゼ…

まる
3年前
3

人間は変わらない。成長はする。

定期的にやってくる仕事への無関心、猛烈な倦怠感。心底面白くないが惰性で動いている。でも惰性だ。私は本来成長することに重きを置いている。成長を定義するとするならば…

まる
3年前
4

海外送金の手数料・スピードの記録-2(SMBC信託銀行→海外・USD15000程度)

先日テスト送金した100ドルが数分で到着したので、少しまとまった金額を送ることにしました。200万円くらいですね。かかった費用は送金金額にかかわらず前回と同じでした。

ただし、到着するのに数時間かかりました。月曜のほぼ朝イチ(9時ころ)で送金指示をSMBC信託で出したのですが、DBSへの到着は夜でした。確認したのは22時すぎでした。18時ころに確認したときはまだ到着していなかったです。

何が理

もっとみる

海外送金の手数料・スピードの記録(SMBC信託銀行→海外・USD100程度)

金融はグローバルとはいえ、個人の海外送金には様々なハードルが立ちはだかります。
・送金銀行手数料が高い。
・到着するまで中継手数料や着金手数料がわからない
・条件が多い。(金額や送金先についてなど)
・そもそも取り扱いしてない銀行もある

海外旅行に行ったり、海外サイトでの買い物だけならクレジットカードを使えばいいわけですから、正直海外の銀行口座に送金する機会って確かにそもそもあんまりないのかもし

もっとみる

住信SBIネット銀行の外貨定期に異変?

ドルの利上げに伴って外貨預金の金利も上昇を続けてきました。住信SBIの金利提示はものすごく正直というか、マーケットレートに対してフラットな値付けをしているなという印象を持っていました。

一か月物が1.00%!? これまでは1か月物のドル預金は2.5%~3%位はあったと思うのですが、1%にまで下がりました。その代り6か月と1年ものは4.6%とそれなりに高金利です。ここは以前にチェックしたときからお

もっとみる

卵と鶏

「マーケティング」とはあまり関わりがない世界でいままで働いてきたので、マーケティングについてゆっくり考えた事がなかったのですが、マーケティングがいかに大きな役割を担っているかということをひしひしと感じています。

マーケティングは知名度と信頼感を醸成するアートだと思っています。「こうすれば、必ずこのような結果が出る」というものではないからです。特に一般消費財ではないB2Bの世界では、ターゲットとす

もっとみる

トレンドフォロー。勝ち馬に乗る。うまくいっているものを育てる。

生物の進化は「頑張って」できるものではない。狙って進化できるなんて考えるなどおこがましいにもほどがあるのだ。生物は種の生存のために多種多様な突然変異を生み出し、環境の変化にたまたまうまくマッチした変異種が繁栄するという過程を繰り返してきた。なるべく絶滅しないために。おそらくキリンが首を伸ばそうという意思をもって何世代も首を頑張って伸ばしてきたから生き残ったなんてあるわけない。たまたま首長いのと首短

もっとみる
先制点を入れたほうが7割勝つ。

先制点を入れたほうが7割勝つ。

「逆境に打ち勝つ」、「不可能を可能に変える」、「変革者」、「最下位からトップへ」。よく目にするストーリーだが、すべてフィクションだと思った方がいい。ダメなものが一夜にして最高になるというのは、人の感情に訴える手法だが現実にはなかなか起こらない。

野球でもサッカーでも、先制点を取ったほうが7割の確率で勝つ。つまり、先制点が入るまでが最も緊迫した真剣勝負なのだ。そのあとは、先制点を取った方が心理的に

もっとみる
マンション市場定点観測

マンション市場定点観測

過去1-2年で不動産価格が以上に上昇した感のある東京都心マンション市場。数年前自分が買ったマンションもおそらく市場価格では最低10%、うまくいけば20%位は上がっているような気がする。別の観点から見れば、買い替えようと思っても高くて買えないのだ。高い、というより「無い」という方が正確である。

年を重ねるとしがらみが増え、生活拠点を変えるハードルが高くなる。学校、税務署、引っ越しのコスト、様々な手

もっとみる
政治家タイプと官僚タイプ

政治家タイプと官僚タイプ

民間の営利企業で働いているといろんなタイプの社員がいることに気づく。その中で優秀で仕事ができる人達には政治家タイプと官僚タイプがいるように思う。政治家タイプは、ビジョンを語り人当たりが良くて目立つ成果を上げることにこだわる。その代わり実務とか現状認識が甘かったりする。官僚タイプは、現状に即した現実的な方法で着実に改善を図るけど、変革を起こすようなタイプではない。

不思議だが、バランスの取れたタイ

もっとみる
会社で恫喝された話(もうひとりいた)

会社で恫喝された話(もうひとりいた)

思い出したら腹が立ってきたんだけど、実はもう一人恫喝されたことがある。これもまたメガバンク。もしかしてメガバンクってヤバイ人ばっかいるのかな?

時は過ぎて2015年くらいだったでしょうか。私もまたメガバンクの一員として働いてはいたものの、プロパーじゃないし海外部門だったのでドドメ色の国内部門の人とはなんか雰囲気が違う、スマートな感じで働いていました。ああ、ここ悪くないかもと思いかけていたその時で

もっとみる
会社で恫喝された話。

会社で恫喝された話。

2008か2009年くらいだったと思いますけれども、あれはとある合弁会社で働いているときでした。とあるメガバンクと外資系の合弁でフロアにはそれぞれの会社からの人たちが一緒にいるような状態でした。私はその会社に入りたての若造だったので、どちらのカルチャーも特に持ち合わせていないのですが、形式的には一応外資系サイドだったのと、マインド的にも勝手に自分は外資系だと思っていた節がありました。

ある日営業

もっとみる
在宅勤務(WFH)について再び考える

在宅勤務(WFH)について再び考える

かれこれ2年近くも在宅勤務を続けています。おそらく私はコロナが終息してもフルタイムでオフィスに戻ることはなさそうなので、これから在宅環境とは長い付き合いになるかもしれません。最初はいろいろ文句を言っていた在宅環境も自費で積極的に整えた結果、今ではなかなか気に入っています。慣れとは恐ろしいもので、明日から会社に来てくださいと言われたらものすごくストレスに感じるはずです。

在宅勤務の良いところは、時

もっとみる
自分で翔べない人間はコンピューターに仕事を奪われる—1986年にこう書いている「思考の整理学」外山滋比古

自分で翔べない人間はコンピューターに仕事を奪われる—1986年にこう書いている「思考の整理学」外山滋比古

「もっと若い時に読んでいれば」とのPOPで2008年ころから売れているらしい本書、最初のコラム「グライダー」を読んで、ああこれは本当だ35年以上前の本だが全くって本質を捉えている。時代が進んでもテクノロジーを生み出す人間の裏側の試行錯誤や苦悩には、本質的な変化はない。なぜなら生物としての制約があり、睡眠をとり、食事をとり、集中力と注意力をコントロールし、運動をしなければ人間の体は上手に乗りこなせな

もっとみる
グレート・レジグネーション!

グレート・レジグネーション!

Great Resignatin。なんだかコロナ下ではやっているらしい。米国の労働省の統計では400万人が2021年7月に離職し、かつ一方で1090万件の求人が募集中のままだとのこと。しかも、仕事を辞めている人は30-45歳の間で増え、20-25歳の間では減っている。自分の世代ではないか。そして、毎日仕事を辞めたくてしょうがなくなっている!!他人事ではない!ただ、もちろん家族もいてやめられないし、

もっとみる
映画通がこぞって高評価する「バグダッド・カフェ」があまりにつまらなかった話。

映画通がこぞって高評価する「バグダッド・カフェ」があまりにつまらなかった話。

今でも印象に残る映画がある。それが「バグダッド・カフェ」だ。なぜなら全編を通してみることができないほど退屈だったのに、素直につまらないと言えなかった自分の自信の無さに情けなさを感じるからだ。いまでもあの映画は全部通してみていない。

あれは大学生のころ。映画館に行かずともTSUTAYAで借りて好きなだけ映画が見れる、いい時代になったなぁと思っていたころ。VHSからDVDに切り替わりつつあるくらいの

もっとみる
金利ではもう稼げない

金利ではもう稼げない

こんなおいしいビジネス、誰だってやりたいだろう。でも誰でもできるようになったらもう儲からないってことだよね。そう、金を貸すっていうビジネス。日本でははるか昔にゼロ金利になって、そこから一度も抜け出せずにいままで来ているわけで、あんまり新鮮味はないんだけど、世界は特に米国はこのコロナで要約ゼロ金利の世界に足を踏み入れたわけ。

世界で一番信頼されている通貨が、金利ゼロになって、どんどんFEDがお金出

もっとみる

人間は変わらない。成長はする。

定期的にやってくる仕事への無関心、猛烈な倦怠感。心底面白くないが惰性で動いている。でも惰性だ。私は本来成長することに重きを置いている。成長を定義するとするならば、「できなかったことができるようになる」だ。これはめちゃめちゃ面白い。死ぬまでこういう体験に満たされていたい。というか、なければ退屈で死んでしまう。趣味にしても、スポーツにしても、仕事にしても、定期的に新しいことを始めてきたように思う。思え

もっとみる