WBC日本王座奪還 やりすぎが心配 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
WBCで日本が14年ぶりに日本王座奪還、しかも決勝戦は本場米国と接戦を繰り広げる等なかなかの内容で好試合を楽しませて頂いたという感じです。
決勝戦は、久しぶりにリアルタイムで野球を楽しみました。
日本人にとっての柔道のように米国人の目で見れは、オリンピックの種目にもなり今回5回目となるWBCの盛り上がりを見るにつけ野球が国際化したんだなと実感しているといったところでしょうかね。
今回のWBCについては、以下に詳細がありますので、そちらをご覧になって下さい。
2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™
今大会では野球発祥の国たる米国に日本が勝って優勝するという展開で日本人としては単純に嬉しく思います。
しかし、過去5回の優勝国は以下、
2006年 日本
2009年 日本
2013年 ドミニカ共和国
2017年 アメリカ
2023年 日本
と日本が勝ちすぎなんじゃないかと心配しています。
エコノミックアニマルと揶揄された経済分野での当事者としての苦い経験が、スポーツや芸術に置き換えられないことを危惧(杞憂)するのは老婆心?
矢張り杞憂なのか、日本の民度も上がってバブル期の様に目立ちすぎて排除されない立ち振る舞いができていると感じています。
思えばバブル期真っ只中。日米半導体摩擦の波をまともに喰らって鉄鋼会社内で第3の創業とまで言われて最先端半導体事業に取り組んでいた時に、或る国内大手企業の半導体部門の買収を検討が阻害されました。それは米国のスーパー301条をちらつかされて多方面から圧力が掛かったからです。
そのお陰で私はシリコンバレーに行けたので、私としては禍福は糾える縄のごとし
といったところでしょうか。
その辺りはこちらをお楽しみ下さい。特にその2からかな。
目立ち過ぎてした苦労、様々なシーンを思い出してしまいます。
その日米半導体摩擦辺りの客観的な記述は以下に詳しいので宜しければこちらも御参考になさって下さい。
話は戻ってWBC日本王座奪還直後の立ち振る舞いの素晴らしさ。
例えば大谷選手が決勝戦に勝利後のインタビューで感想を求められた時に、韓国等の具体的な国名を上げて野球という競技がより普及することを願う主旨のコメントを真っ先にされたのは正に
秀逸
感動しました。このリテラシーなら大丈夫。
WBC14年振りの日本王座奪還の瞬間をリアルタイムで楽しませて頂いた時の雑感を共有致したく筆を取った次第。
この瞬間も理不尽な侵攻に苦しまれているウクライナの方々を思うと…
蛇足
因みに、WBCについての概要は以下も御参考になさって下さい。
ワールド・ベースボール・クラシック
超蛇足
WBCは興業的には至極成功していて、演出も効いてるかと。流石米国とお見受けしました。