【エッセイ】結局、人が好きなのだ
片想いしか経験してこなかった。
数えてみると、9回くらい。
その半分以上は、ゲイが相手だ。
ノンケにばかり恋をしていたわけではない。
それは、救いかも知れない。
告白も、それなりにしている。
3回くらいだろうか。
なぜ私は、ここまで人気がないのだろう。
外見的な問題、内面的な問題……いろいろ思い当たる。
このまま、一生、片想いをくり返すことだけは、避けたい。
片想いは、なかなかつらいのだ。
私にとって、恋愛は難易度が高すぎて、怖いものだ。
それでも、幸福な恋愛を夢見ていいのだろうか。
幸福なだけの恋愛なんて、存在しないかも知れない。
いつだって、何らかの悩みが付きまとうはずだ。
それでも、かまわない。
誰かと想い合う人生を歩みたい。
私は、結局、人が好きなのだ。
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