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みんなの感想まとめ

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慶應義塾大学出版会の本について書いてくださった感想・ご紹介を随時追加していきます。 皆さんありがとうございます!
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記事一覧

執筆の地を知らずに素通りした私も今なら言える。「『白鯨』ってすっごく面白いんです…

「白鯨ってすごく面白いんですよ‼️‼️‼️‼️」年明けにSNSで流れてきたこちらのツイート…

【第228回】【新刊】阪本真由美「阪神・淡路大震災から私たちは何を学んだか」(慶應…

質問 阪本真由美幹事(兵庫県立大学教授)の新刊である「阪神・淡路大震災から私たちは何を…

『十四億人の安寧 デジタル国家中国の社会保障戦略』慶應義塾大学出版会 2024/09

   尊敬する片山ゆき先生(ニッセイ基礎研主任研究員)が、このたび単著を慶應義塾大学出版…

【書評】「狂伝 佐藤泰志 無垢と修羅」(中澤雄大 中央公論新社)、「スヌーピーがい…

出版社を退社した30代はじめから、資料を読み込んだりすることもあって、365日のうち何らかの…

地域医療の経済学

教わって購入した本。非常によくできている。日本医療の問題点が的確に指摘されている本だ。も…

「週刊金曜日」(2024年3月29日号)に金成玟『日韓ポピュラー音楽史』(慶應義塾大学…

K-POPが日本の日常的な風景の一つとなって、どれくらいが経つでしょうか。というものの、じつ…

長瀬海
10か月前
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【読書日記】「自分自身があまりにも大きな謎」なことを知っても、見るべきは世界であって自分じゃない。

 2月が誕生日で33歳になります。その前にしておきたいことを考えて、ミラン・クンデラ「冗談」を読み始めました。  僕の手元にある「冗談」はハードカバーの二段組。一番後ろのページの右上端に「(株)キオク書店」のシールが貼ってあります。 これは彼女と付き合い始めた頃に京都の古本市へ一緒に行って買ったのでした。  買ったのは良いけれど、まだ読んでいなかったんですね。ハードカバーの二段組で400ページ近いので、腰を据えて読まねばと思っていたというのが一つ。  それとは別に「冗談」

『フェミニスト経済学』から政治・経済・歴史を捉え直す⑥

(①はこちら、②はこちら、③はこちら、④はこちら、⑤はこちら) 史料の読み方が変わる金井…

美とミソジニー|馬場紀衣の読書の森 vol.36

ひっきりなしにお腹をしめつけるワンピースとか、気の抜けないヒール靴とか。メイク、ファッシ…

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『談 no.125 特集 ゆらぐハーモニー …調性・和声・響き』/源河亨『悲しい曲の何が…

☆mediopos2911  2022.11.6 最新号の『談 no.125』の特集は 「ゆらぐハーモニー …調性・和…

KAZE
2年前
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ひれふせ、女たち 読感

いつもの読感です。この本 ・本のほとんどをミソジニー研究にしている ・それがアメリカの、…

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新任紹介/大尾侑子【メディア研究として「地下出版」をみる】

 2022年4月に本学に着任しました、大尾侑子です。「メディア論」「比較メディア史」の講義科…

【オススメ図書⑨】卒業論文のこと考えてますか 2022

こんにちは!名古屋大学附属図書館サポートデスクの院生スタッフです。 提出の締め切りが近づ…

『美とミソジニー』出版をめぐって

『美とミソジニー 美容行為の政治学』シーラ・ジェフリーズ(著) GCジャパン翻訳グループ(訳) 慶應義塾大学出版会 2022年7月16日発売 は、出版や展示や販売にあたってさまざまな出来事が観測でき、なかでも書店に対して抗議があった件はアベプラでも取り上げられ、『「差別本を売るな」 書店への“撤去要求”が波紋 「書店側でバイアスをかけるほうが問題」「全ての本を理解するのは無理」な中での対応は』というタイトルでYahooニュースにもなった。 リンク切れになったときのためにYa