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いりえで書く

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間借り書房 いりえのイベント【「書くこと」に関するお喋り会】から生まれた共同マガジンです。スタイルやジャンルは人それぞれ。気負わず、無理せず、否定せず。入り江のように穏やかな場所…
運営しているクリエイター

記事一覧

文フリの1年でした【今年どんな1年だった?】

いりえで書く、12月のお題は「今年どんな1年だった?」か「クリスマス」!! いいですね、ク…

かし子
10日前
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縁は小説よりも奇なり                「いりえで書く」12月のお題「…

今年を振り返ると「縁」に恵まれた年だった。 思うに、書店での本の刊行記念イベントなど、自…

ホッシー
2週間前
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【「書くこと」に関するお喋り会】
次回は12/13(金)19:30から、事前にご案内した場所にて行います。参加予定の方はご確認お願いいたします。当日、飛び入りのご参加も可能です。ご不明点はお問合せください✍️

すれ違いの日々/ラ・フランス

共同運営マガジン「いりえで書く」 今月のお題、『秋の味覚』です。 仕事帰りの金曜日、無性…

やまもとあき
3週間前
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柿が好き!

共同マガジン「いりえで書く」今月のお題は「秋の味覚」か「無駄だったな~と思った瞬間」! …

かし子
1か月前
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悪魔の甘栗              いりえで書く 11月のお題「秋の味覚」

酒を飲まなくなって、変わったこと。それは「甘いもの」をよく食べるようになったことだ。酒を…

ホッシー
1か月前
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若気の至りだった元彼との話

20代すべての年月、同じ人と付き合っていた。その人は、私と同年代で、付き合う前に負った大怪我をきっかけに仕事を辞めて、その後、怪我が完治してからも働いていなかった。正確には、仕事を見つけてからだいたい1カ月しないうちに辞めるので結果的に働いていない時間のほうが多かった。辞める理由はほぼ毎回一緒だった。同僚や先輩から、なにか強く言われるとつらくなって無理になるらしい。なんどかそういうことを繰り返した結果、週1~2回、短時間のアルバイトで落ち着いた。 ずっと一緒にいたかったし結

共同運営マガジン「いりえで書く」、11月は「秋の味覚」「無駄だったな~と思った瞬間」のどちらかを選んで書いてください。エッセイでも日記でも創作でも、形式は自由! それぞれテーマ名をハッシュタグでつけてください✍️
過去のお題で未執筆の方は、気が向いた時に書いてアップくださっても🆗

ある一日

10月22日(火) 新大阪駅に着く直前、着信があった。Kからだった。このあとの集合場所や時間…

48時間の1日 | いりえで書く

1日が48時間になることが発表された。 ある日突然、政府が「1日48時間制」を提示して、来年か…

うらがみ
1か月前
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ある一日

もしもある朝突然、全ての人間の性別が入れ替わってしまったらどうなるのだろう。 朝目覚めて…

小倉ももこ
1か月前
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土曜日のできごと

運動する習慣がなく、目を酷使していて仕事もデスクワークなので肩こりがひどい。肩こりだけじ…

star_of_bba
1か月前
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とある一日

 週末は晴れていたら、湖を目指す。お昼ご飯を食べるためだ。ご飯はいつも、途中にあるスーパ…

寺橋佳央
2か月前
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「労働者が最も尊い存在であってほしい」小林多喜二が理想とした社会が、自分にとっても理想なのかもしれない

先日、三浦綾子さんの小説『母』を読んだ。 『母』の内容は小説家である小林多喜二の母小林セキさんの半生を描いたもの。 主役はあくまでセキさんですが、本作を読み小林多喜二についてもっと知りたいと思った。 母親なので「わが自慢の息子」という多少の贔屓目はあるかもしれないが、セキさんが語る多喜二は、慈愛に満ちあふれ、常に世の中を少しでもよくしようと思いながら生きている。 小林多喜二について小林多喜二と言えば代表作である『蟹工船』。正直、私は『蟹工船』の作者くらいの認識で、多喜二