『久保田万太郎と現代 ノスタルジーを超えて』が、10月28日に書店配本の予定です。版元は、平凡社。書影が漸く出ました。私は、新派の喜多村緑郎との関わりを中心に、原稿を寄せています。書店、図書館でお手にとって頂ければ幸いです。https://www.heibonsha.co.jp/book/b632155.html
『久保田万太郎と現代』刊行を記念して、シンポジウムと展示が行われます。フライヤーが出来ましたので、お知らせいたします。
今月の16日に慶應の三田キャンパスで行われる「久保田万太郎と現代」。シンポジウムのための原稿に追われている。母校で講演するのは、おそらく最初で最後の機会だと思う。
『久保田万太郎の横断性 新派、喜多村緑郎との関わりを中心に』。初校ゲラが出たので、ふたたび資料をひっくりかえしながら、赤字入れに取り組む三連休でした。
月末の締め切りで、万太郎論を30枚書いています。年末に、慶應義塾の肝いりで、平凡社から出る共著『久保田万太郎と現代』のために資料を積み上げています。40才頃、中央大学の図書館に籠もって、打ち込んでいた時代が懐かしい。
懸案の原稿を書き終えて、編集者に送りました。KERAさんのパスティーシュ。対象のリファレンスが、膨大で準備に時間がかかったけど、勉強になりました。知らないこと、たくさんあると思い知らせる仕事でした。明日からは久保田万太郎と新派についての評論に取り掛かります。全集を自宅に移動。
一昨日は、神保町で会食。その前に東京堂書店に行って、あれこれ見る。石川巧『読む戯曲の読み方 久保田万太郎の台詞・ト書き・間』 (慶應義塾大学出版会)を購入。待ちに待った本が出たと思う。https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766428537/ #久保田万太郎
本日、『久保田万太郎、あるいは悪漢の涙』が最終回を迎えました。 第五十回に及ぶ長期連載になりましたが、ご愛読ありがとうございました。未読のかたは、全文を通してお読みいただけるとうれしいです。明治から昭和まで、東京の下町に流れている気質について書きました。どうぞよろしく。