ピケティ

ピケティ入門
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ピケティ入門

1.概要「21世紀の資本」は非常に話題になったものの、700ページの大作であり、なかなか読破するのは難しい。そこで、要点をつかむための図だけを抜粋し、ピケティの主張の大意をつかもうというコンセプト。 ピケティは過去の膨大なデータを整理して、経済に関する特徴を見出した訳だが、その主張を支える図がひとつひとつ紹介されながらそれぞれがどういう意味なのか解説されている。ピケティの主張がどういうものかを短時間で理解できる。 160ページ、1時間☓4日の4時間程度 2.説明α(

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日経記事からのピケティー

日経記事からのピケティー

在宅勤務が増えて時間に余裕ができたことから、不動産投資を考えている人が増えているとのこと。これは今日の日経「不動産融資が底打ちか?」の一幕。底打ちかどうかはともかく、「在宅勤務が増えて時間に余裕ができたから不動産投資がふえた」というところが二つの意味で面白い。一つは、在宅で時間に余裕ができた、の部分。ピュアに読めば「たしかに通勤時間が減ったしねー」となるが、実態は多くの在宅ワーカーが考えた「この時間、会社のために働いて給与や賞与をあげるのと、投資に使ってそこからのリターン得る

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吉松崇『大格差社会アメリカの資本主義』

吉松崇『大格差社会アメリカの資本主義』

リーマンブラザース勤務経験もある筆者のアメリカ経済の分析。先に『労働者の味方をやめた世界の左派政党 』を読んだが、どちらも勉強になった。 ピケティの論を正確に、批判と再反論も含めて整理している本は意外と珍しい。 ピケティの主張・「資本収益率>経済成長率」となっている限り、資本所有の格差が相続を通じて格差は固定される。 マンキューのピケティ批判・世代を超えた格差の固定は、「資本収益率>経済成長率」が続くことで発生するとは言えない。 ・仮に資本収益率が経済成長率を上回っても、

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ピケティ本で思い知らされた件

ピケティ本で思い知らされた件

2014年当時、ピケティの21世紀の資本論という本が流行った。その中に、r>g という考え方が出てくる。下図の通り。 引用元は以下。 絵の通り、ひたすら働くだけではなく、投資、運用しなければいけないということだった。それを知って、余裕資金を米国株や日本株に突っ込み、投資を始めた。 いまは数百万円は投資しているが、思ったほど劇的に増えるというわけでもなく、それなりのペースで少しずつ増えており、継続して続けている。 働いて余剰資金を投資に回す日々。ただし、投資で毎年何百万

「経済成長という呪い」を読む

「経済成長という呪い」を読む

「経済は、人類を幸せにできるのか?」つづき。 を、書こうとしたら、だいたい済んでいたので、 コーエン3部作の3に移行。 「経済は、人類を‥」は2にあたり、3がこれ 「経済成長という呪い」東洋経済新報社 2017。 ダニエル.コーエン著。 タイトルこわいよ。 原題は、Le Monde Est Clos Et Le Désir Infini 「閉じる世界と終わりなき欲望」か。閉じる?? Clos:営業を終了する、の意味もあり、たぶんそっち。 原題の方が怖かった‥。 ●19世紀は

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不愉快な指摘だが、否定はできない:映画評「21世紀の資本」

不愉快な指摘だが、否定はできない:映画評「21世紀の資本」

700ページを超えるピケティの「21世紀の資本」を読む気力はナカナカ湧きませんが、2時間弱の映画であれば…w。 「資本」が「格差」を産んできた歴史を、封建主義時代から現代まで映像を交えながら追い、現代の「格差」問題への問題提起と解決策を提案する内容となっています。 観ながら「不愉快」な気持ちになっちゃったのは、僕自身が「1%」に属する人間じゃないですからね、やっぱりw。 ピケティの指摘は「r>g」で表されます。 r=資本収益率 g=経済成長率 これって感覚的には「まあ、

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米国インデックス・ファンド投資

米国インデックス・ファンド投資

本日は投資のお話をします。 仏の経済学者トマ・ピケティ著の『21世紀の資本』をご存じでしょうか? 本のキーワードは「r>g」という不等式です。 rは資本収益率、gは経済成長率です。 r資本収益率は、株や債券、不動産などで得られる収益の割合です。 g経済成長率は、働くことで得られるお金の増加率です。 1950年~2012年のrは5%、gは4%です。 2012年~2050年のrは4%、gは3%の予測です。 これは何を意味しているのかというと、 中長期的に、r資本収益率はg経済成長

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豊かな人生を送るために必要なのは教育と投資の概念。

豊かな人生を送るために必要なのは教育と投資の概念。

フェイスブックで【お金の問題はお金で解決しない】と書いている知人がいました。 常々思い溜めていた「豊かな人生を送るために必要なのは教育と投資の概念だ」という考えを書いてみたので、ブログとしてシェアしていきます。 問題の書き込み 地元の経営者の大先輩(中古販売チェーン10店舗くらい経営の70歳代)のタイムラインより お金で困ってる人にお金を上げてもすぐ無くなる。 貸しても返ってこないし、すぐまた借りに来る。 お金が無いことは結果であって、お金が無くなる思考回路が本当の問題

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「映画版ピケティ“21世紀の資本”覚書 の1」

「映画版ピケティ“21世紀の資本”覚書 の1」

映画版「21世紀の資本」のナレーションを途中までメモしました。自分のための覚書です。後半はまた後日。 1. 政府は何らかの変化を約束する。改革への圧力が高まりつつある。 資本主義と共産主義の差は、壁なしには維持できない。社会を再建する別な方法が必要だ。東ドイツの街頭では民主化を求める人々が拘束されていた。公安警察が人々を殴って荷台に放り込んでいた。私は1971年生まれでベルリンの崩壊のときは18才だった。ラジオに釘付けだった。東欧の共産主義の崩壊を聞いた。 学生時代にソ

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1日何円で生活できますか?

1日何円で生活できますか?

こんばんは。ご覧いただきありがとうございます。 障がい者雇用の現場に15年働いている経験からこの記事を書いています。 今回は1日何円で生活できますかというテーマで書いていきます。よかったら、好き、フォロー、コメントなどしていただけると励みになります。よろしくお願いいたします。 結論 東京の私大学生の1日の生活費607円(バイト代は除く) 1.607円 こちらニュースより(朝日新聞より)。東京の私大下宿生の一日の生活費607円。東京の私立大学って学食安いのかなと疑いまし

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