こんにちは!名古屋大学附属図書館サポートデスクの院生スタッフです。
提出の締め切りが近づいている4年生はもちろん,3年生のみなさんもきっと気になっている「卒業論文」。
「卒業論文って何なの?」という素朴な疑問から,具体的な作業のプロセス,洗練された論文に仕上げるための最終チェックに至るまで,みなさんをサポートしてくれそうな本を集めました。(昨年の選書から数冊入れ替えをしています。)
今回の記事では,卒業論文を書く時に参考になる基本書や紹介します!卒論の参考書選びに迷っている方も, ぜひご覧ください。
1.卒業論文って何?
論文は明確なルールがあります。そのため,書くための時間を十分に確保し,決まった手順に沿えば,だれにでも書けます。文章を書くのが苦手でも全く問題ありません。
自分の専門領域の論文や先輩の卒論で仕上がりのイメージを確認したら,論文の基本書で「何を満たせば論文になるのか」を理解しましょう。
2. 具体的な作業のプロセス
最初に基本書などで卒業論文の概要を理解したのちに,次は目次を作成し,論文の全体像=作業の総量を把握しましょう。
論文の構成は領域により異なりますが,どんな領域にも共通するのは,研究には「目的」,「問い」,「方法」,「答え」があるということです。
以下に挙げた図書などで,それらをどんな手順で考え,表現すればいいのかをより具体的に学んでみましょう。
3. 最終チェック
誰の書いた論文であっても,書き直しは必要です。
書き直しでは,表現上の誤りを修正するだけでなく,より明晰な説明になるように,文章を構造的に検討しなければなりません。「卒業できる論文」のさらに上を目指したい人,せっかく書くんだから良いものに仕上げたいという上級者向けにおすすめしたいのが以下の図書です。
卒業論文の基本書から上級者向けのものまで紹介しましたが,いかがでしたか?
今回紹介した図書は「卒業論文のこと考えてますか?」をテーマに, ライ
ティング図書コーナーで展示中です。
気になる図書があったら,卒業論文を書く前にぜひ図書館で探してみてください。
ではまた次回!
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