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【朝一でこれだけ読もう】日経新聞

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【毎朝9時更新】忙しい皆様のために、日経新聞の主要トピック(主にIT/DX関連)を毎日分かりやすく解説していきます。「朝一でこれだけ読めば大丈夫」が目標です。
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#毎日note

金融機関の最新動向について

金融機関の最新動向について

メガバンクの一角である三井住友銀行は、全ての手続きをスマートフォンアプリで完結できるようサービスを改良しています。

年内には改良を完了させるとしており、スマホアプリを重要視している事が伺えます。

皆さんも知っての通り、金融機関は現在次々と支店を統廃合しています。

理由は、利用者の減少です。

では、利用者がなぜ減少しているのか。

少子高齢化社会の影響もありますが、まだまだこれが問題なのでは

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量子コンピュータの「今」について

量子コンピュータの「今」について

米国や中国を中心に量子コンピュータの開発が進んでいます。

量子コンピュータの世界市場ですが、2030年に1兆円の価値を創出し、2040年には85兆円と言われます。

2019年には、Googleが量子コンピュータを活用してスパコンで1万年かかる計算を3分20秒で解いたと話題を集めました。

その後、量子コンピュータがこの2年間でどこまで開発が進んだのかはGoogleの上級幹部しかわかりません。

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健康アプリがドンドン普及

健康アプリがドンドン普及

従業員の健康状況の把握に「SaaS型の健康スマホアプリ」が増えてきています。

従業員の持つスマホから健康状況を報告できるのが特徴です。

利用者は、心理学の専門家が作成したアンケートを回答していき、自分の健康状況を報告します。

まさに、「健康経営」を実現するためのサービスですね。現在はコロナ禍で導入を検討する企業が多いですが、これからも必要とされるでしょう。

アンケート回答タイプの健康チェッ

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VR仮想オフィスは浸透するの?

VR仮想オフィスは浸透するの?

リモートワークの定常化により、「何気ない会話」や「偶発的な閃き」が失われていると言われます。

実際、コミュニケーション不足は深刻となっており、それによって会社への「エンゲージメント」も低下しています。

こういった問題を課題を捉え、リアルなオフィスを仮想空間に再現する「仮想オフィス」がにわかに注目されています。

この仮想オフィス、リモートワークが必須の今だけだろ!

と言われるかと思いますが、

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保険加入の可否、AIが判断!

保険加入の可否、AIが判断!

ベンチャーやスタートアップ経営者向けに保険サービスを提供するエヌエヌ生命保険は、生命保険に加入させるかの判断をAIに任せて無人化する方針を発表しました。

早ければ来年(22年内)に実現したいとしており、現在の経費を3000万円ほど抑える方針です。

AIモデルの作成には米国の「DataRobot」が利用されます。

DataRobotは、ようは人間のデータサイエンティストのロボット版です。データ

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SDGs、ベンチャー企業もやろう!

SDGs、ベンチャー企業もやろう!

SDGs、サステナブル経営、脱炭素等のキーワードが世間を賑わしています。

脱炭素への取り組みは、企業アピールに非常に効力を発揮します。

またサステナブル商品というだけで、消費者の購買意欲が上がっています。

今や数多くの大企業がSDGsへ取り組みをおこなっており、先端的な企業は取り組みを通して「新たなビジネスチャンス」を見つけてきています。

こういった大企業のSDGsへの取り組みですが、スタ

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デジタル化で職業革命が起きます!

デジタル化で職業革命が起きます!

世界の主要国で学びなおし(リスキング)教育が注目されています。

政府が国民の「学びなおし」に本腰を入れる理由としては、デジタル化による職業の変化です。

2025年までに以下の職業の雇用が増減すると予測されます。

■増える
データアナリスト
AI技術者
デジタルマーケティング専門職
ITセキュリティー専門職

■減る
事務員
秘書
会計士
工事労働者

これは、急速なデジタル化やAI(人工知能

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宇宙から経済活動を分析

宇宙から経済活動を分析

日経新聞さんが、合成開口レーダーを活用した経済活動分析に関する記事を書いていました。

衛星に搭載された合成開口レーダーを活用して車の台数を認識、増減から経済活動を予測するといったものです。

実はこれ、合成開口レーダーでやる必要は全くありません。

合成開口レーダーは光学衛星と比較すると非常に高額であり、解析ソフトも馴染みのないものが多いです。

わざわざ合成開口レーダーを利用する用途としては、

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スマホで銀行、付加価値追加へ

スマホで銀行、付加価値追加へ

ふくおかFGのアフターコロナを見据えた戦略が見えてきました。

PCやスマートフォンに慣れ親しんだ「デジタルネイティブ世代」を主なターゲットとしており、
以下の点が強化されるとの事です。

①UX(ユーザーエクスペリエンス)
②AIによるレコメンド
③アジャイル開発導入

UXに関しては、ユーザー体験を向上させる目的であり、ボタンの位置やアプリ内背景の色などを様々な実験を繰り返して改良していきます

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三井住友FG、広告会社設立へ

三井住友FG、広告会社設立へ

三井住友FGが電通グループと広告会社を設立するとの事です。

これにより、三井住友銀行のスマホアプリに電通や銀行の取引先企業の広告を表示するとの事です。

また、年齢や性別などの顧客属性にあった広告配信ができるため、電通グループや銀行の取引先企業はウハウハでしょう。

三井住友FGが今になって広告会社を設立した理由を考えてみましょう。

それは、「顧客との接点を保持する」為です。

銀行は店舗の統

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衛星データ共同PF提供へ

衛星データ共同PF提供へ

三菱電気と計6社は、衛星データを共同で取得・解析できるよう、新たに「衛星データサービス企画」の設立を発表しました。

これにより、従来までの各社によるデータ取得と解析に関わるコストの削減に繋げたいとしています。

人工衛星データの提供をしている会社は日本に多く存在し、人工衛星によって販売している会社もバラバラです。

そこで、衛星データの販売と解析をしている会社で集まり、一つの会社として共同販売し

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衛星から3次元地図生成へ

衛星から3次元地図生成へ

NTTデータとJAXAが衛星を活用して22年度から高精度な3次元地図を整備していくとのことです。

衛星に搭載されたライダー(LiDAR)を活用することで、木や枝葉を通り抜け、地面までの距離を測定する事ができます。

これ、実は2014年に打ち上げられたALOS-2(だいち2号)でも可能です。

ただし、ALOS-2はレーダーのみの搭載であり、ライダー(LiDAR)は搭載していません。

そのため

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自動運転、一歩前進へ

自動運転車の安全審査ですが、同形式車の場合は審査が省略されるとの事です。

つまり、Toyotaのプリウス2020のEクラスが審査に合格した場合、このEクラス(2020)の他の車は審査がいらなくなります。

というより、、

今まで「1台1台やってたんかーい」

とそこに驚き(笑)

そりゃ中々普及はしないですわ(笑)

自動運転は人命を預かるため、安全第一はわかりますが、同型種ならば作りも同じで

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地銀4行が共同窓口システム利用へ

地銀4行が共同窓口システム利用へ

日本の人口減少や地方の過疎化により、25年度には9割の地銀が赤字になると予測されています。

政府は地銀同士の合併やDX支援を推進しておりますが、これは本当に重要な事です。

日本の将来は決して明るくはありません。

地銀は何か対応をしなくては、間違いなく潰れていきます。

最近では、PayPayなどの賃金移動行者が銀行業を始めました。

給与デジタル払いが進む事で、今まで通り預金が地銀に集まらず

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