Reo.A

JPIC読書アドバイザー修了/ BOOK HOTEL 神保町でライター、ブックカウンセ…

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JPIC読書アドバイザー修了/ BOOK HOTEL 神保町でライター、ブックカウンセラーをやっています。本を通じて世の中を少しでも豊かにできたら https://note.bookhoteljimbocho.com/all

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    少しでも生きやすくなるための処方箋のような事を書ければ

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  • Book Counseling~癒しのおすそわけ

    本を通じて心に癒しを

  • Book Tourism~本と旅行する

    本屋・図書館など”本”を軸にした旅行にまつわること

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本と旅する”Book Tourism”の魅力

皆さん、Book Tourismという言葉を知っていますか?”本”にまつわる場所やイベントを目的にした旅行のことを指しています。 ネットで検索したところ↓のような意味で説明されています。 あまり馴染みがない言葉でピンとこないかもしれませんが、漫画や小説の聖地巡礼もBookTourismの一種です。 Book Tourismの魅力時間とお金を使って文化的なモノ、コトに触れていることはとても尊くその時の自分が好きになれる。 あくまで個人的な見解ですがこれなのかと。 私自

    • 大切なひとに『死にたい』と言われたら差し出す1冊

      死にたいわけではない。 ただ、生きることにそこまで肯定的になれない。 生きたくても生きれない人がいることは、頭では理解できている。 しかし、これが素直な気持ちだからしょうがない。 なぜ生きることに肯定的になれないのだろうか? 何度も考えてきたが答えは出ない。 生きがいがないから? 大切な人がいないから? 命の重みを実感するような経験がないから? どれも間違いではないが核心をついていない。 ただ、間違いなく言えることは死にたいわけではない。生きているのであらば、幸せ

      • 映画『94歳のゲイ』からLGBTと生きづらさについて考える

        LGBT 近年、よく耳にするワード。 正直、マジョリティー側が「私たちは、あなたたちを受け入れますよー」のようなポーズに見られる。 もっと斜めからみると自分たちが気持ちよくなるために利用しているようにも感じてしまう。 私自身は異性愛者である。 そのため、LGBTを概念としては理解しているが、それ以上のことは正直何とも言えない。 当事者でもないのに分かったような態度をとるのは、どうしても偽善に思えてしまう。 なぜ映画『94歳のゲイ』を観ようと思ったか 94歳、い

        • 本屋のない人生なんて

          本屋のない人生? そんなの耐えられる自信がない・・・ 急に何を言い出すのかと思われたでしょうが、こちらの作品を読んで改めて感じたことです。 昨今、店主が独自でセレクトした本を売りにする独立系書店が増えています。 本書はそんな全国にある独立系書店の奮闘を描いたノンフィクション作品。 あなたにとって本屋とは?仕事で嫌なことがあったとき 自分はこのままでいいのかと不安に苛まれたとき 誰も自分のことを理解してくれないと孤独を感じたとき 私はいつも本屋に駆け込んでいます。

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          本が好きなひとにオススメの資格「読書アドバイザー」になったので、これからの展望を語りたい。

          読書アドバイザー? なんですかそれ? という反応の方がほとんどだと思います・・・ たとえ、本好きでも出版関係のお仕事をされている方でない限り知らない気がします。 かく言う私も存在を知ったのはつい最近。 読書アドバイザーとは?出版文化産業振興財団が、主催している民間資格になります。 なぜ読書アドバイザーの資格を取ろうとしたか?「純粋に本が好き!」 これだけだと、わざわざ資格まで取ろうとは思いませんよね。 小っ恥ずかしいんですが、あえて言葉にするとしたら 私自身、本

          本が好きなひとにオススメの資格「読書アドバイザー」になったので、これからの展望を語りたい。

          「生理」について男性だからよく知らないで済ましていいのか?映画『夜明けのすべて』を観て

          世の中には情報が溢れかえっている。 知っていること 知らないこと この二つを天秤にかけたとき、”知らない”ことのほうが圧倒的に多い。 それはしょうがないと思っていたが、ある映画を観て「自分の興味ある事しか知りましぇーん」ではいけないと反省させられた。 それが現在公開中の『夜明けのすべて』 藤沢さん(上白石萌音)のPMS、山添君(松村北斗)のパニック障害、2人が抱える苦しみは当事者にしか分からない。 特にPMSについては「重めの生理?」とざっくりした認識。もっと言え

          「生理」について男性だからよく知らないで済ましていいのか?映画『夜明けのすべて』を観て

          美しさ、優しさ、尊さが贅沢に描かれた映画『PERFECT DAYS』

          予告編を観て、一目惚れする映画が1年に1本くらいある。2023年はこの『PERFECT DAYS』 トイレの清掃員として働く平山(役所広司)の静かで淡々と過ぎる日々をドキュメンタリー調で描く本作。 「サッ、サッ」と近所の道を、竹ぼうきの掃く音で平山は目覚める。 起きたら、まずは布団をたたみ、歯を磨く。その後はお手製のプランターにいれた観葉植物たちに霧吹きで丁寧に水をあげる。 家を出るさい、玄関の所定の位置に揃えられた財布やキーケースなどを確かめるように、ポケットに入れ1

          美しさ、優しさ、尊さが贅沢に描かれた映画『PERFECT DAYS』

          人込みが苦手。でも、神保町ブックフェスティバルなら大丈夫

          だって、本が好きな同志達と同じ空間を共有できるから。 人がたくさんいる所に行くと、いつもへとへとになってしまう。 例えば、人が多い新宿・渋谷・池袋などに行こうものなら、HP(ヒットポイント)が70%くらい消費してしまう。 ハロウィンの渋谷なんて、想像しただけで「もう勘弁してくれよ・・・」と誰も何もしていないのにお手上げ状態になる。 そんな人込みが苦手な自分でも、テンションが上がるお祭りがある。 それが「神保町ブックフェスティバル」 普段、死んだ魚のような目をしている

          人込みが苦手。でも、神保町ブックフェスティバルなら大丈夫

          必要なのは覚悟だけ

          この先どうするか? ここ最近、毎日考えている。 今の仕事に就いて4年。 ひと通りのことはできるようになり、仕事も自分のペースで出来ている。 給料もありがたいことに納得する額を頂けているので、不満がないかと言われれば、そうでもないが恵まれていると感じる。 ただ、ここ最近、自分の中で消化しきれないモヤモヤが頭の中を駆けめぐる。 理由はわかっている。 やりたいことがあるが、一歩前に踏み出せない自分に対しての苛立ちである。 正直、できない理由を探しても見当たらない。 贅沢

          必要なのは覚悟だけ

          思考を根本から変えることなんてできるのか

          よく「一番の敵は自分自身」というニュアンスのセリフを漫画やドラマで耳にするが、あながち間違っていないと思う。 物凄く”悪質なフィルター”を搭載しているせいか、物事をただの事象として捉えることができず、何でもネガティブに感じてしまう。 極端にいうと、世界のすべてが敵に見えてしまうことがある。 そうなったら、手に負えない。 無理矢理振り払おうとすればするほど、ドツボにはまる。 気分転換や好きなことに身を講じても気休めにしかならない。 よって解決策は今のところ、見つかって

          思考を根本から変えることなんてできるのか

          読書会に行ってみたいけど「私なんて場違い・・・」と思っている人に読んでほしい

          本が好きで読書会に足をよく運びます。 ちなみに読書会とは本を持ち寄って自由に話す場。 読書会は大きくわけると二種類あります。 ・課題本を設けてその作品について話し合う形式 ・好きな本を持ち寄って各々が紹介する形式 読書会の魅力とは?・本好きな人達と好きなことについて語り合える ・普段、自分では手に取らないような本に出逢える ・自分にはない考えや価値観に触れられる 個人的にはこの3つと感じています。 好きなものが同じ人達と同じ空間で何かを共有しあえる。 それだけで幸せ

          読書会に行ってみたいけど「私なんて場違い・・・」と思っている人に読んでほしい

          癒しのおすそ分け Vol.3宇垣美里さん「風を食べる」「今日もマンガを読んでいる」

          癒しのおそす分け 3回目はフリーアナウンサー・俳優としても活躍されている宇垣美里さんのエッセイ。 宇垣さんは華やかな見た目のイメージが先行されがちですが、絶対的にぶれない信念とユニークな発想を持っている大変魅力的な人です。 彼女のファンになったきっかけは、自己嫌悪する友人に向かって「私の好きな人を悪く言わないで欲しい」と訴えかけたエピソード。 私自身、弱っているとき「自分なんて・・・」とネガティブな感情に陥りがちですが、この話を聞いてからは何とか踏みとどめるようになった

          癒しのおすそ分け Vol.3宇垣美里さん「風を食べる」「今日もマンガを読んでいる」

          本と旅する”Book Tourism”Vol.2 My Book Station 茅野駅

          ”本”を目的に旅するBook Tourism 第2弾は長野県の茅野駅にあるMy Book Station 茅野駅 My Book Station 茅野駅は「まちライブラリー」の活動の一環になります。 「まちライブラリー」とは、公共の施設に本棚を設置して、本をきっかけにコミュニティを作っていこうという活動。 今、全国でもこのような場所が増えていて、本好きとしては嬉しい限り。 ちなみにこのMy Book Station 茅野駅をしったきっかけは、アート小説でお馴染み、作

          本と旅する”Book Tourism”Vol.2 My Book Station 茅野駅

          「君たちはどう生きるか」それは自ら考え道を切り拓くこと

          様々な物議を醸している「君たちはどう生きるか」を観に行った。 レビューや知り合いの感想を聞くと「よくわからなかった・・・」という声が結構多い。 実際に作品を観て、好きか嫌いでいうと好き。 しかし、正直内容はよくわからなかった。 だから、考察などではなく純粋に感じたことをつらつらと書いていきたい。 ジブリ作品の中で1番ジブリ色が強いジブリってファンタジー。 その観点からすると、過去観てきた作品の中でも1~2番にジブリっぽい。 あえて近しい作品をあげるとしたら「千と千尋

          「君たちはどう生きるか」それは自ら考え道を切り拓くこと

          癒しのおすそわけ~Vol.2 調理場という戦場

          癒しのおそす分け、2回目は料理人である斉須 政雄さんの「調理場という戦場」です。 あらすじは料理人として20代前半~30代の半ばまで、フランスで武者修行をした際の奮闘記である。 この本を手に取ったきかっけは「あちこちオードリー」「ゴッドタン」などで知られる、TVプロデューサーの佐久間 宣行さんの著書「ずるい仕事術」の中で、ご本人が感銘を受けた本として紹介されていたからです。 本書は"癒し"というテーマからは少しかけ離れますが、生きるうえでの姿勢を正してくれる1冊となって

          癒しのおすそわけ~Vol.2 調理場という戦場

          ど~~~~~してもやる気が出ない日ってある

          タイトル通り、全くやる気が出ません。 とりあえず最低限やらなければならない仕事をこなしては 横になるを繰り返している。 最近、暑さのせいなのか、疲れがたまっている。 こうなったら無理に頑張っても、質の高い仕事はできない。 なので、頑張らないことを頑張ることにしている。 そして常時眠い・・・

          ど~~~~~してもやる気が出ない日ってある