久保秀太
私が読んだ書籍のご紹介
久保秀太が書いたエッセイです。
川上徹也さんの書籍を久しぶりに手に取りました。 「高くてもバカ売れ!なんで? 」です。とても川上さんの書籍らしいタイトルですね。 本書は、コロナが流行した2020年春…
家族が購読している読売新聞をパラパラとめくるのが日課になっている。 毎週日曜日には書評コーナーがあり、そこで紹介されていて気になり手にとったのが村雲菜月さんの小…
お店を経営している商人の書いた本を読むのが好きだ。 今回は静岡県で岡むらグループを経営する岡村佳明さんの「看板のない居酒屋」。 ご本人曰く、23歳のときに不純な動…
書店で平積みされていて手に取ったのが藤野千夜さんの小説「じい散歩」。 「じいさん」と「散歩」を組み合わせたお気楽なタイトルから、愉快なじいさんがお気楽な散歩を楽…
「ダブルワークからはじめる カフェ・コーヒーショップのつくり方」という本を読みました。 「ダブルワーク」「カフェ・コーヒーショップ」と表紙に大きく書かれているの…
最近読んで良かった本です。 楽コーポレーションの宇野隆史会長が2011年に書いた「トマトが切れれば、メシ屋はできる 栓が抜ければ、飲み屋ができる」。 読み終わってか…
本屋大賞を受賞した小説「成瀬は天下を取りにいく」の続編、「成瀬は信じた道をいく」です。 今回も予想不可能な行動をとる主人公成瀬あかりが楽しめます。 成瀬は物語に…
子供から大人まで楽しめる小説という事で手に取った「成瀬は天下を取りにいく」。 表紙に西武ライオンズのユニフォームを着た少女が描かれている事から、プロ野球に関する…
私はもともと本を読むのが苦手でした。 本を読み始めるとすぐに眠くなってしまい、短い本でも1冊読むのに1ヵ月もかかっていました。 それが今では、月に数冊読めるよう…
SNSをテーマにした4つの物語。 私がインターネットを始めたのは、25年以上も前のこと。 当時はインターネットを利用している人は稀であり、関する情報も乏しかった。 SNS…
最近読んで面白かったコミックエッセイのご紹介です。 イラストレーターの橋本笑さんが描いた「DIY好きが極まって不動産オーナーになっちゃった話」です。 タイトルの通…
普段、待ち合わせなどで時間があると近くの本屋さんに入り、店内をうろうろしながら、いろいろな本を見るのが大好きです。 今回は、そこで見つけて購入した小説を紹介させ…
カンニング竹山さんの著書「カンニング竹山の50歳からのひとり趣味入門」を読みました。 竹山さんが自身の趣味である飛行機、キャンプ、YouTube制作、バイク、野球観戦な…
これから出張だという時に、何か心を癒してくれそうな小説は無いかと書店に駆け込みみつけた小説。 泉ゆたかさんの「横浜コインランドリー」です。 内容は、ブラックな不…
「絶滅危惧」と「個人商店」を組み合わせた異質なタイトルに惹かれて手に取った本。 それが、井上理津子さんの「絶滅危惧個人商店」です。 古くから続く東京都内(一部神…
新聞広告で見かけて、とても雰囲気が良く、これは私が今買うべき本だと思い購入しました。 イラストレーター井田千秋さんのコミック&イラスト集「家が好きな人」です。 …
2024年6月10日 15:01
川上徹也さんの書籍を久しぶりに手に取りました。「高くてもバカ売れ!なんで? 」です。とても川上さんの書籍らしいタイトルですね。本書は、コロナが流行した2020年春以降から本格的なアフターコロナが始まった2023年秋までに値段が高くても売れたヒット商品が沢山紹介されています。安売り合戦から抜け出したい。そう思っている人へのヒントとなる一冊です。頭を柔らかくして読むと、新しいアイデアがどんど
2024年5月28日 07:48
家族が購読している読売新聞をパラパラとめくるのが日課になっている。毎週日曜日には書評コーナーがあり、そこで紹介されていて気になり手にとったのが村雲菜月さんの小説「コレクターズ・ハイ」。カプセルトイメーカーに勤める女性が主人公。彼女は「なにゅなにゅ」というキャラクターにハマり、グッズを集めている。登場人物は皆、いわゆるオタクやマニアと言われる人々。一見奇異に映るが、こだわりが強いがゆえ
2024年5月27日 13:48
お店を経営している商人の書いた本を読むのが好きだ。今回は静岡県で岡むらグループを経営する岡村佳明さんの「看板のない居酒屋」。ご本人曰く、23歳のときに不純な動機で母が営む居酒屋を手伝い、その後母の想いに触発されて35歳から本気で居酒屋経営に取り組んだとのこと。その経緯と、経営の心構えが詳しく綴られている。本作の中には「父親と手を繋ぐ」というエピソードがある。私はそのエピソードを読み、
2024年5月21日 15:30
書店で平積みされていて手に取ったのが藤野千夜さんの小説「じい散歩」。「じいさん」と「散歩」を組み合わせたお気楽なタイトルから、愉快なじいさんがお気楽な散歩を楽しむ小説かと思ったら違った。夫婦そろってもうすぐ90歳。当然、順風満帆に生きてきたわけではない。この年齢になるまでの年輪を覗き見させてもらったような読後感。私の親も高齢になってきた。当然、私自身も同じ速度で年齢を重ねている
2024年5月13日 17:00
「ダブルワークからはじめる カフェ・コーヒーショップのつくり方」という本を読みました。「ダブルワーク」「カフェ・コーヒーショップ」と表紙に大きく書かれているので、会社員としてお勤めをしながらカフェを開業する方法が書かれているのかなと思って手に取りましたが、ちょっと違いました。どちらかと言うと、小さく書かれている「からはじめる」のほうが重要でした。まずは副業として情報発信やネットショップ
2024年5月10日 10:03
最近読んで良かった本です。楽コーポレーションの宇野隆史会長が2011年に書いた「トマトが切れれば、メシ屋はできる 栓が抜ければ、飲み屋ができる」。読み終わってから数名の方に、おすすめしました。ちょっと攻めたタイトルがついていますが、内容はしっかりとした「商売」の話で、読み心地が良かった。しかし、この本を読んでもピンと来る人と来ない人、二つに分かれそう。飲食店に限らず、多様な「商売
2024年5月9日 09:27
本屋大賞を受賞した小説「成瀬は天下を取りにいく」の続編、「成瀬は信じた道をいく」です。今回も予想不可能な行動をとる主人公成瀬あかりが楽しめます。成瀬は物語に登場する人々を次々と魅了していく。読者の私も益々魅了されました。成瀬が「おやつ昆布」を食べるシーンがあるのですが、私も思わず買って食べてしまいました。本書を読むなら、前作の「成瀬は天下を取りにいく」を読んでからがおすすめ。ナ
2024年5月8日 11:13
子供から大人まで楽しめる小説という事で手に取った「成瀬は天下を取りにいく」。表紙に西武ライオンズのユニフォームを着た少女が描かれている事から、プロ野球に関する小説かなと思ったが読んでみると違った。滋賀県大津市を舞台にした、女子中学生の青春物語でした。個性たっぷりの主人公成瀬あかりが周囲を巻き込みながら、個性的な青春を謳歌する。私は滋賀県に行った事がなく知識もありませんでしたが、この小
2024年5月7日 09:40
私はもともと本を読むのが苦手でした。本を読み始めるとすぐに眠くなってしまい、短い本でも1冊読むのに1ヵ月もかかっていました。それが今では、月に数冊読めるようになりました。最初はビジネス書ばかり読んでいましたが、今では小説なども楽しめるようになりました。今回は、最近読んで良かった本をご紹介いたします。それは、辻山良雄さんの「本屋、はじめました」と言う本です。大型書店に勤めていた
2024年5月3日 09:52
SNSをテーマにした4つの物語。私がインターネットを始めたのは、25年以上も前のこと。当時はインターネットを利用している人は稀であり、関する情報も乏しかった。SNSという言葉も、ハッシュタグという言葉もない時代。私はその世界にはまり、数少ない書物を読み漁っていた。それが現在では、多くの人の必要不可欠なものとなった。誰もがあたりまえのようにその世界から情報を取り出し、交流まで行うよう
2024年5月1日 08:56
最近読んで面白かったコミックエッセイのご紹介です。イラストレーターの橋本笑さんが描いた「DIY好きが極まって不動産オーナーになっちゃった話」です。タイトルの通り、DIY好きの著者がDIYがしたいがために中古不動産を購入し、自分で出来る部分は自分でリフォームして入居者を探して賃貸するといった内容のコミックエッセイです。次から次に起こるトラブルが結構リアルに描かれていて、DIYについても不
2024年4月30日 09:57
普段、待ち合わせなどで時間があると近くの本屋さんに入り、店内をうろうろしながら、いろいろな本を見るのが大好きです。今回は、そこで見つけて購入した小説を紹介させていただきます。それが、森崎緩さんの「株式会社シェフ工房 企画開発室」です。主人公の新津七雪が、札幌にあるキッチン用品メーカー「株式会社シェフ工房」に新卒で就職し、「企画開発室」の配属され個性豊かなメンバーと共に一生懸命働くすがた
2024年4月26日 09:25
カンニング竹山さんの著書「カンニング竹山の50歳からのひとり趣味入門」を読みました。竹山さんが自身の趣味である飛行機、キャンプ、YouTube制作、バイク、野球観戦など、9つのお題にについて書いた書籍です。ゆったりと一人でも楽しめる趣味について詳しく解説されていて、私も新しい趣味が欲しいなと思うようになりました。私が興味があるのは、DIYです。木材から棚や椅子などの家具を作ってみたいで
2024年4月25日 07:56
これから出張だという時に、何か心を癒してくれそうな小説は無いかと書店に駆け込みみつけた小説。泉ゆたかさんの「横浜コインランドリー」です。内容は、ブラックな不動産会社に勤めていた主人公が、横浜にあるコインランドリーと出会い、そこで心も洗われていくストーリー。登場するコインランドリーは、ただ洗濯をする場ではなく、地域のコミュニティとして描かれていてとても良かったです。私の心も綺麗に癒され
2024年4月24日 09:35
「絶滅危惧」と「個人商店」を組み合わせた異質なタイトルに惹かれて手に取った本。それが、井上理津子さんの「絶滅危惧個人商店」です。古くから続く東京都内(一部神奈川県)の個人が経営するお店を取材し、まとめた書籍でした。紹介されている店は、魚屋、文房具屋、自転車屋、駄菓子屋、おもちゃ屋など、どこにでもあるようなお店。いや、現在はでは「どこにでもあったお店」という表記が正しいでしょう。この本
2024年4月23日 16:02
新聞広告で見かけて、とても雰囲気が良く、これは私が今買うべき本だと思い購入しました。イラストレーター井田千秋さんのコミック&イラスト集「家が好きな人」です。タイトルの通り、家が好きな人たち5人の生活がふんわりと描かれています。5人は、みな一人暮らし。一人暮らしをしたことが無く、一人暮らしに憧れがある私はとても惹かれました。映画を楽しんだり、こたつでうたた寝したり、ベランダでココアを飲