【死語現禁】291.口減らし
(日:口+減らし)家計が苦しいので、家族の者を他へ奉公にやるなどして、養うべき人数を減らすこと。( 広辞苑第七版)<用法>
家が貧しく、四郎は口減らしのために呉服問屋に丁稚にだされた。妹のミツは女衒に連れていかれてしまった。<解説・思い出>
昔は貧富の差が現在以上に激しく、しかも貧しい家でも多産だったので、貧乏で子沢山という家が沢山ありました。
子供を育てるのが大変なので、お金を貰って子供を手放していました。そんな行為を、食べる口を減らすという意味で「口減らし」と呼んでいま