慶應義塾大学出版会 Keio University Press

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慶應義塾大学出版会 Keio University Press

学術書・教科書を中心とした本を出版しています。本の立ち読みや、書店フェア、臨場感のあるイベントレポート、こぼれ話などを発信していきます。草の根活動としてゆるく、でも、言葉は熱く語ります。https://www.keio-up.co.jp

マガジン

  • 三田文學note

    『三田文學』編集部によるマガジンです。 『三田文學』(発行:三田文学会 発売:慶應義塾大学出版会)という文学の雑誌を作っています。 発行は季刊、つまり一つの季節に一冊、年4回、1・4・7・10月の12日頃から新刊が発売されています。  最新号についてのご紹介、雑誌作成の裏側で生まれたこぼれ話、イベントに関してのレポートなどをお届けしていく予定です。

  • みんなの感想まとめ

    慶應義塾大学出版会の本について書いてくださった感想・ご紹介を随時追加していきます。 皆さんありがとうございます!

  • 書評に出た本

    書評が掲載されたり、受賞したりした本の中から、話題の本を月ごとに紹介しています。

  • 売れた本

    月間・年間で売れた本をご紹介。 月間はベスト10、年間はベスト20でご紹介します。

  • 雑誌『教育と医学』

    雑誌『教育と医学』の【試し読み】などをお読みいただけます。『教育と医学』の創刊は1953年、昨年(2019年)夏にリニューアルを行い、それまでの月刊に代わり、隔月刊での刊行となっています(奇数月1日発行)。

最近の記事

【イベント案内】2024周作忌 永井荷風と遠藤周作――あるいは断腸亭と狐狸庵

こんにちは! 編集部員Aです。今回は『三田文學』の編集長を務めた遠藤周作を偲ぶ集い、周作忌イベントのご案内です。詳細は下記ご覧ください。 参加ご希望の方は、下記Peatixサイトからお申し込みください。 ※会場参加とオンライン参加でチケットの申込欄がそれぞれ別になっております。 ※シンポジウム後に三田キャンパス内で周作忌の集い(立食形式)を行います。お申込み後のフォーム画面上のご質問で参加の有無をお知らせください。 ■周作忌の集い(立食形式)のお知らせ■ 三田キャンパス

    • 『三田文學』2024年夏季号(158号)のご紹介

      こんにちは。編集部員Sです。本日7月19日は、『三田文學』2024年夏季号(158号)の発売日です。 特集は「台湾現代詩――輝ける海洋の花」。昨年11月に開催された国際的な詩歌イベント「高雄世界詩歌節」の中核を担った高雄の青年詩人6名の鮮烈な作品を、取りまとめ役の詩人・林達陽氏による解説と、日本から参加した詩人・柏木麻里氏のエッセーとともに紹介しています。 小説のラインナップも、台湾との関連性が深いものとなっています。東山彰良氏「CRYING」は台湾が舞台。マッチングアプ

      • 【イベント案内】文学と落語の交差点

        こんにちは! 編集部員Aです。今回は三田キャンパスとオンラインのハイブリッド形式で行うイベントのご案内です。弊誌編集長や現役の落語家、落語家に弟子入りした慶應義塾大学教授が登壇します。詳細は下記ご覧ください。 参加ご希望の方は、下記Peatixのページからお申し込みください。 ※会場参加とオンライン参加でチケットの申込欄がそれぞれ別になっております。 ※学生の方は会場参加のみ500円です。また、当日学生証のご提示をお願いします。 ※三田文学会会員の方はお名前が分かるように

        • 【イベント案内】藤野可織さんが語る、小説の書き方

          こんにちは! 編集部員Aです。織田作之助青春賞事務局・三田文學編集部が送る夏のZoom座談会のご案内です。 今回は「藤野可織さんが語る、小説の書き方」と題して作家の藤野可織さんに創作についてお話ししていただきます。 参加ご希望の方は、下記Peatixのページからお申し込みください。 藤野さんへのご質問もPeatixのページの下部にある「主催者へ連絡」ボタンから受け付けています。当日Zoomのチャット上でご質問メッセージをお送りいただいても構いません。芥川賞作家に質問できる

        【イベント案内】2024周作忌 永井荷風と遠藤周作――あるいは断腸亭と狐狸庵

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        • スペシャルコンテンツ
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        記事

          【書評に出た本】2024年6月

          6月に書評掲載された本をご紹介します。 ■細谷雄一・板橋拓己 [編著]『民主主義は甦るのか?――歴史から考えるポピュリズム』歴史は繰り返すのか――。 ポピュリズムは民主主義をどのように崩壊させていくのか。 また衰退した民主主義はどうすれば再生できるのか。 現代の難問を解く上で、歴史からのヒントを与える注目作。。 ↓ 書籍の詳細はこちらから ↓ 「序章」の一部をnoteでお読みいただけます。 ■小平麻衣子・井原あや・尾崎名津子・徳永夏子[編]『サンリオ出版大全――教養

          2024年6月に売れた本ベスト10!

          2024年6月に売れた本をご紹介します。 (2024年5月26日~6月25日までの売上データをもとにしています。) 第10位■井下千以子[著]『思考を鍛えるレポート・論文作成法 第3版』 ▼ 累計5万部超の好評レポート・論文入門書の第3版。 ▼ 文献の調べ方・読み方から、型に沿った書き方までを丁寧に解説。 ▼ 「引用」時の注意点の追記や重要単語の索引を付し、利便性を向上。 好評のレポート・論文作成手引書の第3版! 旧版と比べて―― ● 索引を付すことで利便性を向上。

          2024年6月に売れた本ベスト10!

          【書評に出た本】2024年5月

          5月に書評掲載された本をご紹介します。 ■小平麻衣子・井原あや・尾崎名津子・徳永夏子[編]『サンリオ出版大全――教養・メルヘン・SF文庫』詩とメルヘン、いちご新聞、リリカ、サンリオSF文庫、映画……数々の出版物と〈ギフト〉を世に送り出した、1960年代から1980代までのサンリオの多彩な文化事業に迫る サンリオ創業者の辻信太郎と、詩人のやなせたかしが出会い、抒情とヒューマニズムの夢をのせた出版事業が走り出す。「かわいい」キャラクター事業のかたわら、数々の出版物を世に送り出し

          雑誌『教育と医学』(2024年7・8月号)「特集にあたって」「編集後記」公開

           雑誌『教育と医学』の最新号、2024年7・8月号が、6月27日に発売されました。今号の特集は、特集「子どもを危険から守る──犯罪・非行・事故への対応と支援」です。  夏休み期間は、野外・水辺などでの子どもの事故への懸念が高まる時期であるとともに、SNS を介した犯罪や非行が生じる機会も多くなります。子どもたちを取り巻くこうしたリスクに関して、学校や家庭でどう取り組むべきか、具体的・実践的な対策を示す特集とします。 (責任編集:蓮澤 優・小澤永治[九州大学])  「特集にあた

          雑誌『教育と医学』(2024年7・8月号)「特集にあたって」「編集後記」公開

          2024年5月に売れた本ベスト10!

          2024年5月に売れた本をご紹介します。 (2024年4月26日~5月25日までの売上データをもとにしています。) 第10位■藤原翔太[著]『ブリュメール18日――革命家たちの恐怖と欲望』 ナポレオンはどのようにして担ぎ上げられたのか 革命期に発展した民主主義を制御できなかった革命家たちは、みずから権威主義体制を望み、形成していく…… その震源となったクーデタの過程と内実に迫る。 ↓「はじめに」の試し読みはこちら。 第9位■井伊雅子[著]『地域医療の経済学——医療の

          2024年5月に売れた本ベスト10!

          『日韓ポピュラー音楽史』をもっと楽しむためのプレイリスト80〜90年代に日本に上陸した韓国音楽編💿🎧♬

          前回に引き続き、今回は、金成玟先生選曲「80〜90年代に日本に上陸した韓国音楽編」をご紹介します♪ ☆☆☆  日本で「K-POP」という言葉が生まれ、広く使われるようになったのは20年前、J-POPが韓国で正式開放された頃のことである。BoAがオリコンチャートの1位を獲得した2002年から、冬ソナ・ブーム(2003〜2004年)を経て、東方神起が日本デビューを果たした2005年までのあいだ、K-POPは、音楽的にも社会的にも、新しい現象・カテゴリーとして定着した。  ここ

          『日韓ポピュラー音楽史』をもっと楽しむためのプレイリスト80〜90年代に日本に上陸した韓国音楽編💿🎧♬

          学びへのモチベーションがドライブする!【“学びの技術”本フェア2024】のご案内

          読者のみなさま、こんにちは。昨年9月に慶應義塾大学出版会へ入社致しました、営業部の𠮷川です。入社してふんわりと、半年が過ぎたことを、ガチガチに焦っている立夏の折。 私は何に焦っているのだろうと考えてみますと、「理想」と「現実」とのギャップを痛感しているからだということに気づきます。 理想ではこういうことができるようになっていたはず。しかし目の前の状況を観察すると、そこから大きく乖離している小さな現実が、私を見つめ返してきます。 2020年以降、リモートワークが導入され、

          学びへのモチベーションがドライブする!【“学びの技術”本フェア2024】のご案内

          【試し読み】『絹の襷――富岡製糸場に受け継がれた情熱』

          日本で最初の本格的器械製糸工場として知られる富岡製糸場。 明治の富国強兵・殖産興業政策の先陣を切って、1872年の操業から2014年の世界遺産登録、そして今日まで150年あまりの間、誰がどのようにして富岡製糸場存続の襷をつなぎ、いくたびかの取り壊し案を退けながらこの産業・文化遺産を守ってきたのか。そして、いかにして世界遺産登録の座をかち得たのか? 本書『絹の襷』は、その「語られざる秘話」の核心に迫る、渾身のノンフィクションです。 このnoteでは、「第1章 一人四役」の一

          【試し読み】『絹の襷――富岡製糸場に受け継がれた情熱』

          『日韓ポピュラー音楽史』をもっと楽しむためのプレイリスト(韓国で愛されてきたJ-POP編)💿🎧♬

          2024年5月25日に、ラジオ番組J-WAVE「TOKYO M.A.A.D SPIN」(PART2)のなかで、金成玟先生選曲の音楽(MAAD MIX)が放送されました。以前、同番組の「今月の課題図書のコーナー」で『日韓ポピュラー音楽史――歌謡曲からK-POPの時代まで』をご紹介していただきました。 放送されたプレイリストについての金成玟先生の解説をこちらに公開いたします! 番組の詳細は以下のとおりです。 radiko(ラジコ)で6月1日(土)まで視聴可能です! プレイ

          『日韓ポピュラー音楽史』をもっと楽しむためのプレイリスト(韓国で愛されてきたJ-POP編)💿🎧♬

          2024年4月に売れた本ベスト10!

          2024年4月に売れた本をご紹介します。 (2024年3月26日~4月25日までの売上データをもとにしています。) 第10位■永守伸年[著]『信頼と裏切りの哲学』 人はなぜ、裏切られても信じるのか――。 社会秩序の根源にあって、私たちの生活を支える「信頼」。これまで、哲学、心理学、社会学、経済学で個別に展開されてきた議論を統合し、ホッブズ、ヒューム、カントらの哲学を手がかりに、日常的な事例をもとにその謎めいた力を論じつくす。 ↓「序論」の試し読みはこちら 第9位■河

          2024年4月に売れた本ベスト10!

          【書評に出た本】2024年4月

          4月に書評掲載された本をご紹介します。 ■金 成玟【著】『日韓ポピュラー音楽史――歌謡曲からK-POPの時代まで』坂本九からBTSまで、日本と韓国の音楽がおりなす戦後大衆史をたどる 私たちは「日韓」を超えられるのか?「POPの夢」が、いまひらく――! BTS、TWICE、BLACKPINK、NewJeans――今や世界的人気を誇るK-POPアーティストたち。彼らの活躍の裏には日韓がおりなした数十年にわたる歴史があった。抑圧と解放に翻弄されながら、大衆の欲望は、ポピュラー音

          模範答案例つき! より実戦的な問題に模範答案例・法律関係図を追加。『新・考える民法Ⅲ 債権総論 第2版』

          平野裕之教授の司法試験・民法事例演習書『新・考える民法』シリーズ。 『Ⅰ民法総則』『Ⅱ物権・担保物権』『Ⅲ債権総論』『Ⅳ債権各論』の全4巻で構成される本シリーズ。このうち『債権総論』の第2版を、2024年6月10日に刊行いたします。 『新・考える民法Ⅲ 債権総論 第2版』 問題をより実戦的なレベルに調整したうえで、本書債権総論でも本シリーズⅠ民法総則と同様に、「模範答案例」を追加。 [設問]について実際の答案を考えるさいに参考になる、法律関係の図解を掲載。 また、

          模範答案例つき! より実戦的な問題に模範答案例・法律関係図を追加。『新・考える民法Ⅲ 債権総論 第2版』