梅丘 かなた

男同士の恋愛などの小説を書くゲイです。 小説以外にも、詩やエッセイを書くこともあります…

梅丘 かなた

男同士の恋愛などの小説を書くゲイです。 小説以外にも、詩やエッセイを書くこともあります。 ここに載せる小説は、たぶん短め。 絵を見たり、音楽を聴くこと、お菓子やパンを食べることも好きです。

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梅丘 かなた のプロフィール

ペンネーム:梅丘 かなた 性別:男(ゲイ) 年齢:40代 住まい:埼玉 好きなタイプの男性:優しい、誠実、マジメな性格 好きな作曲家:バッハ、モーツァルト、ベート…

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【エッセイ】最近の小説の取り組み方

長年、小説のネタで思いつくのは、戦いや暴力の表現が出てくるものばかり。 戦いをリアルに表現するのは、それはそれで難しいものですが、どこか血なまぐさい気分になって…

梅丘 かなた
1か月前
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【エッセイ】落書きみたいなマンガ

小学生の頃、落書きのようなマンガを描いていました。 それは、マンガとは呼べないくらいの低クオリティのもので、主人公が次々に現れる敵たちとひたすら戦い続ける、とい…

梅丘 かなた
3か月前
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【エッセイ】後悔しないためにも

もう何か月もnoteに飽きていたが、最近少しは興味が戻ってきた。 私は、結局は書くことをやめないだろう。 また途切れることもあるし、ずっとnoteという場で書くとは限ら…

梅丘 かなた
10か月前
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【エッセイ】絵を描きたくなりました

長い間、小説を書きたいという願望があり、それは今でもありますが、絵を描き、作曲もしたいという夢が、新たに生まれました。 今回は、絵に関する話をしたいと思います。…

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【エッセイ】復活した恋愛感情

以前、書いたエッセイで、9年続いた恋心が終わったというものがあります。 しかし、その恋が、最近、復活したのです。 元々、彼(9年想っていた相手、仮にAさん)のこ…

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【エッセイ】洋菓子が好きです

小学生の頃、洋菓子を自分で作って食べるのが好きでした。 洋菓子を食べたいがために、作っていたようなものです。 ケーキ屋で買えば済むけれど、手作りならではの味が好き…

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【エッセイ】9年、続いた恋

少し前、9年続いた恋が終わりました。 相手は自分と同じゲイですが、片想い。 告白もせず、自分の心の中でひっそりと終わっていった恋。 決して美しいだけの恋ではなく、…

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【エッセイ】自分を癒している最中

僕には、対人恐怖があり、現在、それを癒している最中です。 今は、働ける状態ではないので、働いていません。 だいぶラクになってきましたが、一時期は外出するのさえ苦痛…

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【ゲイ小説】 恋

   一  和歩は、自分の胸の中に何が棲んでいるのだろう、と不思議に思った。  胸がドクドクと脈打ち、どこか息苦しい。  彼は、これが恋だと、すでに知っていた。 …

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【エッセイ】しばらくは簡単な料理しか作りません

料理を作るときは、いつも簡単なものを作ります。 スパゲッティをゆで、トマトソースと粉チーズをかけただけ、とか。 そのトマトソースだって、トマトの水煮缶をフライパン…

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今、関係のある人も、あるとき知り合ったのであって、初めから出会っていたわけではない。そう考えると、これからいくらでも出会いはある。いつ、誰と出会うかなんて分からないのだ。希望を持ちたい。そして、今の知り合いにも感謝したい。彼らがいなかったら、全然違う人生になっていたのだから。

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【詩】 陽光

空からこぼれ落ちる陽光がまぶしい雨あがり 春はもう来ていた この街であなたを思い出す また会える日が来るだろう その日を静かに待っていよう 七色の夢がこの心にありつ…

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【エッセイ】結局、人が好きなのだ

片想いしか経験してこなかった。 数えてみると、9回くらい。 その半分以上は、ゲイが相手だ。 ノンケにばかり恋をしていたわけではない。 それは、救いかも知れない。 …

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【エッセイ】なぜ私はnoteで投稿することさえ不安なのか

私は、小説家を目指していた過去もあり、文章を書くのが好きだ。 自分で、つたない文だと思い、noteに投稿することを恥じているが、投稿が怖いのは、その理由だけだろうか…

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あまり、何度もこの「つぶやき」投稿をするのは、よくないのだろうか。うまく文章を書くためのリハビリとして、もう少し使わせてもらいたい。少しでも読んでくれる方には、感謝しています。作家の文章というわけでもないのに、読んでくれることに、ありがたみを感じています。

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梅丘 かなた のプロフィール

ペンネーム:梅丘 かなた

性別:男(ゲイ)

年齢:40代

住まい:埼玉

好きなタイプの男性:優しい、誠実、マジメな性格

好きな作曲家:バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス

好きな画家:ゴッホ、クリムト、ピカソ

好きな作家:小野不由美、新海誠、宮沢賢治、谷崎潤一郎

【エッセイ】最近の小説の取り組み方

長年、小説のネタで思いつくのは、戦いや暴力の表現が出てくるものばかり。
戦いをリアルに表現するのは、それはそれで難しいものですが、どこか血なまぐさい気分になってくる。
それに自分自身イヤになり、バトルが出てこない物語を書こうと思いはじめました。

ところが、それも案外難しく、創作のスピードはかなり遅い。

理由の一つは、目がひどく疲れやすくなったこと。

もう一つが、どうやって文章や小説を書くか、

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【エッセイ】落書きみたいなマンガ

小学生の頃、落書きのようなマンガを描いていました。
それは、マンガとは呼べないくらいの低クオリティのもので、主人公が次々に現れる敵たちとひたすら戦い続ける、という内容です。
そのマンガには、セーラームーンやドラゴンボールの影響がありました。
仲間や敵の名前の由来が宝石や鉱物だったという点はセーラームーンの影響ですし、ひたすら戦い続けるという点はドラゴンボールの影響です。
もちろん、僕が描いたのは、

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【エッセイ】後悔しないためにも

【エッセイ】後悔しないためにも

もう何か月もnoteに飽きていたが、最近少しは興味が戻ってきた。

私は、結局は書くことをやめないだろう。
また途切れることもあるし、ずっとnoteという場で書くとは限らない。
しばらく書かないこともあるだろうし、note以外の場で書きはじめる可能性もある。
しかし、たぶん書くこと自体はあきらめない。
誰に頼まれたわけでもなくやりたいこと。
それを大事にしたい。

絵は、あまりに下手なので、ここに

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【エッセイ】絵を描きたくなりました

【エッセイ】絵を描きたくなりました

長い間、小説を書きたいという願望があり、それは今でもありますが、絵を描き、作曲もしたいという夢が、新たに生まれました。

今回は、絵に関する話をしたいと思います。

小学生の頃、つたないながらもバトル物の漫画のようなものをノートに描いて遊んでいて、それが絵に興味を持つ始まりだったのかもしれません。

中学、高校の頃は、ゲームやアニメのキャラクターのイラストを公式ガイドブックなどで見て、楽しんでいま

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【エッセイ】復活した恋愛感情

【エッセイ】復活した恋愛感情

以前、書いたエッセイで、9年続いた恋心が終わったというものがあります。

しかし、その恋が、最近、復活したのです。

元々、彼(9年想っていた相手、仮にAさん)のことを嫌いになったことはありません。
嫌いになって恋愛感情が消えたのではなく、自分の中で恋愛感情が終わってしまっていたのです。
なぜかと言うと、1か月間、他の人の存在が胸にありました。
それは、短い期間だったけど、間違いなく恋愛感情でした

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【エッセイ】洋菓子が好きです

【エッセイ】洋菓子が好きです

小学生の頃、洋菓子を自分で作って食べるのが好きでした。
洋菓子を食べたいがために、作っていたようなものです。
ケーキ屋で買えば済むけれど、手作りならではの味が好きでした。
作ったのは、シュークリーム、パウンドケーキ、スポンジケーキ、ガトーショコラ、クッキー、ゼリーなど。
お菓子作りの道具や器具も、それほど便利なものは持っていなくて、家にあるもので補う感じでした。

一度、自分の誕生日に、ケーキを作

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【エッセイ】9年、続いた恋

【エッセイ】9年、続いた恋

少し前、9年続いた恋が終わりました。
相手は自分と同じゲイですが、片想い。
告白もせず、自分の心の中でひっそりと終わっていった恋。

決して美しいだけの恋ではなく、性欲も感じていましたし、ドロドロした恋情も抱えていました。
そして、辛いときはとことん辛かった。
ところが、全体的に、穏やかな恋だったとも言えます。

恋愛の苦しみをたびたびノートにつづり、吐き出したのは、自分の気持ちの整理になりました

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【エッセイ】自分を癒している最中

【エッセイ】自分を癒している最中

僕には、対人恐怖があり、現在、それを癒している最中です。
今は、働ける状態ではないので、働いていません。
だいぶラクになってきましたが、一時期は外出するのさえ苦痛でした。

ドクターに勧められたウォーキングをきっかけに、外出がだんだん増えてきました。
意外とあっさり外出できるようになったので、僕はまだ、対人恐怖が軽い方だったのかもしれません。
それでも、今、なかなか越えられない壁を感じていて、焦り

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【ゲイ小説】 恋

【ゲイ小説】 恋

   一

 和歩は、自分の胸の中に何が棲んでいるのだろう、と不思議に思った。
 胸がドクドクと脈打ち、どこか息苦しい。
 彼は、これが恋だと、すでに知っていた。
 恋をするのは、もう九回目なのだ。

 和歩は、陽一の無骨な顔を脳裏に描く。
 二人とも同性愛者なのが、救いだ。
 和歩は、異性愛の男性に恋をして、苦しんだ経験がある。
 今回は、あのときほど、苦しまずに済む。
 それだけでも、ありがた

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【エッセイ】しばらくは簡単な料理しか作りません

【エッセイ】しばらくは簡単な料理しか作りません

料理を作るときは、いつも簡単なものを作ります。
スパゲッティをゆで、トマトソースと粉チーズをかけただけ、とか。
そのトマトソースだって、トマトの水煮缶をフライパンの上で潰しながら熱しただけ。
面倒な手間がかかる料理は、作りません。

昔は、けっこう難しいお菓子を作ったこともあるので、能力的、技術的には面倒な料理も作れるはずです。
けれど、なかなか丁寧に料理をする気が起きません。

図書館から料理本

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今、関係のある人も、あるとき知り合ったのであって、初めから出会っていたわけではない。そう考えると、これからいくらでも出会いはある。いつ、誰と出会うかなんて分からないのだ。希望を持ちたい。そして、今の知り合いにも感謝したい。彼らがいなかったら、全然違う人生になっていたのだから。

【詩】 陽光

【詩】 陽光

空からこぼれ落ちる陽光がまぶしい雨あがり
春はもう来ていた
この街であなたを思い出す

また会える日が来るだろう
その日を静かに待っていよう
七色の夢がこの心にありつづける

空からこぼれ落ちた雨は陽光に変わった
街はもう春の匂い
この街であなたを思い出す

【エッセイ】結局、人が好きなのだ

【エッセイ】結局、人が好きなのだ

片想いしか経験してこなかった。
数えてみると、9回くらい。

その半分以上は、ゲイが相手だ。
ノンケにばかり恋をしていたわけではない。
それは、救いかも知れない。

告白も、それなりにしている。
3回くらいだろうか。

なぜ私は、ここまで人気がないのだろう。
外見的な問題、内面的な問題……いろいろ思い当たる。

このまま、一生、片想いをくり返すことだけは、避けたい。
片想いは、なかなかつらいのだ。

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【エッセイ】なぜ私はnoteで投稿することさえ不安なのか

【エッセイ】なぜ私はnoteで投稿することさえ不安なのか

私は、小説家を目指していた過去もあり、文章を書くのが好きだ。
自分で、つたない文だと思い、noteに投稿することを恥じているが、投稿が怖いのは、その理由だけだろうか。

言葉や文章には、影響力がある。
自分では大した文章ではないと思っていても、確実に人の脳に作用し、心にまで届く。
ちょっとマイナスの言葉をつづれば、いやな気持ちになる人だっている。
もちろん、つらいときはマイナスの言葉を吐いたってい

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あまり、何度もこの「つぶやき」投稿をするのは、よくないのだろうか。うまく文章を書くためのリハビリとして、もう少し使わせてもらいたい。少しでも読んでくれる方には、感謝しています。作家の文章というわけでもないのに、読んでくれることに、ありがたみを感じています。