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#今年のベスト映画

人気の記事一覧

昨年のマイベスト映画

2023年に見たマイベスト映画です。『教育と愛国』。衝撃でした。(遅ればせながら、なんですけど) ややもすると敬遠されそうなタイトルですが(僕もついスルーしそうになってしまった。スルーせずに見てよかった)、本当にひとりでも多くの人に観てほしいと思う作品です。 子育て中の方々もぜひ。本当にぜひ! 僕には子どもたちの教科書を変える力はないけれど、こういう影響に子どもたちが間接的あるいは直接的に晒されていることを知れば、それはもう、家でしっかり情報の補完をしていかなければと思い

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2023年の振り返り 映画編

noteから、2023年の振り返りと2024年の抱負などの連続チャレンジのお知らせが届いたのでちょっとやってみます。 今回は映画です。色々観てきたのですが、せっかく3か月ほど前から「最近観た動画の一言」として投稿してきたので、その中から選んでみました。 そして選んだのはこれです。 この映画は、結末が予想できないという、私好みの映画でした。見放題になったら間違いなくもう一度観ると思います。 #今年のベスト映画

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漫画「SLAM DUNK」がバイブルだったバスケ少年は、如何にして映画『THE FIRST SLAM DUNK』の作画監督になったか 〜またはアしやの異常な愛情〜

その1. 「SLAM DUNK」と少年映画の制作発表−−まさに青天の霹靂 それは、2021年の夏のことでした。 ある大作映画の予告映像が解禁されます。 このブログタイトルのテーマ作品でもある、映画『THE FIRST SLAM DUNK』の予告編です。 予告編の公開当時は、まだ正式なタイトルも未定で、映画『SLAM DUNK』(タイトル未定)とされていました。 この30秒の決して長くはない予告ムービーには、これまでのアニメ映画にはあまり類例のない仕掛けが示されていました

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ラーメン(映画「素晴らしき世界」)

(かなりネタバレしています。これから見る人は要注意)。 在宅終日缶詰なお仕事の日、休憩時間もあまり避けなくて、食糧棚からまたカロメ取って食べるのかなあ? と思いきや、家族がテイクアウトのラーメンを買ってきてくれました。お店で食べるものと遜色なくて美味しかったという。今どきのテイクアウト文化も侮れません。 カップ麺が登場する映画はいろいろありますが、プライムビデオにありました「すばらしき世界」。第56回シカゴ国際映画祭の観客賞、最優秀演技賞受賞。第47回シアトル国際映画祭の

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世界100億突破の「ゴジラ ー1.0」の快挙は、日本の実写映像作品の反撃の狼煙になるか

ゴジラ生誕70周年記念映画として公開された映画「ゴジラ-1.0」が、次々に快挙を成し遂げています。 「ゴジラ-1.0」が日本で公開されたのは、もう1ヶ月半以上前の11月3日のことですが、コアなゴジラファンを中心に、CGのクオリティの高さや、「泣ける」ゴジラとして話題を集めていました。 それが、12月1日に米国で公開されると、日本以上に大きな反響で、わずか5日で34年ぶりに米国における邦画実写作品の全米興収の歴代1位の記録を更新。 さらには、そのままの勢いで、19日にはイギ

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2023年 今年の映画の思ひ出

気付けば今年もそろそろおわり。年の瀬ですね。 今年はコロナが5類に移行したことで、映画館にかつての客足が戻り、私自身昨年に比べて劇場に足を運ぶ頻度が多かったです。おかげで劇場で観るからこその感動をたくさん味わえましたし、良い作品とめぐりあうことも出来ました。『オッペンハイマー』の公開が先延ばしになったり、『ゴジラ-1.0』がアメリカでヒットしたり、その他今年は巨匠と言われるような有名な監督の作品がたくさん公開され、映画ファンとして楽しい年だったなあと感じています。っていうか2

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女子映画大賞2023

女子映画大賞とエブリシングクールの映画賞、今年は総評をSpotifyで公開しています。長いので三分割になっています。 私の分の全ノミネートのリストは以下の通り。★印がウィナーです。 映画の中のフード賞 ・ベラが甘いものの官能に目覚めるポルトガルのエッグタルト(哀れなるものたち) ・チョコレートの胸像が乗っているシックなバースデーケーキ(エリザベート1878) ・王女を虜にする薔薇の香りの揚げ菓子ベニエ(古の王子と3つの花) ・バンズだけ捨てられるマクドナルドのエッグサン

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ベスト映画2023と総括

 さて、2023年もあとわずかとなったのでベスト映画発表と簡単な総括をしておきたいと思います。その前に昨日の買い出しのことなど。今年も府中の大東京総合卸売センターへ行ってきました。お目当てのマグロ専門店「吉村商店」は大行列だったので諦めて、「おさかな食堂うおよし」で氷見のブリ漬け丼。脂がのっていてマグロのことが一瞬で吹っ飛ぶ美味しさ。あら汁も美味しくて満たされました。  買ったものの一部。餅を買ったら何故かおまけでザーサイが付いくる、そこが市場のいいところ。塩気が程よくて美

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2023年の人気記事として取り上げられ、ランキング1位に返り咲きました。

波乱の幕開けとなった2024年。 震災などに遭われたかたに心からお見舞いを申し上げます。 私は、新年早々コラムの締切がありました。 毎週掲載のコラムは、年末年始のお休みもなく、載せていただいています。 私が毎週コラムを書かせていただいているのは、ゲンダイさんの「コクハク」。 先日、こちらの「2023年人気記事」の10本のうちの1本に、私の記事を紹介いただきました。 こちらです! 以前、この記事が出た時も、何週間かにわたってランキング上位でしたが、 今回も・・・ この記

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『ゴジラ−1』を観てきましたよ!

 アメリカで日本映画が熱いです。『ゴジラ−1』と『君たちはどう生きるか』、評判いいんですよ。批評家の評価も非常に高い。  正直なところ、前作『シン・ゴジラ』を映画館で観たものの、微妙…という感想を抱いたため、こちらを観に行くつもりはありませんでした。しかし、日本映画とSF映画をこよなく愛する夫に押され、そこまで言うのならと予定変更。観に行くことと相なりました。  隣町の映画館へゴー!  ああー『君たちはどう生きるか』も観たい!  しかし本日のお目当ては君だ、ゴジラよ。 …

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誰も踏みつけにしない世界を望む(映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』感想)

ゲゲゲの謎を6回観ました。 6回観て、水木が本当に欲しいものって「誰にも踏みつけられない力」じゃなくて「誰も踏みつけにしない世界」じゃん、と思いました。 なのでその話をします。 水木は戦争で心と体に深い傷を負い、そのことについてこう言います。 「戦争で俺は見たんだ。お国のため、銃後の家族のためと駆り出されたはずなのに、理不尽に部下を打つ政府上官たちに、どう見ても意味のない戦争に駆り立てられて多くの仲間たちが死んでいくのを。戦争が終わって夢にまで見た内地に帰ってみればお袋は死

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2023年 映画ベスト10! <外国映画編>

あけましておめでとうございます。 2023年もいろいろと映画をたくさん観ました。 ギリギリまで観て、年末にベスト10を外国映画、日本映画に分けてそれぞれ10作品ずつ絞り込みました。 10位 『TAR/ター』 世界最高峰ベルリン・フィルの首席指揮者、リディア・ター。 権力者としての振る舞いにやがて綻びが見えはじめる… このターを演じたケイト・ブランシェットがなんと言ってもすごい! 圧巻の演技力でアカデミー賞の主演女優賞最有力候補であったことも納得です。 徐々に問題が発覚し

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PERFECT DAYS

役所広司の演じるこの映画の主人公は初老の男だ。 彼はスカイツリーの見えるエリアの古びた家に住んでいる。場所は押上らしい。 彼は独身らしく早朝に起きて、フトンを畳み、植物に水をやり、歯を磨き、飯も食わずに、自動販売機で缶コーヒーを買い、それを飲んで掃除道具を満載したバンで時代遅れのカセットで音楽を聴きながら仕事場に向かう。 仕事は先鋭的なデザインのトイレ掃除だ。彼の住む古びた家との対比が鮮烈だ。男はそのトイレ掃除を驚くほど丹念にやり、昼には近くの公園の木洩れ日の漏れるベンチ

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2023年 映画ベスト10! <日本映画編>

あけましておめでとうございます。 2023年の映画ベスト10、<外国映画編>に続いて、<日本映画編>です。 こちらもかなり観た中からの厳選10作品となります。 では早速どうぞ。 10位 『首』 北野武監督による待望の新作! 本能寺の変に向かう戦乱の世を秀吉、光秀など跡目を狙う面々がしのぎを削り合う。 中でも加瀬亮の信長がセクハラにパワハラという完全なるブラック企業の社長という感じで狂っててかなり良かったです。 秀吉については相当調べたらしく、曽呂利新左衛門など落語の始

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ゴジラ2回目&『君たちはどう生きるか』へ行ってきた

(*ネタバレを含みますのでご注意ください)  どれだけ好きなんだという感じですけれども、『ゴジラ−1』2回目を鑑賞しました。だってもうアメリカでは上映終了なんですよ…。  2回目もですね、控え目に言って最高でした。  夫は「映像も音楽もシナリオも非の打ち所がない!」と帰り道もゴジラ愛がダダ漏れ状態。DVDはもちろんだけど、サウンドトラックも買わないと、ということで意見が一致しました…(笑)。   息子も一緒に鑑賞しましたが、楽しんだ模様(夫のSF英才教育により、ゴジラも初期

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時を越えて・・・ 彼女の人生の中で最も輝いた瞬間が " 真空パック " のように封じ込められていた [映画『青春18×2 君へと続く道』考察記事] オリジナルver.

[*アジア動員数270万人突破記念 期間限定・完全公開記事 ] (2024年6月9日公開・オリジナルver.) ※お知らせ 7千文字の大幅加筆を加えた最新版・『時を越えて・・・ 彼女の人生の中で最も輝いた瞬間が " 真空パック " のように封じ込められていた・大幅加筆ver. (2024年6月14公開)』が公開されています。大幅加筆の最新記事をご覧になりたい方は " こちら " からどうぞ!! ○プロローグ 2024年6月現在、シュー・グァンハン (許光漢) 氏と清

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再生

クリスマス

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2023年も映画が面白くてよかった!!(今年観た映画振り返り)

この映画まとめ4年目にして初めて年末にまとめて書いてないです、褒めて欲しい。 ※ここに年間ベスト10入れる ↑はい、ここまでです!↑ 今年もここまでを2月に書いた後、1本ずつ観た後に感想書くことも無く年末まで放置してました。 殴りたい!俺を! というわけで今年もまとめて書きます2023年観た新作公開映画を振り返り、全部やると長いんである程度絞り込んで!では行きましょう。 ↓今年のベスト10はこちら キラーカブトガニ「キモい裏側してたんだね 知らなかったよ」と思わずJ

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映画館へ‼️

#今年のベスト映画 いろんな映画を観てきましたが、今年のベスト映画は、「ミステリーと言う勿れ」でしょうか! 一つ一つの問題を解決して疑問が増え更に解決する導かれる様に問題が出できては、解決へと解いていくのが良いですよね。 「東京リベンジャーズ」ですが、これも面白いですよね♪ のめり込む事が沢山あり、弱いのに強い相手と喧嘩するこれが良いですよね♪ ケンカが主体なのに、仲間の助け合いが出てきて、最後は相手チームボスをのして東卍の勝ちになる。 ストーリーとしてのヒーローとしての結

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映画館とアマプラと金ローに感謝

子どもが生まれてから、映画をほとんど見なくなってしまいました。 待っていれば必ずと言ってもいいくらい、ジブリ作品はテレビで放映されるので、機を逃さず記録しておいて、子どもの求めに応じて再生できるようにしています。 そんなふうにして観せた『となりのトトロ』は、子どもが初めて出会ったジブリ作品でもあり、もっとも多く見続けている作品です。テレビをつければトトロ、という時期が数ヶ月あったほどです。 やがて子どもが大きくなって(とはいえ3歳とかだけど)、映画館に行けるようになって

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2023年の振り返りと楔刺し(年間ベスト付)

2023年の個人的な振り返りを書き、意図的に表に出してみようと思う。 今年は自身にとって変化が大きい年だった為、言語化する事で一度自分に楔を刺しておきたいという意図が主。多分こんな事はもうしないと思うし、後になって消すかもしれない。 (自分に向けた言語化がメインなので文体も簡潔にしている、雑に感じられたら許して欲しい) 2023年の実績・受賞・メディア・個人仕事デザイン実績 Uzabase様『FORCAS』サイト制作 岩手町様『きこえるいわて』サイト制作 松竹株式会社

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【コラム】PERFECT DAYS

ヴィム・ヴェンダース監督の作品を初めて鑑賞したのは、知人からの勧めがきっかけでした。 知人の話に触発され、「PERFECT DAYS」を観ることに。 ヴェンダース監督の「パリ、テキサス」や「ベルリン・天使の詩」といった名作については聞いたことがありましたが、これらを観る機会はありませんでした。 まさか彼が日本映画を手掛け、そして役所広司さんとのセッションを果たすとは、驚きを隠せません。 この映画は、フィクションの存在をドキュメントのように追いかけるという、ヴェンダース

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2024 上半期ベスト10

2024 上半期ベスト10 *** 1-10 love *** 1.チャレンジャーズ 2.窓ぎわのトットちゃん(2023) 3.ルックバック 4.ARGYLLE/アーガイル 5.デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章 6.哀れなるものたち 7.ゴーストバスターズ/フローズン・サマー 8.マリウポリの20日間 9.あんのこと 10.ふたごのユーとミー 忘れられない夏 ******** 以下、感想をちょっとずつ。 度肝を抜かれました。ベタな三角関係だと舐めて

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賢さ の多様性

格差のない社会を目指す人、願う人は現実に多くいるが、格差がなければ手に入らない幸せもあった。 公開から33年経った2023年に初めて「プリティ・ウーマン」を観た感想。 弱い立場にあるからこそ、人は少しでも強くなろうとエネルギーが生まれるし、人に擦り寄る賢さを身につけられる。 家柄などが始めから恵まれていたら、小さな達成感を達成感とも思わずに生涯を終えるのか、と思うと、格差とは、と感じることは常々ある。 格差と言うよりもお金の話だが、お金持ちはお金持ちで、盗られないよう

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2023年 年間映画ベスト10

年末にすべき企画を年明けにやってしまう段取りの悪さはさておき(笑)、2023年は89本の映画を映画館で観た。年間100本ぐらいを映画館で鑑賞したいと思っていたが、現在の職場は通勤に時間が取られるため、退勤後に行くのは現実的ではないことがわかった。 2024年は年間50本ぐらいが限界かなという気がしている。映画館は滋養を摂取する場所であり、居場所でもあるので、つかず離れずでやっていきたい。 副次的な恩恵として、映画で得た外国の文化的な知識が、生活の中で急に「ああ、そういうこ

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新年早々コングラを頂きましたが、喜べない😿

被災に遭われた方々の安否が心配です。  天災は忘れた頃にやって来る。なんて違う!!!天災は忘れちゃいけないんだ…😿 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ほりべえの選んだ #今年のベスト映画 は そして、コングラを頂いた記事が コチラ ⇓ 北陸地方には、ほりべえの大切な人達が住んでいる… ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ お陰様で無事に年を超すことが出来ました。 ほりべえ自身が地震が来るなんて、思いもしな

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絶望しても生きろ!ラーゲリより愛を込めて

いやあ、Amazonプライムで観ちゃしました。 『ラーゲリより愛を込めて』 基本、戦争ものって好きなんです。 生きること、人生について考えさせられるからです。 そして、この映画。 やっぱり観てよかった!! ※ネタバレ覚悟で語りたい気持ちをグッと堪え、極力ネタバレを抑えたつもりではありますが、一部ネタバレアあります😅 予備情報ゼロで見たいかは読まないでください😅 希望を失わない この映画は、ソ連の参戦から、シベリア抑留の期間の時代を描いた物語です。 原作は『収容所(ラ

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2023年に観た映画について

2023年に劇場で観た映画は141作品でした。 そのうち複数回見た(ガーディアンズ・オブ・ギャクシー、バービー、怪物、君はどう生きるか、市子、キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン、イコライザーは複数回見たと思うので160回は観たと思います)その中で印象に残った作品を部門別のまとめてみました。 身につまされる部門 「バービー」 最高すぎて4回見ました。男性は後半の女性に知識をひけらかそうとする所が身ににつまされますね。(僕もペイブメントについては語りません)女性も「何も考え

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2023年に観た映画10選

今年も書きます!2023年に観た映画の中で特に良かったもの10選。今年公開された映画と、それより前の作品とごちゃまぜです。自分的に今年はこうだった、という覚え書き。 ・フェイブルマンズ ・インディ・ジョーンズと運命のダイヤル ・ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE ・バービー ・バーナネッド ママは行方不明(写真はこちらの作品のもの) ・エルヴィス ・SING/シング:ネクストステージ ・マッシブタレント ・パディントン2 ・ブレット・トレイン

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もっと映画を観たい

今年はなんと、映画館で観た映画がたったの8本。2020~2022年は例の感染症もあって年間5本だったので増えたといえば増えたのですが、2019年30本、2018年33本、ピークは恐らく2017年の96本(配信含めると200本位…)でしたから、あのおかしかった頃に比べればだいぶ減りました。 例の感染症の頃は、1席おきだったし観る人も少なかったので、空いていてよかったのに、と思い出します。 さてさて、今年の少ない中から観て良かったなぁという作品を思い出すと、3本あります。

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【コラム】多様性の輝き『チョコレートが紡ぐ人々の物語』

『チョコレートな人々』は、愛知県豊橋市に本店を構える『久遠チョコレート」のドキュメンタリー映画です。 東海テレビによる劇場公開ドキュメンタリーの第14弾で、2021年の日本民間放送連盟賞テレビ部門グランプリを受賞した作品です。 この映画は、心や体に障がいがある人、シングルペアレント、不登校経験者、セクシュアルマイノリティなど多様な人たちが働くチョコレートブランドの19年間を追っています。 鈴木祐司監督は、人間の深い感情と生活を捉えることに長けたドキュメンタリー映画監督で

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手帳に記録した今年のベスト(映画・本)

私は、ジブン手帳を3年前から愛用しています。 スケジュールもスマホで管理していますし、手帳というよりは記録・日記に近いような位置付けです。各ページにいろんな要素が散りばめられています。 いつも消化不良になっているページがあります。それは、「やりたいこと100個」のページです。 すぐに100個も思いつかないし、細かなやりたいことはすぐに実行してしまっているようにも思うので空欄を埋めるのに苦労しています。ジブン手帳の「LIFE」というノートの方にもまだ61個しか書けてなくて

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2023年に観た映画&ベスト映画

まず、2023年の映画ベスト10。 ベスト10と言いつつベストワンは確定で、あとは順不同で好きな作品。 新作・旧作は関係なしで、映画館で観た映画から選んでいます。 2023年のベストワン カード・カウンター 観終わったとき「今年のベストワンはこれで決まりだろうな」と思ってそのまま変わらなかった作品。 傷を負ったひとりの男の深い部分に触れる、とてもポール・シュレイダーらしい作品。 俳優の演技、音楽、撮影すべてが好みだった。 主演のオスカー・アイザックは今もっとも好きな俳優

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映画「月」と「反応」

映画「月」を観てきました。 作品が発表された時から「これは観たい!」と思ってチェックしていたのですが、SNSを見ていると作品に対するアンチレビューが多くて… いや、「多い」というより、かなり激しく「反応」している人がいるなぁという印象で、自分でどう感じるか知りたくてシネマルナティックに年末ギリギリ駆け込んできました。 結果…観に行ってすごくよかったなぁと思いました。 たしかに、「こんな施設あるわけないやん」という気味の悪い施設が舞台でしたが、私はこれを観ても「え、障が

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Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)にて、2023年12月30日(土)より『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の見放題配信が開始されています!

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【映画】2023年後半で面白かったもの

いよいよ年末ですね。2023年も暮れようとしています。 というわけで、今年観た映画を振り返ってみようと思います。 とはいうものの、1~6月の前半に観た映画は7月に振り返ったので、今日は後半戦7~12月の作品です。 (↓↓↓前半戦の記事です。よかったら併せてどうぞ) ふだん自分はこのnoteに映画感想文をぐじゃぐじゃと書いています。 で、生意気にも5段階で評価しています。 ☆☆☆☆☆→すごい。うなっちゃう!世界を見る目がちょっと変わる。 ☆☆☆☆ →面白い。センス・好みが

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今年観た映画でベストは……

noteグッズを追い求めるトレジャーハンターとして見逃せない企画が始まってました。 気づいたのは昨日の投稿後なんですけどね。 遅れを取り戻すべく、ガンガンお題に挑戦していく所存です! 今回は「#今年のベスト映画」をチョイス。 まずは今年観た映画を並べてみます。 太字は映画館で鑑賞。11作品。 全部で43作品。 以前観たことのある、観直した作品は除外してあります。初見のみ。 さて、この中から今年のベストな作品を選べとおっしゃいますか。 なかなか酷なことを。 ワーストな

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2023年のまとめ 観た映画

地上波テレビのみ 吹き替え派(本職の声優以外には否定的) (初)は初めて観たもの 地上波テレビのみなのは現状観られるのがこれだけだからです。別にこだわりとかではないです。 初めて観たものを中心に厳選しましたが、初めてじゃないやつも入ってます。相当好きなんでしょう。 思い出のマーニー(初) なんかしんどい人生の話でつらかった。 ファースト・キル(初) ブルース・ウィリス出演。いじめられた我が子に銃の撃ち方を教えることが割と物語の中心にあって、お国柄かなぁと思った。 ピー

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森で暮らすように、東京で生きる

渋谷のTOHO シネマズのチケット券売機に並ぶ人混みの中で、尿意を極限まで我慢して並ぶ男がいた。 ぼくだ。 二列隣の券売機の最先端では、高齢のおじいちゃんがシステム操作に困惑した様子で右往左往している。 後ろにはSPY×FAMILYのグッズを持った若者の群れが、下手に助けを求められない程度の適切な距離を探っていた。 ほどなくして、販売スタッフにおじいちゃんは連行され、券売機はエラーになり、若者たちは別の列に並び直すことを余儀なくされた。 あの列じゃなくて良かったと内心

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はぶれ的嫌な気持ちになるベスト映画

どうも!はぶれです。 今年はわたしにしては映画をたくさん見たかなー?わりと?って思います。でも映画館では全然見れてなくて映画館で見たのは、「スラムダンク」と「君たちはどう生きるか」かな!?!? 普段はもっぱらホラー映画とか嫌な気持ちになる映画をよく見ています。なのに映画館で見たのは全然違うジャンルでなにを言うとるか自分でもよくわかってませんし私のことは信用しないでいてください。 今年見た映画ー!印象的だったand好きだったベスト3を書こうかな!!!!!!!!! まずは

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映画「怪物」の感想と分析 前編

皆さんは絵画や音楽、映像作品などを鑑賞した際、「感動」したと思ったことはあるだろうか。僕は、ある。 2023年7月13日新宿東宝シネマズ、故坂本龍一作曲の「Aqua」とともにエンドロールが流れる中、人生で初めて映画を見て泣いた。正確には初めてではないのだが、今までのそれらはいわゆる「感動」映画であったため、ノーカウントにしておくことにする。いうなれば誰かが死んでしまうような、涙する理由が明確な映画とは違い、それは理由のわからない涙だったのだ。終演後、ほほを涙が伝う感覚と、「

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覚えたい会計用語💛 商品(資産):会社がその時点において保有する商品 売上原価(費用):売上原価を示す費用の勘定科目 ✅総平均法:一定期間の平均単価を計算し、その平均単価をもって払出単価とする方法📝 ✅平均単価=(期首の金額+期中の仕入金額)/(期首の数量+期中の仕入数量)

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「映画感想」ラーゲリより愛を込めて

クリスマス・イブの夜、暇だった私は(寂しい女だ)映画を観ようと思った。何の気なしにAmazonプライムを付けると目の前にこの「ラーゲリより愛を込めて」が映っていた。 「戦争映画か〜」 普段の私は殆ど戦争映画は観ない。 ドンパチが好きではないし、日本の誤った歴史をわざわざ映画で味合わなくてもいいのではないか?と勝手に食わず嫌いを決め込んでいた。 しかし「実話に基づいた物語」と言うフレーズに食指が動いた。しかも主演が二宮和也なら面白くないわけがないだろう(この面白いは、もちろ

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オススメ映画ベストテン2!(直近50作からの厳選)

おはこんにちばんは!富井サカナです! ゲーム制作者として自分が作るゲームのシナリオ強化のためにも、 シナリオを映画尺くらいで収められるよう体に刻み込むためにも、 単純に娯楽として楽しいこともあって結構映画を観るようになりました。 (出張が増えてきたので、移動時+宿泊時の朝晩が映画チャンスです) さて、この度は前回まとめ記事から更に50作の鑑賞が終わったため、 備忘と記念のためにおススメ10作を一挙ご紹介します! なお、後から思い返して善し悪しの変動があるため、 ★5を付けた

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2023年を映画でふりかえり

今年はなかなか面白い映画と出会えなかった。そもそも映画を観る本数が極端に減ってしまったのだ。去年までは1年に100本は映画を観ていたのだけど、今年は12月になってようやく60数本。観る作品が減ると名作に出会う確率も減るのだなと、身をもって証明する年だった。数打てば当たるというのは映画にも当てはまるようだ。 人口あたりの映画館数が世界一とも謳われていたパリから、映画館のない町に引越した。最寄りの映画館まで車で1時間かかるようになったいま、映画館の有り難みを感じる。 劇場公開

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なんでもない日常の中の小さな幸せを探すことー海外ノマドが本当に望むこと

海外ノマド生活を12歳から送っている私は、12歳から奇想天外な人生を送っている。そんな私は何でもない日常というのはとても大切なことだと思っている。 「なんでもない日常」「普通の生活」と言うが、その「普通」こそが、「普通」でいられることが本当はとても大切なことなんじゃないかと思う。 世界を見ても、そして2024年が始まって、色々日本でも辛く悲しいことが起こっている。だからこそ、「当たり前」の「なんでもない日常」の生活を送れることは、本当はとても大切なことなのかもしれない。

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窓ぎわのトットちゃん。娘と重ねて、観ながら泣いてしまった日。

ある休みの日、家族を送り出し、ぼーっとしてから、家事を行う。 洗濯機を回しながら、食器を洗う。 食器を洗い終わる頃、ピーッ!と洗濯機が終了した。 ふと、窓際のトットちゃんが観たくなった。 近くの映画館で調べると、45分後に始まる。 映画館まで自転車で30分!(本気で漕いで) 10分で洗濯を干し、3分で準備をして、2分で駐輪場まで走る。 全力で自転車を漕ぎ、映画館にたどり着いた。 予定時刻ピッタリに到着、チケット販売機が混んでいる。 並んで待つが予定時刻が過ぎ

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おすすめフランス映画5選!

Bonjour, tout le monde ! Maoです。 今年は映画の授業を取っていたということもあり、劇場でも、お家でも、たくさんの映画を見ることが出来た1年でした。その中でもおすすめのフランス映画5選について、本日は書いていこうと思います。予告編のリンクも貼っているので、よろしければそちらもどうぞ! Ma vie de Courgette(ぼくの名前はズッキーニ) クレイアニメですが、かわいらしい見た目とは裏腹に、内容は結構重ためです。ズッキーニと名乗る少年が、

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《本性》を描く映画『プーチンより愛を込めて』が今年の個人的ベスト映画

今年はあまり新作映画を観ていないのですが、個人的ベスト映画といえばこれです: 『プーチンより愛を込めて』 内容については既に記事化しているので重複は避けますが、優れたドキュメンタリー映画の条件はやはり、 ・事実の底にある《本質》が抉られていること。 ・その人の《本性》が描かれていること。 でしょうか。 カメラを向けられると、誰もが多かれ少なかれ『演技』をします。中でも特に、ウラジミール・プーチンという人はかなりの名優なのでしょう。 でもやはり、始終撮り続けられると(当

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時を越えて・・・ 彼女の人生の中で最も輝いた瞬間が " 真空パック " のように封じ込められていた [映画『青春18×2 君へと続く道』考察記事] 大幅加筆ver.

[※アジア動員数270万人突破 &『ニューヨーク・アジアン映画祭』出品記念 期間限定・完全公開記事 ] (2024年6月14日・" 7千文字 " 大幅加筆ver.) ○プロローグ 2024年6月現在、シュー・グァンハン (許光漢) 氏と清原果耶氏がW主演を務める、藤井道人監督作品の映画『青春18×2 君へと続く道(2024年)』がアジアを席巻している。アジア圏では3月の台湾公開を皮切りに、香港・マカオ・シンガポール・マレーシア・ブルネイ・ベトナム・カンボジア・日本・中国・

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