小堂博子

ある時ふと、いろんなことに「ええじゃないか」と思えるようになった、おばさんのひとり言を…

小堂博子

ある時ふと、いろんなことに「ええじゃないか」と思えるようになった、おばさんのひとり言をはじめたのですが、やっぱり何かをしたいと、少し前にあきらめていた『アートをもっと身近に!』の運動を再開することにしました。 アートについて、いろいろと語っていきたいと思います。

記事一覧

自分の意見をバンバン言える世の中になれば、天才はもっと生まれるかもれしれない?!

私は日本のテレビもSNSもあまり見ないので、彼のことを全く知りませんでした。 本当にごめんなさい、って感じです。 成田悠輔さん。 先週の『日曜日の初耳学』をTverで観…

小堂博子
1年前
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結婚って、好きとか嫌いとか、それだけでないものもたくさんあるのだと、今更ながらに気付いたりして・・・

先週、「なんでこんなになっちゃったんだろう、って思ったことないよね?」って質問してきた友人の話を書きました。 私にだってそう思ったことはないことはないけれど、な…

小堂博子
1年前
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自分と違う人が嫌いになるのって、人間の本能なのか?!

少し前の話ですが、友人が私に質問してきました。 「なんでこんなになっちゃったんだろう、って思ったことなんてないよね?」 急なことだったので、私はそれこそ、なんで…

小堂博子
1年前
1

何かが違うけど、何だか受け入れてしまう。そんなアート作品をあの人にも見てもらいたい

シンガポールに10日ほどいて、友達に会ったり、いろんなところを訪ねたり、楽しい日々を過ごしました。 私たちがどこかに行くと必ず行くところが美術館。 シンガポールに…

小堂博子
1年前
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旧暦にこだわる理由が知りたい!

今久しぶりにシンガポールに来ました。 2023年の旧暦のお正月は1月23日でした。 シンガポールに着いたのは25日だったので、お正月から3日後たっていましたが、街中すっかり…

小堂博子
1年前
1

交渉できひん奴はアホや?!

幼い頃から父親に言われ続けてきたことがありました。 「交渉できひん奴はアホや」 あ、みなさんに最初に断っておきたいことがあります。 「アホ」という表現は“けなす…

小堂博子
1年前

祝った人は一体誰?

新しい年が始まりました。 この時期しか味わえない、私の大好きな食べ物があります。 それはガレット・デ・ロワ。 あれ、なんなんでしょうね。 言ってしまえば、ただのパ…

小堂博子
1年前

今年もありがとうございました

今年ももう終わり。 拙い私のエッセーを読んでくださったみなさま、本当にありがとうございました。 へぇ、そんな考え方もあるんだ って、思ってくださればいいなぁ、と…

小堂博子
1年前
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クリスマスのデザートはとっても大切!

夫はフランス人なので、クリスマスに時別な思いを持っています。 って、あんた別にクリスチャンじゃないやん? などと突っ込んでみても、彼曰く「宗教に関係なく、クリス…

小堂博子
1年前
1

リズムに乗って体を動かすだけ。それが一番気持ちいい!

どんな音楽が好きか?と聞かれたら、いつも答えに困ってしまいます。 音楽に関しては好き嫌いがほとんどなく、クラッシックからポップミュージックまでなんでも聞き、ジャ…

小堂博子
1年前
1

再認識!やっぱりすごい草間彌生

ルイ・ヴィトンと草間彌生のコラボレーション。 東京の色んなところで広告ジャックやインスタレーションを見ることができます。 草間彌生との最初のコラボレーションは201…

小堂博子
1年前
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ずっと恋する気分を持っていたいから

夫が出張から帰ってきてからも、沼から抜け出せない私。 先日こんなことがありました。 夫がめっちゃ近くに顔を寄せて私を見ます。 「何?ちか!」 そう言うと、しめしめ…

小堂博子
1年前
2

キュンキュンの持って行き方を間違える日々

辛い一週間ではありましたが、皆様の応援をいただき、無事過ごすことができました。(誰も応援してないって?!) 夫がいないと眠れない、眠れないから何もやる気にならな…

小堂博子
1年前
1

言えるうちに、言っておこう

夫が出張中のため、一週間一人で日本にいます。 いや〜、辛い! 一人でいることがこんなにつまらなくて辛いものだったんだ、と毎日痛感しています。一人で眠ることに慣れ…

小堂博子
1年前
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それを精神の傷だと言うあんたの方が傷を抱えてるんやと思うんやけど!

80年代の音楽をいろんなレストランで聞き、懐かしい気分に浸りながら、前回書きました。そのまま80年代を引きずっていたら、見たいと思っていたものが見られてびっくり…

小堂博子
1年前
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80年代の洋楽は、私にとっては外への扉だった

レストランで80年代の曲がかかっていることがよくあるのですが、今、流行りですか? 私にとっては懐かしい曲たち。 それらの曲はテレビで放送されるミュージックビデオ…

小堂博子
1年前
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自分の意見をバンバン言える世の中になれば、天才はもっと生まれるかもれしれない?!

自分の意見をバンバン言える世の中になれば、天才はもっと生まれるかもれしれない?!

私は日本のテレビもSNSもあまり見ないので、彼のことを全く知りませんでした。
本当にごめんなさい、って感じです。

成田悠輔さん。

先週の『日曜日の初耳学』をTverで観て初めて知りました。
今、めちゃくちゃ有名な人で、みんなが絶賛しているのだとか。
話を聞いて、とっても頷けました。

ちょっと悲しいと思ったのは、こういう凄い人は、日本に留まらずに海外に行っちゃうんですよねぇ〜。

理由は、彼が

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結婚って、好きとか嫌いとか、それだけでないものもたくさんあるのだと、今更ながらに気付いたりして・・・

結婚って、好きとか嫌いとか、それだけでないものもたくさんあるのだと、今更ながらに気付いたりして・・・

先週、「なんでこんなになっちゃったんだろう、って思ったことないよね?」って質問してきた友人の話を書きました。

私にだってそう思ったことはないことはないけれど、なぜにそんなネガティブな質問になったのか理由が知りたくて、彼の話をよーく聞いてみました。

最近、急に老後について不安になってきちゃって・・・。

いやいや、そんなの、みんなだよ。
誰一人として老後が不安にならないことなんてないよ〜。

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自分と違う人が嫌いになるのって、人間の本能なのか?!

自分と違う人が嫌いになるのって、人間の本能なのか?!

少し前の話ですが、友人が私に質問してきました。

「なんでこんなになっちゃったんだろう、って思ったことなんてないよね?」

急なことだったので、私はそれこそ、なんでそんな質問されちゃったんだろう、とキョトンとしたままでした。

彼は質問した理由を話し始めます。

自分は男で、自分も女の子が好きなんだと幼い頃は思っていたけれど、どうも違うって思い始めて。女の子を見ても全くときめかないから。
気がつい

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何かが違うけど、何だか受け入れてしまう。そんなアート作品をあの人にも見てもらいたい

何かが違うけど、何だか受け入れてしまう。そんなアート作品をあの人にも見てもらいたい

シンガポールに10日ほどいて、友達に会ったり、いろんなところを訪ねたり、楽しい日々を過ごしました。

私たちがどこかに行くと必ず行くところが美術館。
シンガポールにもナショナルギャラリーがあるのですが、その中でもアートサイエンス・ミュージアムで開催されていた、『Patricia Piccinini: We Are Connected(パトリシア・ピッチニーニ:私たちは繋がっている)』展が素晴らしか

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旧暦にこだわる理由が知りたい!

旧暦にこだわる理由が知りたい!

今久しぶりにシンガポールに来ました。
2023年の旧暦のお正月は1月23日でした。
シンガポールに着いたのは25日だったので、お正月から3日後たっていましたが、街中すっかりお正月ムード。

この旧暦でお正月をお祝いするのは中国圏や華僑の人たちだけなんだそうです。
で、この旧暦ってどうやって計算するのか気になったので調べてみました。

ウィキペディアによると、

中国の暦法はいわゆる太陰太陽暦であり

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交渉できひん奴はアホや?!

交渉できひん奴はアホや?!

幼い頃から父親に言われ続けてきたことがありました。

「交渉できひん奴はアホや」

あ、みなさんに最初に断っておきたいことがあります。

「アホ」という表現は“けなす”時に使うものと思われていますが、実際はけなしているわけではありません。褒めているわけではないのは明確ですが、さげすんでいるわけでもないのです。

「アホ」にはそれなりの愛情がこもっているわけで、本当にダメな奴には声もかけないし、なん

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祝った人は一体誰?

祝った人は一体誰?

新しい年が始まりました。
この時期しか味わえない、私の大好きな食べ物があります。

それはガレット・デ・ロワ。

あれ、なんなんでしょうね。
言ってしまえば、ただのパイっちゃパイなんです。
でも、あのアーモンドクリームがめちゃくちゃ美味しい。
サクサクのパイとの相性がなんとも言えないくて。
この時期になると、いろんな所からガレット・デ・ロワが販売されます。
どこのもそれぞれの味があって本当に美味し

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今年もありがとうございました

今年もありがとうございました

今年ももう終わり。
拙い私のエッセーを読んでくださったみなさま、本当にありがとうございました。

へぇ、そんな考え方もあるんだ

って、思ってくださればいいなぁ、とエッセーを書いております。

この間、友達に質問されました。

「外国人ってどんな休暇を過ごすのが好きなの?」

すみません、逆に聞いていいですか?
外国人って誰のこと?

私の夫がフランス人なので、外国人に詳しいと思っているかもしれま

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クリスマスのデザートはとっても大切!

クリスマスのデザートはとっても大切!

夫はフランス人なので、クリスマスに時別な思いを持っています。

って、あんた別にクリスチャンじゃないやん?

などと突っ込んでみても、彼曰く「宗教に関係なく、クリスマスはもうフランスの文化の一部だから」と反論します。
日本で言うところの、お正月のような感じだそうです。
家族と過ごす大切な時間。

日本はクリスマスを恋人と、お正月を家族と過ごす。
こんな感じだと思うのですが、フランスは全く逆です。

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リズムに乗って体を動かすだけ。それが一番気持ちいい!

リズムに乗って体を動かすだけ。それが一番気持ちいい!

どんな音楽が好きか?と聞かれたら、いつも答えに困ってしまいます。
音楽に関しては好き嫌いがほとんどなく、クラッシックからポップミュージックまでなんでも聞き、ジャンルに関係なく、メロディーとリズムがはっきりしているものが好きです。

その昔、田舎から東京にやってきた頃は、刺激的なものがたくさんで、毎日ワクワクしていました。
親元から解放され、時間に縛られないのも魅力的でした。
だから、夜に繰り出すの

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再認識!やっぱりすごい草間彌生

再認識!やっぱりすごい草間彌生

ルイ・ヴィトンと草間彌生のコラボレーション。
東京の色んなところで広告ジャックやインスタレーションを見ることができます。

草間彌生との最初のコラボレーションは2012年。あれから10年経ったのですね。早い!

というわけで、草間彌生がまたまた注目されているのですが、彼女のこと、皆さんはご存知だとは思いますが、再度彼女の凄さを言わせてください!

彼女は長野県松本市の比較的裕福な家に生まれます。放

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ずっと恋する気分を持っていたいから

ずっと恋する気分を持っていたいから

夫が出張から帰ってきてからも、沼から抜け出せない私。

先日こんなことがありました。

夫がめっちゃ近くに顔を寄せて私を見ます。
「何?ちか!」
そう言うと、しめしめ、という顔をして私を見ます。
「何?」と聞くとニヤけながら、
「ムカつくやん」
と答えます。
「え?私がやってるのって、あんたをムカつかせてるってわけ?」
「ちょっと」
親指と人差し指で2センチぐらいのギャップを作ってみせます。

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キュンキュンの持って行き方を間違える日々

キュンキュンの持って行き方を間違える日々

辛い一週間ではありましたが、皆様の応援をいただき、無事過ごすことができました。(誰も応援してないって?!)

夫がいないと眠れない、眠れないから何もやる気にならない、やる気にならないから何にもせずにまた一日が過ぎ、そして何もしなかった自分に自己嫌悪する・・・。
そんな負のスパイラルが続いておりましたが、それに輪をかけるように負のスパイラルが私を襲いました。

韓国ドラマ
しかも、ラブドラマ。

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言えるうちに、言っておこう

言えるうちに、言っておこう

夫が出張中のため、一週間一人で日本にいます。

いや〜、辛い!

一人でいることがこんなにつまらなくて辛いものだったんだ、と毎日痛感しています。一人で眠ることに慣れていないからなのか眠れず、不眠のためか何もする気にもならず、なんだか憂鬱な毎日。

かく言う私は、高校卒業後すぐに実家を出て、夫と一緒に住むようになる36歳まで、一人暮らしをしていました。

一緒に住むようになった頃は、他人が同じ空間に

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それを精神の傷だと言うあんたの方が傷を抱えてるんやと思うんやけど!

それを精神の傷だと言うあんたの方が傷を抱えてるんやと思うんやけど!

80年代の音楽をいろんなレストランで聞き、懐かしい気分に浸りながら、前回書きました。そのまま80年代を引きずっていたら、見たいと思っていたものが見られてびっくり!

やっぱり引き寄せってあるのよ〜、と友達が「引き寄せ」のことを熱く語っていたことも思い出しながら、その映像を見たのですけれど、よく見ると実際は全然違っていた!

私だけですか?
ボーイ・ジョージに見えるのは?!

よく見ると、リンダ様だ

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80年代の洋楽は、私にとっては外への扉だった

80年代の洋楽は、私にとっては外への扉だった

レストランで80年代の曲がかかっていることがよくあるのですが、今、流行りですか?

私にとっては懐かしい曲たち。
それらの曲はテレビで放送されるミュージックビデオ(MV)で知りました。
あの頃、MTVの登場で、海外アーティストたちがこぞってミュージックビデオを作りました。私にとってはそのミュージックビデオが、海外への扉でした。田舎で育ったので、外国人に会えるわけもなく、海外がどんなものか想像できな

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