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オススメ映画ベストテン2!(直近50作からの厳選)

おはこんにちばんは!富井サカナです!
ゲーム制作者として自分が作るゲームのシナリオ強化のためにも、
シナリオを映画尺くらいで収められるよう体に刻み込むためにも、
単純に娯楽として楽しいこともあって結構映画を観るようになりました。
(出張が増えてきたので、移動時+宿泊時の朝晩が映画チャンスです)

さて、この度は前回まとめ記事から更に50作の鑑賞が終わったため、
備忘と記念のためにおススメ10作を一挙ご紹介します!
なお、後から思い返して善し悪しの変動があるため、
★5を付けたものより★4のものが上回っているケースもあります。
ご了承ください。

では早速いってみます。
Amazonプライムのリンクがある映画はタイトルに貼っておきます。
(ない映画は公式サイトなどを貼っておきます)


第10位 超人気監督の難解SFアクション

TENET

今現在一番信頼している映画監督であるクリストファー・ノーラン監督の作品。インセプションはまぁまぁ分かりやすい、インターステラーもなんとか付いていけたが、今作は全集中で鑑賞しても理解度は半分もいってないような感覚。凄い映画であることは間違いないが、よく考えたら鑑賞後に同じかそれ以上の時間掛けて考察動画とにらめっこしているの、それはそれでどうなんだろう、ということでとりあえずこのくらいに置いてみました。


第9位 古典ミステリの最高峰レベルの結末

オリエント急行殺人事件

本作は映画の面白さのうちアガサ・クリスティの原作の面白さが貢献する割合が極めて高いと感じた。原作の内容を知っている方からすると景色が美しい良くできた実写化、くらいの感覚かも。自分は未読・未ネタバレ状態だったので結末にはとても痺れて、震えた。映画には感動したが、思い付いていつか使おうと思った設定が既にこんな昔に発表されていて、だからみんな避けていただけということに気付いたのはややショック。そりゃそうか。


第8位 王道ど真ん中の感動作品

コーダ あいのうた

近年のアカデミー賞作品賞くらいは見ておこうと思い鑑賞。アカデミー賞といえば芸術性の高さ、社会風刺、国威発揚的な部分が評価されがちという印象だったが、本作は小難しい部分は一切ないストレートど真ん中の感動作品といった様相。深みのようなものはあまり感じられなかったが、感動的な脚本を素晴らしいキャスト、余計なことをしない演出できっちりまとめた!という感じ。生々しいベッドシーンがあるので家族での観賞は不適かと。


第7位 この時代のブラピの輝きは空前絶後

ファイト・クラブ

映画好きが選ぶベスト映画常連の作品。自分は圧倒的にミステリ好き歴の方が長いが、ミステリ好きは特に唸るような映画という印象。数々の荒々しい描写を前面で見せつつ、その裏にある緻密な脚本や構成を仕込む手法は流石の一言。観終わって時間が経ってから、いかに印象深かったかを実感した。誰が見てもブラピが超絶カッコ良いが、この魅力が本作の説得力を圧倒的なものにしているという点でも唯一無二感があるなぁ、と。


第6位 完成自体が奇跡のドキュメンタリー

14歳の栞

他の作品群と全く異なるベクトルでランクインさせたが、こんな作品もあるんだという意味でとても衝撃的だった。リアルだけが持つ説得力を強く感じた。思春期の中学生が持つ、有り余るエネルギーを上手くコントロールできない姿がやけに眩しく見えた。また、その頃の自分や教室の風景の郷愁感を強く呼び起こされた。あの頃も俯瞰で見たらこんな感じだったのかなぁ、と。企画⇒撮影⇒公開という一連の流れそのものにも強い物語性を感じた。


第5位 現代ならではの圧倒的スピード感

search/#サーチ2

ネットを駆使して大捜索を行う、超現代風サスペンス映画。PCやスマホの画面の中でストーリーが目まぐるしく展開する場面も多く、個人的にはかなり新しい映像体験だった。序盤からの引きが非常に強く、長時間に亘って食い入るように画面を見つめ、息を飲みながら鑑賞した。めくるめく展開では何度も予想を裏切られ、困難を乗り越える気持ち良さもあり、ミステリとしても非常に楽しめる。エンタメ性も高いのでこれは相当にオススメ。


第4位 狂気と狂気が交差するサスペンス

ゴーン・ガール

自分の好みど真ん中の一作だった。シナリオ・演出・構成の全てで魅せるサスペンス展開がたまらない。中盤から終盤にかけての怒涛のボルテージの上げ方も、ゾクゾクする絶妙な着地を見せる結末もいずれも最高だった。ラストまで観終わった後に心の中にざらりと残る何とも言えない印象が逆に心地良い。人は死ぬし気持ち良い話ではないので見る人は確実に選ぶが、良作であることは間違いないので刺さる人には刺さることは間違いないはず。


第3位 恋愛ミュージカル映画の傑作

ラ・ラ・ランド

『セッション』の監督らしく、映像と音楽の合わせ技で観る者の心を揺さぶるミュージカル映画。異なる分野で夢を追う男女の恋愛模様をドラマチックに描いた作品。パッと見では分かりやすい華やかな恋愛映画でありつつ、細かな表現手法もたくさん盛り込んでいて思わず唸ってしまった。ラストの演出の感情の刺激っぷりは相当なレベルで、号泣しっぱなし。本作のテーマを考えるとこれしかないという結末の納得感も抜群だった。


第2位 すべての悩める青年たちに贈る

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち

人生をどう生きるか、という骨太過ぎるテーマを真っ向から描き切った作品。思春期~大学時代くらいまでに観ていればその後の人生ももう少し真っ当に過ごせていたのではと思えるレベル。映画って本当に良いもんだなぁという鑑賞後の感想は『ショーシャンクの空に』の鑑賞後と同じくらい深く温かいものだった。何を優先順位にして生きるのか、説教臭くなく自問自答を促してくれるような一作。未見の方は誰であれお勧めしたい。


第1位 歴史を繰り返さないために

シンドラーのリスト

戦争の悲惨さも印象深く、シーンによっては強調するように描いているが、それ以上に主人公や周囲の人物の生き様を描いていると感じた。3時間超えだったり白黒だったり戦争がテーマだったりと鑑賞を躊躇する要素は盛りだくさんだが、単純に映画としても物語としても素晴らしかった。人間味に溢れつつ人間性が素晴らしい主人公も、脇を固める善人悪人もそれぞれに魅力を感じた。世の中から戦争がなくなるといいな、と純粋に思います。


次点のオススメ作

上記までがベスト10となるものの、それ以外にも面白い映画をご紹介。
選外にしましたが人によってはより楽しめるであろうオススメ作です!

BLUE GIANT

泣いた量で言うとこのランキングのベスト10に入れてもぶっちぎりかも。
とにかく熱量と音楽が素晴らしい一作。漫画は更に素晴らしいという噂も。


ベイビー・ドライバー

音楽・効果音とアクションシーンのシンクロっぷりは一見の価値あり。
深さより爽快感を求めるアクション映画好きの方にはめちゃくそオススメ。


きみがぼくを見つけた日

これって本当に純愛と見て良いんだっけ?という感もある恋愛SFモノ。
なんだかエロゲ的な恋愛&世界観を垣間見たので元エロゲオタとして選出。


上記選出の候補作50作

というわけでベスト10ならびに次点のオススメ作でした。
選出する元の50作の一覧をご参考までに並べておきます。
月1くらいで映画館に行きたいと思いつつ、
映画館で観たい!という映画がそのペースで存在せず。。

2023年11月 3作
■オリエント急行殺人事件(Amazonプライム) ★★★★★
■TENET(Amazonプライム) ★★★★★
■ANIARA アニアーラ(Amazonプライム) ★☆☆☆☆

2023年12月 11作
■Search 2(Amazonプライム) ★★★★★
■タッカーとデイル ~以下略(Amazonプライム) ★★★★☆
■アンテベラム(Amazonプライム) ★★★★☆
■エスター(Amazonプライム) ★★★☆☆
■ゴーン・ガール(Amazonプライム) ★★★★★
■シェフ ~以下略(Amazonプライム) ★★★☆☆
■灼熱の炎(Amazonプライム) ★★★★☆
■ファイト・クラブ(Amazonプライム) ★★★★☆
■タイム/TIME(Amazonプライム) ★★★☆☆
■交渉人(Amazonプライム) ★★★★☆
■(r)adius/ラディウス(Amazonプライム) ★★★☆☆

2024年1月 6作
■ロスト・ボディ ~消失~(Amazonプライム) ★★☆☆☆
■悪のクロニクル(Amazonプライム) ★★★★☆
■ラ・ラ・ランド(Amazonプライム) ★★★★★
■切り裂き魔ゴーレム(Amazonプライム) ★★★☆☆
■ゲーム(DVD) ★★★★☆
■ナイル殺人事件(Amazonプライム) ★★★★☆

2024年2月 6作
■夜の来訪者(Amazonプライム) ★★★☆☆
■ヴィーガンズ・ハム(Amazonプライム) ★★★☆☆
■ベイビー・ドライバー(Amazonプライム) ★★★★☆
■天才作家の妻 -40年目の真実-(Amazonプライム) ★★★☆☆
■グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(Amazonプライム) ★★★★★
■グレイテスト・ショーマン(Amazonプライム) ★★★★☆

2024年3月 16作
■プラットフォーム(Amazonプライム) ★★★☆☆
■きみがぼくを見つけた日(Amazonプライム) ★★★★☆
■フォレスト・ガンプ/一期一会(Amazonプライム) ★★★★☆
■RED/レッド(Amazonプライム) ★★★☆☆
■シックス・センス(Amazonプライム) ★★☆☆☆
■ファイナル・デスティネーション(Amazonプライム) ★★★☆☆
■マリグナント 凶暴な悪夢(Amazonプライム) ★★★★☆
■ベイビーわるきゅーれ(Amazonプライム) ★★☆☆☆
■ブロークバック・マウンテン(Amazonプライム) ★★★☆☆
■コーダ あいのうた(Amazonプライム) ★★★★☆
■草原の実験(Amazonプライム) ★★★★☆
■シンドラーのリスト(Amazonプライム) ★★★★★
■映画ドラえもん のび太の地球交響楽(映画館) ★★★☆☆
■UDON(Amazonプライム) ★★★☆☆
■ペンタゴン・ペーパーズ(Amazonプライム) ★★★☆☆
■ファースト・マン(Amazonプライム) ★★★★☆

2024年4月 8作
■14歳の栞(映画館) ★★★★★
■パーフェクト・トラップ(Amazonプライム) ★★★☆☆
■サラリーマン・バトル・ロワイアル(Amazonプライム) ★★★☆☆
■still dark(Amazonプライム) ★★★★☆
■パーム・スプリングス(Amazonプライム) ★★★☆☆
■V フォー・ヴェンデッタ(Amazonプライム) ★★★★☆
■スーパーサイズ・ミー<再>(Amazonプライム) ★★★★☆
■BLUE GIANT(Amazonプライム) ★★★★★


終わりに

映画って本当に良いもんですねぇ。さよなら、さよなら、さよなら。
以上、富井サカナでした。また50作観たらお会いしましょう。


👇現状最新作です。プレイ時間はちょい長めの映画1本くらいです!👇


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