山本貫太(たんかともま)

なで肩。何でも書きます。スキ欄は日記以外の文章をまとめています。日記の内容は架空です。…

山本貫太(たんかともま)

なで肩。何でも書きます。スキ欄は日記以外の文章をまとめています。日記の内容は架空です。 ご連絡はメール(akaimukade@gmail.com)かX【Twitter】(@tankatomoma)にお願いします。

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掲載情報

題名をクリックするとAmazonの商品ページが開きます。 【小説】 「ソルター・マーシー」 江古田文学101号掲載 「パッチワーク」 江古田文学102号掲載 「毛穴」 江古田文学105号掲載 「執筆用資料・メモ」 江古田文学108号掲載 【官能小説】 「一回だけで、いいの?」 新鮮小説 2020年4月号掲載 「お義母さんは、僕専用のオナティッシュ」 特選小説 2021年9月号掲載 「×××ゲーム」 新鮮小説 2021年12月号掲載 「わたしで抜いたことある?」

    • 日記0515あるいは退屈ゲーム

      退屈を許容できるのは心にゆとりがある日だけ。私はお菓子をたらふく詰め込み、ピザをたいらげた。

      • 日記0514あるいは食べ納め寿司と背中煙

        気持ちよくUFOキャッチャーの景品を取れたことがない私が、友人のたん病日を祝うためゲームセンターにて孤軍奮闘していたが、やはり、なかなかどうして、何も掴めない。 「だめだ」 感謝の手紙でも書こうと机に突っ伏したが、これまた、なかなかどうして、難しい。 私は寿司を食べて気合を入れ直す。吐くまでサーモンやうなぎ、トロを胃に詰め込む。 「過去を振り返るな、振り返るな」 懐かしい友人の顔、私は目をつむる。

        • 日記0513あるいは起源機嫌期限

          なめるなよ、ごみども

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          日記0512あるいは風呂に入る

          風呂に入る、という言葉。温泉の際は湯に浸かって初めて使う。 「先風呂入るわ」 シャンプーやら髭剃りやら身体を洗う友人にそう一言かけた人も多いだろう。しかし、現代人、とくにユニットバスしかないような者たちは日々シャワーしか浴びず、湯舟など1ヶ月に1度でもいい方だろう。 「風呂は1ヶ月に1度」 そう言い切ってしまうと語弊がある。身体は洗っているのだから、清潔なはず。しかし、風呂に入っているは違和感だ。 「風呂場に入ってます。風呂には入ってません」 これからは、これをフ

          日記0512あるいは風呂に入る

          日記0511あるいは唇に虚ろ

          もう、疲れたよ。 頑張った方だろう? 薄々勘づいてるんじゃないか? なあ、どうだ? え? まだ気づいてない? 馬鹿だなぁ、ホント。 男ってバカだなぁ。 「ごめんよお、お金すっちゃったぁ」 まあ、こんな男と一緒にいる私も大概か。 「駄目だな、ほんと、こりゃ駄目だわ」

          日記0511あるいは唇に虚ろ

          日記0510あるいはブツブツキィキィ

          家よいいえよ 言えよ 言えよ 言えよ 言わないって言うんだったらいいぜ 俺が勝手に想像していろいろ 詮索してやるんだからな お前の考え なんてお見通し じゃ どんな妄想していたかを当ててやろうね えっとね うんとね なんだか難しくなってきてしまったな ねむねむねむねむお風呂入ろっかの風呂入ろうかなって受け止めなくてもお風呂に入ったことになるんですかね それはシャワーを浴びたっていうだけなんじゃないですかね だって 温泉とかに行ってお風呂も入る前にね シャワー浴びるとかなんか体

          日記0510あるいはブツブツキィキィ

          日記0509あるいはでしゅ

          何もしてないでしゅ! 三連休、だらだらしてしまったでしゅ! 勉強、勉強しなきゃでしゅよ! ぼっキュン、負けましぇーん!

          日記0509あるいはでしゅ

          日記0508あるいは陰性プション

          夢の中で何度も苦しみ、あえぐ。どうか助けてくださいと。 「だめだよ、君は一番安いコマさ」 汗とひどいニオイ。 立て続けに映画を見る、夢、戦争、戦車、豚。 「は、ははぁ、は、は?」

          日記0508あるいは陰性プション

          日記0507あるいは熱消えて痛み

          熱が消えて、サボってはいないけれど、サボった分のつけがきて。さてはて、どうしたらいいのと、けれども、それを忘れて、一日ずっと、わたしはわたしの欲に従った。 炊飯器はカラになった。 ゲームはなんとか、トゥルーエンドに。

          日記0507あるいは熱消えて痛み

          日記0506あるいは熱残

          熱が残る。身体にメットリはりつく。どうしようもない。喉は目に見えて腫れ、足は浮腫んでいる。 「くそう、くそう、くそう」 涙も生温い。

          日記0506あるいは熱残

          日記0505あるいは波々並々体調

          書き言葉と、話し言葉。どちらで褒められる方が嬉しいか。 「さあね?」 なんだかよくわからない。銃声とともに大勢が死ぬ。

          日記0505あるいは波々並々体調

          日記0504あるいは再疫

          「こうも短期間に呪われるタァね、もはや、解呪もできまいて」 首には細い指の跡がべっとりついている。 むりむりもーむり、なんなんなの?

          日記0504あるいは再疫

          日記0503あるいは免疫液

          だーめだこりゃ、からだわるけりゃ、だれもこーふくにはできん

          日記0503あるいは免疫液

          日記0502あるいは日々ヒビ

          信用されたいですね。 それが無理なら、花を生けてください。 化石のように、私はしばらく土の中で眠ります。

          日記0502あるいは日々ヒビ

          日記0501あるいは朝はこうして生まれた

          一日中ベッドにいたせいか、あるいは、何か病に冒されているのか、ずいぶんと全身が気怠い。 「海の匂いがする、死が近い証拠だね」 私の口臭を女はそう称した。残念なことに的確だ。 「ベーグルもラーメンも、ケーキだって君が食べたいと言ったんだぜ」 それでも私は食べられない。尽くしてもらったのに、尽くされ切ることすらできていない。 「波の音がする……」

          日記0501あるいは朝はこうして生まれた