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10月13日(水)、第1124回 「道理」

「因果」

というものを理解する、

その本当の意味合いは、


出来事に対して、

「道理」

をわきまえる、


ということに、

尽きるのかもしれません。


例えば、

どなたかが亡くなった、

とします。


これが、

わたくしの家族であるならば、

嘆き苦しむことになります。


一方で、

全く疎遠な方が亡くなった時、

「もう、よいお歳でしたからね」

と、冷静に思ったりもする。


ひととして、

冷たいとか、冷たくないとか、

そういうことではなくて、


「生まれたから、いつか死ぬ」

「生きておれば、歳を取る」


そのような道理を、

心の真ん中に据えておけるか?


ということかもしれません。


人生には、

何をどうしようとも、

抗うことができないこと、


そういうものがたくさんある。


そこをしっかりと受け容れて、

「諦める」。


「諦める」ができたひとこそが、

「諦める」が終わりではなく、

「諦める」が始まりなのである、


必ずや、

そのことに気づくことができる

のです。


感謝、合掌
慈永

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