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共同親権に対する男の密やかな本音と男が結婚すると保守化する現象について
SNS上に共同親権に対する女性の怒りと嘆きの投稿が相次いでいます。
まず、私の立場は明確に反対です。やべえ法改正としか言いようがない。女性はより結婚、出産に慎重になるだろうし、「結婚減少・少子化促進法案」と呼べばいいと思っています。
そういう個人の思いとは別として、男として今回の法改正の内容を見れば、「こんなに既婚男性を優遇してくれるんですか?自民党さん、あざーす」というのが身も蓋もない本音です
【映画オッペンハイマーを見て非常に怒りを覚えた話、ただし配給しなかった映画会社に】
現代最高の映画監督クリストファーノーラン最新作「オッペンハイマー」をようやく見ることができた。
結論から言うと、素晴らしい映画だ。3時間一度もダレることなくスクリーンに釘付けだった。明確な反戦・反核映画であり、原爆を否定的に描いている。このような映画がハリウッドから登場したことは喜ばしいし、アメリカ人やイギリス人の歴史意識の変化を表すものだ。世界中の人々に見られるべき映画であり、この映画を通して
1Q87–遍在する喜屋武とこの世界の行方
稀代の大人物かまるでだめなオッサンか…?その男の器は我ら凡夫には見えないほど広く深いのかもしれない。あるいは底に穴が開いているため、いつまでたっても満たされることがないのかもしれぬ。しかし、その判断は今のところ誰にもつけられない。彼に対する評価はいったん保留とするのが良さそうである…。
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私が喜屋武悠生という男と初めて出会ったのはいつだったか。こ
2019年の世界と2020年の世界の狭間の夜で
令和の始まりの年が終わる日、私は坂本真綾のカウントダウンライブに参加するため東京国際フォーラムにいた。
大晦日を東京で過ごすのは初めてだったが、夜の東京は思ったより人が少なくて快適だった。欲望渦巻く街も12月31日には多少大人しくなるのだろう。寂しいというほどではなく、人と街の余白が好ましい。
ライブ会場に着くと、集まった人々が高揚しているのが肌で感じられる。ライブというだけで心躍るが、好