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それを精神の傷だと言うあんたの方が傷を抱えてるんやと思うんやけど!

80年代の音楽をいろんなレストランで聞き、懐かしい気分に浸りながら、前回書きました。そのまま80年代を引きずっていたら、見たいと思っていたものが見られてびっくり!

やっぱり引き寄せってあるのよ〜、と友達が「引き寄せ」のことを熱く語っていたことも思い出しながら、その映像を見たのですけれど、よく見ると実際は全然違っていた!

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Posted by Fendi フェンディ on Thursday, November 3, 2022

私だけですか?
ボーイ・ジョージに見えるのは?!

よく見ると、リンダ様だったのですね!
90年代の元祖スーパーモデルの筆頭、リンダ・エヴァンジェリスタ。
昨年の9月に脂肪冷却の施術の副反応で体型が変わってしまった、と告白し、日本版ELLEにもそのことが載っていて、太ってしまったことは知っていましたが、太ったと言うよりも作り過ぎて、一瞬見ただけでは誰なのかがわからないほどです。

年を取って太ったからって、科学の力でなんとかしようとすること自体、私は間違っている気がするのですが、どうでしょうね。

年取ったら太りますよ。
新陳代謝が悪くなるんですから。

しかも、顔だけでなく色んな所に皺も寄りますよ。
仕方ないじゃないですか。
だって、人間の一番綺麗な時は17歳で、それ以降はただただ老化しているだけなんですから。

考えてみたら、人生のほとんどは、老いとの戦いなわけですよ。
それに抗える、科学も進歩してきたかもしれませんが、それはそれで受け止めるのが人生ってものだと思うのですけれど。

そういう私は、カトリーヌ・ドヌーヴを敬愛しています。

私が初めてドヌーヴ様にお会いしたのは、ずいぶん前。
と言っても15年ぐらい前のことでしょうか。

フランス映画祭で来日し、大使館で行われたその記者会見か何かでした。
彼女は演台の横に並べられた椅子に座って大使の話を聞いていたのですが、その際に、大福を手でちぎりながら頬張っているドヌーヴ様の姿を見て、これぞやっぱり大女優!と思ったのを覚えております。

昔、あんなに痩せていて美しかったドヌーヴ様ですが、今では結構お太りになっているとはいうものの、それがまた貫禄があって素敵なのです。

大使が話をしているのにの関わらず、その横の席で、しかも大福を食べるという無茶振りがとってもお茶目で・・・。我慢できなかったのですかね。

あ、ごめんなさい。

ドヌーヴをこんなに敬愛しているのは私たち世代だけで、若い世代はご存知ないかもしれませんね。

でも、この名画は、というか、この音楽はみなさんご存知でしょう。

この2作品は最高です。

ドヌーヴ様は、この『シェルブールの雨傘』の前に、第一子を出産しているのですよ。
驚きですよね?!

私は、人はその人のそのまま、素のままでいるのが一番だと思っているのです。

いや、もちろん、年を取ると太りますし、シワは増えますし、シミは出来ますし・・・。それを改善するために努力するのは大切ですが、必要以上にする必要はない気がするんです。

でも、気になったらそれをどうにか改善したいと思うのも、人間のサガなのかもしれませんね。

なんて色々考えていたら、サッカーのワールドカップカタール大会のアンバサダーがドイツの公共放送ZDFのインタビューで、ものすごいことを言ってしまいましたね。

「彼らは私たちのここでのルールを受け入れなければならない。(同性愛は)ハラム(禁忌)だ」(なぜハラムとされているのか聞かれ)「私はそれほど厳格なイスラム教徒ではないが、なぜかと言えば、それは精神の傷であるためだ (Because it is damage in the mind.)」

ここでインタビューは中断されたらしいのですが、同性愛は精神の傷ですか?

人がそのままでいることは、悪なのですか?!

っていうか、一人の男が4人まで妻を娶ることができるのが正しいと思っている方が、私には精神の傷を負ってる人だと思うのですが。

イスラム教で一夫多妻が認められたのは、戦争で男の人が少なくなってしまい、このままでは人がいなくなってしまうので、残った財力のある男性が女性を数人養った方が民族を守るためには必要で、それは神も望んでいる、と勝手に解釈してそうなった、と聞いたことがあります。
(本当かどうかは知りません)

それは、オスマン帝国時代の話だったのでしょう。
500年もの前に仕方なく作ったルールを、いまだに続けているだけだと思うのですが。

同性愛者も多分、同じ理由でしょう。
同性同士で愛し合っても、子供は生まれないですからね。

でも今は、この地球に70億人もの人がいて、いすぎかもしれないと言われているぐらいなので、一夫多妻をやめて、同性愛者にも寛容になる時期が来ている気がするのですが、彼らは考えを変えられないのですかね。

「精神の傷」だと言ってるあんたが一番「精神の傷」を負ってるんじゃないの?!

BBCでそのインタビューが流れた時、思わずテレビに向かって叫んでおりました。

大人げなかたったです。

でもね、ボーイ・ジョージも言ってるじゃないですか。

カーマ(因果応報)だよ、って。

いつかはあんたがそう言われる日が来るかもね。

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