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多くの経営者やDX部署から、ICT/DXについて「何から手をつけてよいものか」とご相談を頂きます。 タッチコアは、日本企業のDX推進を豊富な経験でサポートする経営コンサルティング会社です。

最近の記事

好奇心は減退するが成長しないからこそ[20240823]

今週は、同志社大学大学院の講義を担当してたので、これも宿泊先ホテルがある奈良で書いている。 3日間の集中講義が終わったので、ほっとしたという気持ちと、無性に寂しい気持ちが入り混じって複雑な心境だ。 「何を教えているのですか?」 皆さんから尋ねられることである。 今日の講義は朝9時から。 1限目「認知バイアス」、2限目「意味のイノベーション」について説明をした。 3限目以降は、所与のテーマについてグループでアイディアを出すワークをして最終日の今日はその発表だった。 例年

    • 学食の渋滞:機械化は合理化につながるのか[20240822]

      大学院生を相手に講義をするために出講しているが、第2日目。 本日もランチ当番さんと一緒にランチ。 ちょっとした事件が起きた。 今日は、学内にあるカフェテリアでランチを食べようと11時30分に早飯すべく教室を出た。 事件とは何か? 既にその時間に、食券を買う長蛇の列が出来ていたのである。 今月からカフェテリアではタッチパネル式の液晶ディスプレイによる自動券売機に変更になったそうだ。 皆さんが全然慣れていないせいなのか、とにかく進みが遅い…。 今は夏休み中だから2

      • 日本の経済状況:学食すら値上がり[20240821]

        今日から、同志社大学で講義を担当している。 所属は大学院生命医科学研究科で、3日間連続で1限~5限、計15限の集中講義。 今年の学生は、何と!  男子50%/女子50%という驚きの男女比率で、ブレストなどの結果が楽しみである。 しかも何と、女子は「同志社大学生命医科学部」の出身者ばかりではなく同志社女子大学を卒業し、大学院入試を経てこちらに入学してきた人も数名いる。ますます、期待出来そうではないか。 いつもは、男子学生の比率が圧倒的に多く、社会人向けの講座にもありがち

        • 受け入れ側、られる側:双方準備が必要だ[20240820]

          さきほど新幹線と近鉄特急を乗り継いで奈良市内のホテルに到着した。 これから1週間ほど滞在し、恒例の「大学院で講義」を担当するためだ。 夕食の前にこちらを書いている。 明日から朝9:00から18:10までの5限連続×3日間をぶっ通しの講義をする。 宿泊先の奈良市内のホテルからブログをアップするのも例年通り。 奈良市内のビジネスホテルの宿泊費もコロナ前だと5000円もしなかったが今では2倍近い。 朝7時に食堂で朝食を食べて、8時には電車に乗り、9時少し前に教室に到着する。 私が泊

        好奇心は減退するが成長しないからこそ[20240823]

          情報:意思と意図を持つ[20240819]

          皆さんお盆は如何だっただろうか? テレビやラジオで「60kmの渋滞です」とか「45kmの渋滞で通過するには120分ほど掛かっています」とアナウンスがあったが、巻き込まれた方もいらっしゃるのでは。 今日から新たな気持ちで仕事に励んでおられる方も多いだろうと思う。 私は、大学出講のため明日から関西で1週間ほど東京には戻らない。(盆休みもなかったのだが) さて、今週は「有用な情報は高価である」という先々週の話題の続きを少し。 明後日からの大学院での講義の最初に「情報とは何か?」

          情報:意思と意図を持つ[20240819]

          週末に想うー日本は変わって遅れを取り戻せるか[20240818]

          今年の夏は特に長くなりそうだ、お盆を過ぎようというのに猛暑続きだ。 暗くなってから日本橋エリアを歩いていて信号待ちをしていた時。 女性からビラを渡された「分身カフェです、宜しくお願いします」 分身カフェ? 瞬間頭に浮かんだのはHOSPIみたいなロボットだった。 チラシを見ると、外出困難な人々がロボットを遠隔操作しサービススタッフとして働く実験カフェらしい。 なるほど、全自動/省力化の話ではないのだな。 ご存じの方も多いかもしれないが、オリイ研究所というところが運営

          週末に想うー日本は変わって遅れを取り戻せるか[20240818]

          週末に想うー体験できないことを学習する[20240817]

          先週は終戦記念日(記念というのがどうもしっくりこないといつも思うが)だった。 TV番組でも、戦争の記録を取り上げる番組が沢山放送されていた。 戦後79年の経過で経験者の高齢化が進んでいることにフォーカスされているものが多かった。 また、Z世代が戦争と平和についてどのような考えを持っているかというインタビューなど流れていた。 戦争について知り、考えるという教育に少しずつだが変化があるようだ。 ARを利用して、渋谷の街に原爆が落とされた画像を見てもらうという企画などもあ

          週末に想うー体験できないことを学習する[20240817]

          IT導入:周到な準備が肝要である[20240816]

          今、生成AIブームだ。 弊社が無料で開催している「輪読会」でも参加者は生成AIで資料を作成している。 要約自体は、自身で書籍を読んで取り纏めて、その内容に合わせて生成AIにスライドを作らせている。 生成AIのイメージする世界は、なかなか面白くユニークなイラストや写真が多い。 こういうツールを上手に使用して仕事の効率化を図る機会は、今後ますます増えてくるのではないだろうか。 先日、某製薬メーカーさんの講演聞く機会をいただいた。 このメーカーさんは、ほぼOTC薬(薬局

          IT導入:周到な準備が肝要である[20240816]

          IT導入:誰がために[20240814]

          今週は、お盆期間で夏季休暇の方も多いだろうし平日は4日しかないので、少し実務から離れた話をしようと思う。 今日は、東海大学専門職大学院で教鞭を執っていた時の話。 所属していた学会から韓国に視察に行った。 かれこれ13年くらい前なので、丁度、世界デジタル政府ランキング(国連版)で韓国が第1位だった時代だ。 確か、日本は17位とか18位とかにランキングされていたので、韓国で何が起きているのかどうしても知りたくて、上司である研究科長にお願いをして旅費を工面して貰った。 韓

          IT導入:誰がために[20240814]

          IT導入:目的を聞いていけない(のか)[20240813]

          今週は、お盆期間で夏季休暇の方も多いだろうし平日は4日しかないので、少し実務から離れた話をしようと思う。 私の娘が小学校4年生くらいだっただろうか、10数年以上前の話だ。 「父親参観のご案内」が届いた。 「当校では、教育施設の充実を目指して「電子黒板」を導入し日々の授業に使用し始めましたので、是非ともお父さま方に参観いただきたく…云々」 私立小学校だったので、たくさんの授業料を納めていただき、公立小学校よりも圧倒的に早く「電子黒板」を導入したそうだ。 子供たちにも一

          IT導入:目的を聞いていけない(のか)[20240813]

          連休に想うー誰のための備蓄[20240812]

          最近また、新型コロナの罹患者数ば増えているという。 しかも、5類移行で医療費実費負担が増え、薬が手に入りずらい上に高額とか。 夫婦二人で暮らす友人がいるのだが、直近二人とも寝込んだらしい。 どうやら、最初奥様の調子が悪くなったそうだ。 発熱、鼻水といった症状があったが、奥様は炊事・洗濯をいつも通りこなしていたという。 コロナの検査をした方が良いのではと、友人(夫)は勧めたが、 「感染したことが分っても、どうせ薬は手に入らないだろうし高値だし。人と会わないようにすれ

          連休に想うー誰のための備蓄[20240812]

          連休に想うー熱量を伝えるのは難しい[20240811]

          パリオリンピックも終わり、次はパラリンピックか。 競技種目も多いので、すべてチェックしている訳ではないが何となく日本選手団も全体的に若返りしているように見えた。 何にしてもスポーツで戦う姿は美しい。 今大会の唯一の新種目はブレイキンだったそう。 正直、高得点ポイントなどは分からないが新しい風がまた吹いていたように思う。 前回の東京オリンピックの際の新種目スケートボードの時にも思ったが、競技の解説者は凄かった。 『フー!』 『HEY、HEY、HEY』 『キターっ!』

          連休に想うー熱量を伝えるのは難しい[20240811]

          連休に想うーオペレータよりスムーズだった件[20240810]

          今日から世間は3連休だ。 お盆休みを前倒しにして長期休暇を取る方も多いだろう。 そんな時は、残念ながら私は少し時間ができる。 残念だというのはクライアントとのやり取りに間が空いてしまうからだ。 インプットの時間に使おうと考えることにして、書籍などを探していた。 ここ数年は電子版で書籍を購入することが多いのだが、モノよっては紙の書籍を選択する場合もある。 「ポチ」あ…、これ紙で欲しかった書籍なのに。 つい、割引マークのついた電子書籍をポチしてしまった。 相手が〇m

          連休に想うーオペレータよりスムーズだった件[20240810]

          情報という資源:仕事ではなく常日頃から[20240809]

          世間は、そろそろお盆休みだろうか。 昨日に発生した宮崎県沖の地震は南海トラフの西端で「太平洋側の各地は大地震への備えを」とのことだが、具体的に何をすれば良いのかとやはり悩む。 本棚や食器棚などは、すでに支え棒をして倒れたりしないように施している。 そう言えば、ヘルメットや三角巾、笛などの非常用品は山〇證券が無くなる時に会社から2セットくらいいただいて、そのままになっている。 飲料水は何とかなりそうだが生活用水が無い。 3.11の東日本大震災で大きな津波被害を受けた宮城県南

          情報という資源:仕事ではなく常日頃から[20240809]

          情報という資源:価値観を変える必要性[20240808]

          今週は「情報」という資源とコンサルティングについて話している。 昨日は「怪しい情報に飛びつくな」「価値のある情報は高価」であるといった話をした。 はっきりと「怪しい情報に飛びつくな」と言ってもベンダー(売りたいサイド)主催の無料セミナーに喜んで出掛けて行く人が後を絶たない。 日本人にとっての情報の価値は、インターネットが登場する際にこんな風に言われたものだ。 「ISPの利用料は、新聞代を上回ることは出来ない」 日本人が情報に支払う金額は、新聞代が上限でそれ以上は無理

          情報という資源:価値観を変える必要性[20240808]

          情報という資源:怪しい情報に飛びつくな[20240807]

          今週は「情報」という資源とコンサルティングについて考えてみたい。 本日は、正しいコンサルティング会社が提供すべき情報とは如何なるモノか? ズバリ「公正」「中立」「第三者的」な情報以外にはない。 勿論、クライアントの役に立つ情報であることは言うまでも無い。 情報は「公正」「中立」「第三者的」であり、決して何処かの企業や製品の宣伝に資する情報であってはならない。 しかしながら、日本では情報を提供するサイドも、受け取るサイドも、全く意識していないようだ。 「公正」「中立

          情報という資源:怪しい情報に飛びつくな[20240807]