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「みんなのフォトギャラリー」

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2022年10月以降に「みんなのフォトギャラリー」で私の写真を使って下さったみなさまのnoteをまとめています。 使っていただいたみなさま、ありがとうございます!とっても嬉しいで…
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#映画

『下町の太陽』!

『下町の太陽』!

娘のピアノ伴奏で倍賞千恵子さんの『下町の太陽』を歌ってみた。
昭和37年の曲。私が就職試験の頃であった。この曲は『映画』の主題曲でもある。
作詞は横井弘作曲は江口浩司。江口浩司さんは歌手の春日八郎さんの義兄にあたる人で岐阜県出身の方。晩年3度ほどご一緒させていただいたことがある。
倍賞千恵子さんの歌はよく聞く機会があったし横浜のステージでご一緒したこともあるが歌った事はなかった。
賠償さんは近年『

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「生理」について男性だからよく知らないで済ましていいのか?映画『夜明けのすべて』を観て

「生理」について男性だからよく知らないで済ましていいのか?映画『夜明けのすべて』を観て

世の中には情報が溢れかえっている。

知っていること
知らないこと

この二つを天秤にかけたとき、”知らない”ことのほうが圧倒的に多い。

それはしょうがないと思っていたが、ある映画を観て「自分の興味ある事しか知りましぇーん」ではいけないと反省させられた。

それが現在公開中の『夜明けのすべて』

藤沢さん(上白石萌音)のPMS、山添君(松村北斗)のパニック障害、2人が抱える苦しみは当事者にしか分

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【映画レビュー】ターミナル(2004)

【映画レビュー】ターミナル(2004)

ある男A(トム・ハンクス)が、ニューヨークに行くために、ある国から飛行機に乗り、アメリカの空港に到着した。

そして入国手続きをしようとしたところ、なんとその母国で紛争が勃発。国がなくなってしまった。

よって、Aは国籍不明者となり、入国できなくなってしまった。

かといって、国がなくなったしまったので母国に戻れるわけでもない。

紛争が終わるまで、ターミナルで待ち続けなければならなくなったのだ。

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映画『Smile/スマイル』

映画『Smile/スマイル』

もうすぐハロウィン。ハロウィンといえば、恐怖。恐怖といえばホラー!ということで、2022年にヒットした作品『Smile/スマイル』のレビューを書きます。

これ、最近だけどNetflixで鑑賞できるようになっていたので観てみました。

題名のとうり、「笑顔」がキー。
この笑顔が、なんとも気味悪いんです。笑顔にもいろんな種類があるけど、この映画の中の笑顔から清々しさは感じないのです。

その笑顔の不

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すばる文学賞・文藝賞・映画『月』に、まとわりつく、週末の

すばる文学賞・文藝賞・映画『月』に、まとわりつく、週末の

しばらく日記を書くのも、控えようと何度も思っていたけれど、やはり、日々の感情のいきさつを自分でつづらなければ、申し訳が立たない気さえしてくる。

それほどに、あふれて止まらないものなどあるのだろうか。
 
 金曜日、美容室に行くことにしていた。
仕事の帰りに、いつもとは反対方向の地下鉄へ。

 金欠で行けなかった、いつもの美容師さんのところに行こうと予約をしていた。金欠が解消されたわけではないので

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「労働者」と「わたし」~film#1花束みたいな恋をした

「労働者」と「わたし」~film#1花束みたいな恋をした

本当は多分、もっと頭をフル回転してゴリゴリ考えてバリバリ分析とかできちゃう映画なのだけど、今頭の中にある言葉だけで書いてみる映画感想文。

花束みたいな恋をしたなんか構えてしまって観れていなかった作品。やっと観た。
大好きな坂元さんの作品だけど、正直、タイトルで身構えていた。
「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」をすんなり受け入れたわたしが、「花束みたいな恋をした」には構えるようになった

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日記0162あるいは着信アリ

日記0162あるいは着信アリ

青空
ビックリした。ネタバレを許してほしい。
着信アリ、小さい頃は怖くて見れず、初めて見たのだが、気づいたら画面が真っ青に。こんな終わり方があるのか、と驚いた。当時、映画館をあとにした学生たちは何を語り合ったろう?

久々によく寝た。よく寝た、というより寝る時間があったが正しいかもしれない。

夏至

夏至

夜の短い日。

夜行性の僕には困るよ。
夜はなんでもくれるからさ。

太陰暦、太陽暦。
夏至は太陽暦か。
農耕が一番の産業だった長い歴史。
時計なんかない時代。
天体観測で季節を測った。
太陽の運行、月の運行。
種を植える季節も、衣装替えの季節も。
天体観測で決まってた。

大きなリズム。
太陽が一周するリズムは地球の自転。
太陽を一周するリズムは地球の公転。
月が一周するリズムは月の公転。
僕た

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エジプトのサメ映画を観て浅はかな先入観は焼き尽くすべし

エジプトのサメ映画を観て浅はかな先入観は焼き尽くすべし

エジプトのサメ映画『MAKO(マコ)』なるものを見ました。

ええ、てっきり私、「エジプトのサメ映画」なんていうものがわざわざ日本語字幕付きでDVDになっているということは、

インド映画に対する扱いのように、「日本にとって珍しい国の変なノリの映画を見て大笑いしよう」という類かと思ってましたよ。しかし本作の内容は、

世界的な名声を得ようとする女性ドキュメンタリー監督が海でのロケ中に襲われる、とい

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試着とインプット

試着とインプット

昨日の続きが今日で、今日の続きが明日で、という日々を過ごしていたら、いつの間にかアラフィフになってた!あらびっくり。

なんだかよくわからなくなってきましたよ。きれいめはあまり好きじゃないけど、とりあえずそんな感じを着ていれば、危害を与えないんじゃない? 昨日の服装は、ちょっとよろしくない。

満月せいか心の揺らぎも酷く、あ、満月のせいにしたら満月に怒られるか。あんまり調子のよくない時でしたが、試

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読んだ小説の映画を観る

読んだ小説の映画を観る

現在、上映中の映画「月の満ち欠け」を観に行きました。
佐藤正午さんの同名小説が原作の映画です。
佐藤正午さんの小説は昨年、「鳩の撃退法」も映画化されました。
あの小説が映画化された時は本当に驚きました。
あんなに時間の流れがや登場人物が複雑に絡み合うしかもかなりの長編をどうやって120分程度の映画に落とし込むのか・・・。
先に小説を読んでしまってから映画を観るのって難しいですよね。
小説を読んでい

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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ

冒頭のこのセリフが、幾度も繰り返される。
映画『夜空はいつでも最高密度の青色だ』
原作は最果タヒさん。

2017年上映。5年が経っている。
TSUTAYAに並んでいたときから見たかった映画。
見るまでに時間がかかってしまった。

昨日みた『花束みたいな恋をした』とは
全く色味の違う恋愛映画。
感情移入できたのは、こちらの映画。

原作が最果タヒさんということもあり、
ひとつひとつのセリフがとにか

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映画ターミナルを遺作と呼ぶべきかどうか

映画ターミナルを遺作と呼ぶべきかどうか

ぼくがターミナルを観ようと思ったのはその原作となった実在の人が死んでしまったからです。ヘッダ画像をお借りしています。

映画ターミナルの原作となった人はイギリスにいるらしかった。そしてぼくはターミナルという映画がどのようなものかさっぱりわかっていなかった。

だから偏執的なまでに内容ばれを嫌うぼくがたっまたまニュースで上記について知ってしまったことについて、ぼくは激昂すべきなのかもしれない。しかし

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『ロスト・バケーション』(アメリカ/2016)

『ロスト・バケーション』(アメリカ/2016)

1975年の『ジョーズ』から40年の時を経て、いよいよサメ映画が原点回帰したそうです!
サメ映画観ない人にはなんじゃそりゃという話でしょう。もちろん私もそんな感想です(笑)。

どういうことかというと、クリーチャーのようなサメが登場したり、サメが宇宙に登場したり、めちゃくちゃなサメ映画が昨今は乱発されてましたが、それもちょっと飽きられてきて、40年前の原点である”静かに迫り来る恐怖”としてのサメ映

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