【エッセイ】復活した恋愛感情

以前、書いたエッセイで、９年続いた恋心が終わったというものがあります。

しかし、その恋が、最近、復活したのです。

元々、彼（９年想っていた相手、仮にＡさん）のことを嫌いになったことはありません。
嫌いになって恋愛感情が消えたのではなく、自分の中で恋愛感情が終わってしまっていたのです。
なぜかと言うと、１か月間、他の人の存在が胸にありました。
それは、短い期間だったけど、間違いなく恋愛感情でした。
その想いが１か月経って、自然となくなると、今度は本来好きだったＡさんを再び好きになりました。

この展開に、僕自身、驚いています。
恋愛は、最後まで分からないものなのかもしれません。

Ａさんとは、約２０年前に知り合いました。
長く会わない時期もあったけれど、会った回数はそれなりに多い。
縁がこれだけ長く続くというのも、運がいいと思います。
たとえ片想いでも、その点はラッキーでした。

今後、いつまで彼を思い続けられるかは、想像もつきません。
できるだけ長く想い続けていたいものです。

僕もＡさんもゲイなので、付き合える可能性はゼロではありません。
ただ、向こうからは、メールさえ来ません。
忙しいせいか、好意がないせいなのか。
こちらからメールすれば、必ず返事はくれますが。

恋が復活したのも、何か意味があるのでしょう。
この想いを大切にしようと思います。