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ネパールディストピア論
ネパールで農業関係の仕事をしています。
ネパールは後発開発途上国で国内に有力な産業があまりありません。
その結果として国を支えるのは出稼ぎによる送金なのですが、このことに対しての受け止め方が最近変化しています。
以前は「出稼ぎするよりも国内で頑張ろうよ」と思っていたのですが、ネパールへ来て内情を知っていくと「出稼ぎで国が崩壊しても、ある意味それは正しいのかもしれない」と思う部分も最近はあります
後発開発途上国におけるビジネスキャリア選択
学生時代、留学やボランティアなどで途上国へ行き活発に活動をしていた人たちのほとんどは、社会人になると日本で就職をして、その後、そういった国との関係性は希薄になってしまうように思えます。
今回は自分の経験も踏まえながら、後発開発途上国のビジネスにおけるキャリア選択とはどういったものがあるのか考えてみます。
(ビジネスということで国連、NGO、JICAなどについては今回は扱いません)
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ネパールにおける農業スタートアップ
こんにちは。ネパールで農業関係の仕事をしています。
ネパールはスタバもなければマクドナルドもない、外国企業にとってはとても魅力がない国のようです。
しかし、そんなネパールでもテクノロジーの波は熱く、配車・決済・ネットショッピングはカトマンズにいれば問題なくできます。
今回は、エンジニアが人気職種であり、国民の6割以上が農業に従事していると言われているネパールにおける農業スタートアップについて
農業に投資できる環境を作ることの重要性
こんにちは。ネパールで農業関係の仕事をしています。
ネパールは国民の6割以上が農業を行っていると言われ、農家の所得向上が国の発展の重要なキーになっています。
ネパールの農業がどうなっていくことが今後の発展のために必要なのか今考えていることを書いてみました。
農村は多いが本当に農業で食べていける地域は限られている日本の農業従事者は130万人ほどと言われ、1億2千万人以上の総人口の中で、割合にする
日本人として途上国で担うべき役割
ネパールに来てから数ヶ月。
まだまだ知らないことだらけではあるものの、少しずつ日々が日常になっていく感覚があります。
私が後発開発途上国と呼ばれるネパールに来たのは、観光やボランティアではなく仕事をするためです。
ですので、その視点から数ヶ月経ったネパールでの仕事の中でできることや求められていることを考えてみます。
日本人というだけで現地人からの印象がいい
現地での移動手段としてよく配車アプ