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creative notes #1

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#育児

132. 「試合に出れない子ども」がいること自体おかしいんだよ

132. 「試合に出れない子ども」がいること自体おかしいんだよ

励ます前に、前提を疑おう先日、とある方のこんなツイートがタイムラインに流れてきた。

先日の試合。朝から「今日はずっとベンチだー。」「ベンチ、頑張るわ・・」と息子。案の定、1日目は1分も出られず、ずっとベンチ。2日目は得点差がついたため、その試合のハーフだけ出場。帰りの車で、「お母さんは試合に出れない子の親で不幸だね」と落ち込む息子。思わず泣きそうになった。なんでこんな思いまでさせてまでこのチーム

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保活に敗れたので、自宅を「親子で働けるシェアスペース」にしちゃった主婦デザイナーの話

保活に敗れたので、自宅を「親子で働けるシェアスペース」にしちゃった主婦デザイナーの話

神奈川県川崎市でフリーランスデザイナーをしております、よしだ たかみと申します。「ドマノマド」という親子で働けるシェアスペースを運営しています。

2012年に富士通のデザイナーとして新卒で入社し、スマホのハードデザインなどを手掛けるプロダクトデザイナーとして、フルタイムで働いていました。2020年7月から、フリーランス に転身しました。

今回はそのきっかけとなった「ドマノマド」を開業することに

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自由とは。

自由とは。

先日、子どものことで、話しになった。

友人がこう言った。
「小学生とかで一人で電車で通学している子を見ると、気の毒に思うんだよねー、勉強させられてかわいそうって。今くらい、遊ばせてやれば良いのにって。」

もう一人はこう言った。

「私にとって、子どもに最適だと思っているのは“褒めて伸ばすこと“、自由にさせてやること」

以前の私は、この二つの意見に賛成で、首をブンブンと縦に振っていた。でも、こ

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釣りに行く息子の自立と不安

釣りに行く息子の自立と不安

毎週末、息子が釣りに行くようになりました。友達と行くこともありますが、一人で行くことの方が多いです。友達は習い事で忙しく、毎回付き合ってもくれないんです。

いま中学1年生の息子は釣りが好き過ぎて、釣りのことばかり考えています。Netflix、Amazon、Huluの釣り番組を片っ端から見て、最近はYoutubeで釣り番組を見ています。中古の釣具を売ってるタックリベリーにも通って、掘り出し物を探し

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オットの真骨頂を見た

オットの真骨頂を見た

里帰りはせず、東京で産むことにした。
退院後、自宅に戻った後は母に約1ヶ月ほど、泊まり込んで手助けをしてもらった。近所に住む妹もよく手伝ってくれた。

母が帰ってから、新米とうちゃんとかあちゃん、息子の3人暮らしが始まった。

オットの仕事中は赤ちゃんとふたりきり
髪を振り乱し、乳を投げ出し
私の人生史上最大の大変な暮らしが幕を開けた。

ところがどっこいだ。
2ヶ月半が過ぎようとする今、

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根拠の無いコンプレックス

根拠の無いコンプレックス

「根拠の無い自信」という言葉がありますが、実は「根拠の無いコンプレックス」を持っている人も多いんじゃないかと思います。

私はおこがましくも、今は根拠の無い自信を持っていたりします。なぜそんなお「こがましい人間」になってしまったのか分かりませんが、大学に入ってから根拠の無い自信を持つようになりました。ホントおこがましいですね。

小中高とコンプレックスの塊でした。ネガティブの塊と言いますか。たぶん

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もしも自分の娘が障碍児をみて「怖い、こうなるのは嫌だ。」と言ったら?

もしも自分の娘が障碍児をみて「怖い、こうなるのは嫌だ。」と言ったら?

cakesの有料会員になってもう数年たつのだけれど、入れ替わり立ち代わりの連載の中でも楽しみにしているものがいくつかある。

その中の一つが写真家 幡野さんの連載だ。同年代であり、近い年齢のこどもを持つ父親。そして、僕が父を失った白血病と同じく血液ガンである多発性骨髄腫を患われている。

そんな幡野さんの写真もだけれど文章の切れ味も鋭くて、そして質問の選球眼も毎回唸らされてしまう。今回のは特に色々

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ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。

ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。

8月23日に“ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。”というタイトルでPHP研究所から書籍が発売されます。アマゾンではすでに予約が始まっています。

35歳でガンになるとは思わなかったけど、ガンになって書籍を出すことになるとも思わなかった。人生ってわからないものだ。
推薦帯はむかしからファンだった谷川俊太郎さんに書いていただいた、本当にありがたい。

8月28日19時から代官山蔦屋さんでトークイ

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2歳の誕生日。

2歳の誕生日。



お誕生日おめでとう。
毎朝の“おはよう。”の挨拶ではないことと、昨日までなかったリビングの飾りに息子も今日がいつもと違う日だと感じている様子だった。

子育ての先輩たちから子どもの成長は早いという経験談を耳でタコが産卵するくらい聞いていたけど、これは本当だった。子どもの成長は早い。

子育てマウンティングを取ろうとする人の“これからが大変よぉ”という言葉はウソだった。

深夜にお湯

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息子が褒められたとき。

息子が褒められたとき。



コッシーのタオルを被った息子がウルトラカワイイ。
「かわいい子ですね。」と褒められたとき「いやいや、全然そんなことないんですよ。」とわざわざ我が子を否定する方がいます。
謙遜なんだろうけど、大人のニュアンスは子どもには伝わりにくいので、目の前で親が子を否定してるように僕は感じます。

「ありがとうございます。」せっかく褒められたのだから、謙遜ではなく感謝でいいだろうって思う。

スタイルがグン

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