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ニュースからの学び その1 ベルリンの壁崩壊 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

#ニュースからの学び

 常に最先端に身を置くというのが私の信条です。

 時代は1960年以降。私がまだまだ言葉もおぼつかない頃からニュースのシャワーを浴びていました。父親が先ずは読んで、会社でも購読しているからと置いてい行く新聞、そして毎日の朝食の食卓に流れるNHKニュース。

 言葉はおぼつかないけれど視覚は活きていて、東西冷戦を象徴するようなこどもにとっては至極生々しい画像が、ほんわかした実生活の対極にある大人の世界として、丁度パソコンやスマホのイニシャリゼーションの様に頭に刻まれていきました。

 高度経済成長の時代はまた冷戦の時代でもありました。

 特に経済成長は私の知らない朝鮮特需、

「神武景気」や「岩戸景気」、そして記憶がある「オリンピック景気」、「いざなぎ景気」、「列島改造ブーム」と好景気が連続しました。私のニュースからの"大人の世界“という分野のイニシャリゼーションは続きました。

 特に経済的に外資系石油会社のサラリーマンだった父親の恩恵にどっぷり浴していました。

 ですから、その成れの果てとしてこんなプロフィールをお気楽に書く人間になってしまった(笑)

プロフィール
色々経験させて頂いたけど、今この瞬間人生が終わったとしても「とても幸せだった」と言い切れる超前向きなおじさんです。地球環境に負荷を掛けてさせて頂き「色々経験」したことを次世代の方々の参考になるようなコンテンツとして残そうと思っています。知のReuse&Recycle、究極のエコ。

 一方でまたニュースによるイニシャリゼーションとしてベトナム戦争

反戦運動

そしてその延長線上にもある身近な学生運動。

私が通っていた頃、お世話になった大学も本部は学生運動がまだまだ残っていました。私の居た理工学部はキャンパスが離れていた事もあり、新入生の頃には未だ僅かに立て看板が残っていましたが、翌年には絶滅しました。しかしニュースには引き続き冷戦の進捗が流れていました。

 そんな時代を経ての社会人生活。株式投資を新入社員の頃から始めていたこともありニュースの情報源の1つであった新聞の中でも経済紙を特に精読していました。新聞社の編集という知的作業を経ての厳選された情報とその解説は私を大きく成長させました。

 時はバブル。

私にとっては高度経済成長でイニシャリゼーションされていますので、とても心地の良い時代でした。経済の安定成長や芸術の分野の成長などとても気持ち良く感じました。一部に悪乗りした方々も居たのが人間らしいのですが、ある意味で私の周りの鉄鋼会社の社員とその周辺にいらっしゃった方々はより民度が上がり居心地良さは半端無い時代でした。

 そして社会人生活も充実し、新規事業ど真ん中、

結婚、こどもの誕生と公私共に充実していました。その直後には米国駐在という流れ。その居心地良さに浸っていた素敵な日々の延長線上に、生まれてからずっとその枠組みの中に人生を定義されていた私にとって、人生そのものの建付けを変えるニュースに出会うのでした。そうです冷戦の終了。

ベルリンの壁崩壊

 このニュースは、上述の私の人生のフェースとのシナジー効果で強烈なインパクトを私に与えました。その後のアバランシェ状態(雪崩を打ったような感じ)も…
 そして遅いのですが30歳にしてようやく人間としての

イニシャリゼーション完了

という感じ。

ニュースからの学びとして人生最大級でした。

つづく

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