日記と宣伝(2022.11.14)
まだ夜が明けないうちに家を出て電車を乗り継ぎおよそ2時間半。父親の暮らす施設に到着した。今日は月に一度の通院の日。迎えのタクシーにちょっとお待ちください、と声を掛けて中に入る。父親は退院した時と同じような目の濁り方で待っていた。鼻から吸う酸素チューブも常時着けるようになったらしい。外出用の酸素ボンベのセットに看護師さんが手間取り何度も何度も失敗してプシューっと空気を出してようやく取り付けが終わった。じゃぁ出発しようか、というところで父親が車椅子に乗ると言い出した。もう歩けくの