勝鬨美樹/銀座グランブルー

1951年生まれです。そろそろ70の声をきく年になってしまいました。このnoteではワインを巡る歴史話。僕が子供の頃の東京下町のこと。青春時代に歩いた米軍キャンプとNYCの話。銀座グランブルーのこと。そして日々徒然に書き散らしたものなどを並べています。

小説特殊慰安施設協会#48/地蔵尊とサムズ大佐

この混乱の極限とも云うべき1946年の1月。極東米軍軍医委員会が来日した。在日米軍兵士の状況の調査が目的である。訪日の間、同会一行は帝国ホテルへ泊った。なので、同じ…

ボルドーれきし ものがたり/3-8 "借金王カエサル"

カエサルのガリア北征の背景である「カエサルと彼を囲む人々の野心」について語るには、やはりどうしてもカエサルの出自に触れなければならない。 生誕はB.C.100年7月13…

東京日和#03

高校時代(1960年代後半)「新宿、遊びに行ってくらぁ」と母に言うと、母は真面目な顔で言った、 「およしよ!そんな遠いトこ行くのは、あスこは駅前で牛啼いてンだから」 生…

東京日和#02

朝鮮戦争とベトナム戦争の軍事特需で訪れた高度成長時代、東京は猛烈な勢いで姿を変えた。同時に多くの東京人が住まいを郊外へ移した。70年代80年代の東京は拡大/拡散の時…

東京日和#01

少年時代。隅田川の向こうでは「おめぇ、土地のもンじゃねぇな」という切り口上が厳然と生きていた。今思うと、これは佃・月島・深川が「東京の田舎」の証左なんですよ。同…

小説日本国憲法 3-12/陣痛から破水へ

在米日本大使館公邸は、ワシントン北西部の住宅街ネブラスカ通りにある。 1931年10月に設立され1941年12月戦争勃発と共に米国側に接収されたいたが、終戦後米国極東委員会…