平林勇

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平林勇

映像ディレクター・映画監督。仕事では『しまじろうのわお!』という子供番組を作ったり地域観光映像やブランデッドムービーを作っています。 仕事ではない創作として短編映画を20本以上作り、カンヌ、ベルリン、ベネチアを始め世界中の映画祭で上映されています。長編映画も1本作っています。

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    生き物に関する記事を書いていきます。

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短編映画の作り方

ビジュアルから考える一般的に映画は脚本を書くところから始めると思いますが、私は短編映画を作る時にビジュアルから考えます。テーマを考える前にビジュアルから考えています。部屋、海辺、白ホリ、暗闇、森の中などの撮影場所を考えます。ビジュアルから先に考えるのは、作品の世界観を強くすることが出来るからです。「ああ、あの森の中の作品か。」とか「白ホリで撮ってる作品ですね。」などと、イメージが残りやすくなるからです。 実は短編映画は長編映画とは違い、世界観を武器にしずらいフォーマットです

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    • 正義の巨大化

      今月は定期購読マガジン用の投稿がまだ少ないので、今日2回目の投稿をしてみるのです。 『Xは火加減が難しい』というタイトルのnoteで、Xのポストを削除した話を書きました。私は「削除するぐらいならポストするなよ派」なので、ものすごく忸怩たる思いがありました。本当に数年ぶりに削除したと思います。というか、前回がいつか思い出せないぐらい削除してません。なのに今回は削除したのです。

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      • Xは火加減が難しい

        昨日の午前中、Xに教育現場における熱中症やスマホに関する投稿をしました。(蒸し返すとややこしいのでここでは内容には触れません)それがバズってしまい、24時間経った頃には1300万以上表示され、7万ぐらいの「いいね」を集めてしまいました。私のフォロワーは3000人台ですので、そもそもが大した影響力はありませんが、多くの人の感情を刺激する内容だったんだと思われます。私の思いと違った動きになったらややこしいと思い、バズっていた3つの投稿を削除しました。 通知で知らされるほとんどは

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        • 「それもあるね」と言ってる人の顔は穏やか

          最近、いろいろなところで不寛容を感じます。あれもこれも不寛容を感じることばかりです。不寛容とは寛容さが無いことです。そのままです。 面倒くさい話になるので、入口で有料記事になるのです。舞浜駅のホームに降りたらそこはディズニーランドなのです。舞浜駅のホームを踏んだら最後、ディズニーランドの入場料を取られてしまうのです。

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        記事

          クリエイターと社会貢献

          私は30歳から短編映画を作るようになって、純度の高い作品を作ることにこだわって来ました。純度が高いというのは、自分のやりたいことを高い濃度で入れ込んだ作品を作ることです。仕事ではない映画に関しては、ほぼ100%に近い満足度で作り続けられています。『SHELL and JOINT』という長編映画も100%の満足度で完成しています。だから2時間半になっちゃったんですけどね。 私がなぜ100%の満足度で映画を作り続けられるかと言うと仕事ではないからです。みんなでお金を出し合ってク

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          いやしかし日記

          いやしかし、「私はこうやって30年間プロをやっている」という話よりも、「私はこうやって1年前にプロになった」という話の方が読まれる傾向がある気がします。それにはいくつか理由があると思います。 まずは、リアリティがあるからでしょうね。1年前に漫画家になった人の話や、1年前に小説家になった人の話や、1年前にカメラマンになった人の話は、それを目指している人にとってはお金を出してでも知りたい情報でしょうから。1年前と言われると、自分にもチャンスがあるかも知れないと思わせますしね。

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          どうでもいい日記

          それにしても毎日毎日忙しくしています。忙しいと言うと仕事が忙しいと思われますが、私はいろいろ忙しいんです。仕事、飲み会、筋トレ、家事、仕事じゃない創作、などなど。 とは言え、一番「忙しい」の基礎を固めているのは仕事です。仕事の場合、100やらなければならない事があったら100やるしかないんです。やるべきことが決まっているので、「75でいいですよね?」という訳にはいきません。カツカレーを頼んだのに「カツが無いから無くてもいいですよね?」と言われても、いい訳がないのです。そこは

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          ウイルス観の違い

          よく「価値観の違い」とか「人生観の違い」などと言って離婚するニュースを聞きます。私が本当に気になるのは「ウイルス観の違い」です。ウイルスと言ってますが、ここではウイルスや菌や細菌などのことを言ってます。 ウイルス観って本当に人によってバラバラなんですよね。ウイルス観とは何かと言いますと、ウイルスをどう捉えてどういう距離を取っているかになります。ウイルス観を10段階で表すとしたら、私のウイルス観は8ぐらいだと思われます。10が最もウイルスを警戒するとした場合です。 私はコロ

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          顔芸はドメスティックな手法

          日本の短編映画の多くは、顔での感情表現が大げさ過ぎる気がします。そこがヨーロッパなどの短編映画との大きな違いだと思います。日本の俳優は顔芸で感情を伝えるように訓練されているのか知りませんが、顔に頼りすぎている気がするのです。 恐らく世界基準で見ると、顔芸が入ってくる映画はB級でもなくC級であると認識されます。顔芸というのはある意味でサボっているからです。ナレーションやテロップが入っているのと同じとも言えます。 構成の積み上げで、例えば、無表情なのに激怒しているように見える

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          おじさんとK-POP(無料記事)

          この話題には触れたくなかったんですが、タイミングを逃すと書く機会を失うので今のうちに書いておきます。1年前には考えられなかったことなんですが、最近はよくK-POPを聞いています。なぜK-POPの話題に触れたくなかったかと言うと、私がおじさんだからです。妄想かもしれませんが、「おじさんと同じものを聞きたくない」と思う若者たちがいるはずだからです。そんな事になったら申し訳ないのです。おじさんはそのぐらいおじさんという自我に敏感なのです。 K-POPを聞いてはいますがオタクではあ

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          どうでもいい日記

          それにしてもずっと忙しく働いています。先週の土日も休まず働いてたな〜と思ってたら、もう次の土日が来ちゃいますからね。でも、満足度は高いんですよね。それは映像の編集を自分でやってるからでしょう。1フレーム単位の編集や微妙なカラーグレーディングやテロップのデザインや大きさまで全部自分でやっているからです。 ちょっとズルいのは、私の責任で「これで完成!」と言える仕事だけを選んで編集しているところです。私の責任で完成できない仕事は、プロのエディターの方に編集してもらっています。

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          もはや付加価値でもなく

          私は映像の演出家として20年ぐらい働いてきました。映像の演出家というのは、いわゆる監督と言われている仕事で、出来上がる映像のクオリティに対しての責任を持つ役割です。私がやって来たのは広告などのクライアントワークにおいての監督です。 映像の監督を一番シンプルにコンパクトにやろうと思えば、手ぶらで出来る仕事です。「こういう映像にしたい」というビジョンを各方面のスタッフに伝えれば済むからです。 ひと昔前は、そういう監督がゴロゴロいました。「演出家でござい」とばかりに、演出以外何

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          美大生の欠点

          先日、美大生の欠点について話をしたことがありました。私が言う美大生とは現役の美大生と卒業生です。あえて美大生という言い方で美大生を揶揄してますが、要するに、こだわりの強いクリエイター気質の人の欠点の話です。

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          注意喚起いただきました

          差別的な表現があったMVが炎上しているニュースを見ました。私は「リテラシーの低い人たちがやらかした案件」などとは思えず、自分たちがいつ同じことをしてしまうのかと心配になりました。 それは、そういう魔が差す瞬間があるからです。魔が差すというとちょっとイメージは違うかも知れませんが、チェック体制が緩いまま進んでしまう仕事は、あると言えばあるからです。

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          どうでもいい日記

          今月に入ってずっとバタバタしていて、あまりnoteの投稿が出来ていません。たぶん10年前とかに「毎日こんなにバタバタやってたらあっという間に10年経っちゃう」などと言っていたはずです。そして下馬評通り、10年はあっという間に経ってしまったのです。もっと言うならば、今から10年後もあっという間に来るでしょう。 そんなことはどうでもいいとして、晴れ男の特徴を考えてみたんです。晴れ男とはどういう人の事を言うのかと。そして結論が出たのです。晴れ男とは、雨が降った日の事に言及しない人

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          褒めは互助会

          人を褒めるのは大事だとよく言われます。たぶんそれは真実なんだと思います。褒められると根拠の無い自信が生まれます。でも、根拠が無いとは言え、その自信は自己認識の一部です。無意識に「自分は出来る」と思い込みます。 そして、根拠の無い自信に現実の自分を追いつかせようとします。たぶん、追いつかせようとするのも無意識だと思います。「自分は出来る」を言い換えると「自分はこんなもんじゃない」とも言えます。現実の自分はまだ未熟かも知れませんが、イメージしている自分はもっと上なのでそこに合わ

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