慶應義塾大学出版会 Keio University Press

学術書・教科書を中心とした本を出版しています。本の立ち読みや、書店フェア、臨場感のあるイベントレポート、こぼれ話などを発信していきます。草の根活動としてゆるく、でも、言葉は熱く語ります。https://www.keio-up.co.jp

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    慶應義塾大学出版会noteの歩き方(Ver.2022.07)

    こんにちは。慶應義塾大学出版会です。 総画数にして89画、出している本も何だか難しそう…と思われそうな会社ですが、少しでも学術の世界に親しめる接点になればと思い、2020年6月からnoteを始めました。不定期ではありますが、だいたい週1本を目標に更新しています。 試し読みや書評情報といった記事から、実験的なコンテンツまで、気軽に読める読み物を掲載しています。当noteの歩き方ではざっくり全容を紹介していますので、初めて来た方もすでに読んでくださっている方も、ぜひ参考にして

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      • 【書評に出た本】2022年7月

        7月は『日本のキャリア形成と労使関係——調査の労働経済学』(梅崎修 著)が2022年度日本労務学会賞 学術賞を受賞しました。(受賞に関する記事はこちら) ↓本書の詳細はこちらから そのほか、7月に書評掲載された本を紹介します。 ■渡辺 林治【編著】/篠原 欣貴・薩佐 恭平【著】『小売業の実践SDGs経営』 企業と地域・社会が共に長く発展するための「SDGs 経営」について、独自に収集した企業データを基に、小売業でのSDGs の取り組みが企業の競争力にどう結び付くかを分析

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        • 「慶應野球と近代日本」慶應義塾史展示館企画展を見に行く

          「エンジョイ・ベースボール」とは、日本野球の常識に対する挑戦である。 という投げかけから始まる、慶應義塾史展示館の春季企画展「慶應野球と近代日本 “ヘラクレス”から“Enjoy Baseball”へ」が、8月13日(土)まで開催しています。 「Enjoy Baseball」とは、野球界に広く普及した早稲田式の「一球入魂」「野球道」とは異なるスポーツ観として、慶應野球が提示した言葉です。この姿勢が形成された背景を、福澤諭吉や日本野球の原点に遡って問う展示となっています。この

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          • 【試し読み】『女性兵士という難問』 女性兵士は男女平等の象徴なのか?

             現在(2022年7月)進行中のロシアによるウクライナ侵攻を伝えるニュースでも、たびたび祖国を守る女性兵士の姿が取り上げられています。また、21世紀に入り、世界中の軍隊で女性兵士は増加していますが、この現象を単純に男女平等の進展と理解して良いのでしょうか?  弊社7月刊『女性兵士という難問――ジェンダーから問う戦争・軍隊の社会学』は、極端にジェンダー化された軍隊という組織において、この20余年のあいだに起こったさまざまな変化をふまえながら、女性兵士が果たすことを求められてき

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            • 【試し読み】『美とミソジニー』美しくなろうとするのは本当に自分の選択なのか?

              日常生活のなかで女性向けの美容広告はたくさん目につきます。たとえば、「脱毛」「化粧品」「美容整形」などなど。一般的に、「脱毛」や「化粧」は女性の「身だしなみ」として勧められるものです。とりわけSNSの発達によって外見を重視する傾向がさらに強まったように感じます。 しかしふと考えてみると、なぜ、主に女性だけが化粧をして、脱毛して、美しくなろうとするのでしょうか? そのような素朴だけど深い疑問に切り込んだのがシーラ・ジェフリーズの『美とミソジニー』(原書初版2005年)です。刊

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              • 【書評に出た本】2022年6月

                6月に書評掲載された本を紹介します。 ■藤井 淳【著】『空海『三教指帰(さんごうしいき)』——桓武天皇への必死の諫言(かんげん)』 官僚を目指していた空海が大学を辞め、二十四歳で著した『三教指帰』は、 儒教、道教、仏教を戯曲形式で比較し、仏教が最上であることを親族に説得する「出家宣言の書」とこれまで理解されてきた。本書は、激動の時代背景や神話・伝承、『日本書紀』などの歴史書と照らし合わせ、『三教指帰』執筆の隠された意図に迫る。 ↓試し読みはこちらから ↓本書の詳細はこ

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                • 編集者の台所① 二日酔いに効く?アツアツの豆もやしクッパ

                  みなさん、おひさしぶりです。編集のむ〜です。 暑い日が続いてへばりそうですね。 さて、先日YouTubeで公開した「新大久保街歩き――チャジャン麺編」では韓国食材をいくつか購入しました。 そのなかの韓国とうがらしとアミジオ(アミエビの塩辛)を用いて、韓国料理を作ってみようと思います。私は普段からわりと韓国料理を作るほうですが、マジでヘビロテしているレシピだけここでご紹介します。 豆もやしが主役の奥深いスープ今回は「豆もやし(コンナムル)クッパ」を作ってみましょう。これは

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                  • 再生

                    絶品!韓国料理を味わう新大久保ぶらり旅【食卓の上の韓国史】

                    書籍『食卓の上の韓国史』でありありと描かれる韓国の食文化史。やはり実食してこそ真髄を知ることができる! ということで、新大久保でチャジャン麺をはじめとする韓国でおなじみの料理をいただきました。 書籍の試し読み→https://note.com/keioup/n/nfc032a7f147b

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                    • 【書評に出た本】2022年5月

                      5月は『中国料理の世界史』が第13回辻静雄食文化賞を受賞しました🎉 ↓受賞理由など、詳細はこちらから ↓本書の詳細、試し読みはこちらから そのほか、5月に書評掲載された本を紹介します。 ■福澤 諭吉【著】小室 正紀・西川 俊作 【編】『学問のすゝめ』 「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと云(い)えり」で始まる、古典的名著。日本の将来をになう者たちへ、独立の精神と修身のあり方を説いた、福澤思想のエッセンスが凝縮された一冊。新字・新かなを使用した読みやすい表記、

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                      • 【試し読み】『成長の臨界——「飽和資本主義」はどこへ向かうのか』

                         2022年7月上旬発売予定の『成長の臨界——「飽和資本主義」はどこへ向かうのか』は、『日経ヴェリタス』のエコノミスト人気ランキングで、これまでに9回も首位に選出(2021・2022年は連続選出)されている著名エコノミスト、河野龍太郎氏による十数年ぶりの書き下ろし作品です。  経済・金融の視点だけでなく、歴史学・心理学・政治学などの知見も交えて現況を怜悧に分析。迫り来る「次の世界」を、大胆かつ精緻に展望します。  なぜ、このタイトルなのか、なぜ、このカバーのイラストなのかや

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                        • 【試し読み】いまこそ小売業を起点にSDGsの実現を! 『小売業の実践SDGs経営』

                           昨今、SDGsは毎日のようにメディアを賑わせ、いまや政府・自治体から企業経営者・従業員、金融機関・投資家、そして消費者まで、幅広く意識される行動規範・判断基準になりつつあります。  なかでも小売業は、地域や街のライフラインとして人々の生活に密着しており、事業そのものが持続可能な社会のための取り組みとも言えます。小売業はSDGsの精神と非常に相性が良く、その実現に大きな責任を担った業態なのです。ところが、現場を取材してみると「え、小売業がSDGs?」「具体的に、何をすればいい

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                          • 雑誌『教育と医学』(2022年7・8月号)「特集にあたって」「編集後記」公開

                             雑誌『教育と医学』の最新号、2022年5・6号が、4月27日に発売されました。今号の特集は、「子どもの権利と人権教育」です。  「子どもの権利条約」の批准から四半世紀以上が経過しましたが、今日、子どもの権利をめぐる環境はどのくらい向上してきているでしょうか。「いじめ」や虐待をはじめ、子どもに関するさまざまな問題は、「人権の侵害」としてどのくらい議論されているでしょうか。改めて「子どもの権利」の意味を考え、それを保障する仕組み、また子どもへの人権教育のあり方について考えます。

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                            • 【オンラインイベント】『オーウェル『一九八四年』——ディストピアを生き抜くために』

                              ディストピア小説の最高峰として名高い『一九八四年』の執筆された時代背景や執筆の過程を丁寧に解説したうえで、作中に描かれた絶望的な近未来世界の中に作者オーウェルがどのような思いを仮託し、希望のヴィジョンを残したのかを読み解く『オーウェル『一九八四年』――ディストピアを生き抜くために』。 (↓試し読みはこちらから) このたび、紀伊國屋書店新宿本店にて刊行記念オンライントークイベント(Zoom配信)の開催が決定しました! 『ケアの倫理とエンパワメント』(講談社)ほかの著作で知

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                              • 【祝・完結記念】名著を読むための入門書シリーズ<世界を読み解く一冊の本>

                                「書物は一つの宇宙である。世界は一冊の書物である」をキーワードに、『大槻文彦『言海』』から刊行が開始された<世界を読み解く一冊の本>シリーズ。2022年4月、全10巻にて完結を迎えました。 本シリーズでは、『クルアーン』や『旧約聖書』、『百科全書』や『西遊記』、『チョーサー『カンタベリー物語』』や『ボルヘス『伝奇集』』、そして『エーコ『薔薇の名前』』といった古今東西の古典・新古典を、書物史、文学研究、思想史、文化史などの第一人者が、縦横無尽に読み解きます。 書物の魅力を多

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                                • 【試し読み】君たちはウクライナの夜を知っているか?『ウクライナの夜——革命と侵攻の現代史』

                                  いまだに先行きが見通せない、ロシアによるウクライナ侵攻。ここに至るまでも、ウクライナはマイダン革命、クリミア併合、ドンバス紛争へと続く事態に揺れ続けてきました。 『ウクライナの夜——革命と侵攻の現代史』(2022年6月中旬発売予定)では、ウクライナの市民、証言者の声を織り交ぜながら、一連の情勢を立体的に描き出します。プーチンの思惑や、西欧(EU, NATO)とロシアの狭間に位置するウクライナの地政学上の位置、国際情勢など、侵攻の背景を知るうえで広い知見を得られる一冊です。

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                                  • 福沢諭吉を支えたもう一人の知の巨人 小幡篤次郎

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