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「週休3日」は官僚離れへの歯止めとなるのか?

これはきましたね、「週休3日」

企業にとっては苦しい話ですが、自由を手に入れることほど大切な話は無いでしょう。

今回の国家公務員の週休3日はフレックスタイムを活用して、柔軟な勤務形態を可能として週休3日も実現出来るようにするというものです。

そのため実際には4週間で合わせて155時間となっている総労働時間は維持することとなるので、特段珍しいことでは無いのですが公務員が自ら働き方を変えることにインパクトがあるのです。

最近は景気も良いせいか国家公務員の受験者数も減少傾向で人気に陰りがありますのでいろいろ手を打たないと増えません。

週休3日って良いと思います。特に今の日本は悪循環に陥っていて、低所得、低やりがい、低効率の三拍子が揃ってそれでも働く時間だけは長いというのが現実です。

そうなんです、働き過ぎています。

そろそろ経済成長も限界に近づいて来てしまって、例えばiPhoneで言うと、

iPhone(2007年発売)
クロック数 412MHz
プロセス 90nm

iPhone 14 Pro(A16 Bionic)
クロック数 3.46GHz
プロセス 4nm
トランジスタ数 160億個

ここでプロセスってのがすごく大事な指標なんですが、トランジスタのゲート長のことで半導体チップの小ささの指標と思っていただけると良いかと思います。

16年掛けて、もの凄く小さくしたんです。日本企業は途中でみんな脱落してしまいましたが、、、たぶん40nmくらいで止まっています。今プロセスの最先端を言っているのはTSMCとサムスンだけです。とんでもなく巨額な投資をして3nmプロセスが限界です。

でも、この競争には壁があるんです。実は2nmがゴールなんです(抜本的な変更がない限り)。何故かというと原子一個のサイズに近づき過ぎてしまったからなんです。

すごく長く書きましたが、これ以上iPhoneは急激に進化する事はありません!もしくは1台100万円くらいならもうちょっとくらいは進化するかも知れませんがたかが知れています。

はい、汗。。週休3日の話です笑
なので経済成長もすごく頑張ればするけれど、そこを追いかけるともの凄く疲れてしまう時代になってしまったのでそろそろマイペースで生きるのもいいかな?って思います。

そのためには資本主義の追求を緩めて公共財部分を増やしていくのが良いかと思います。いわゆる電気ガス水道のような社会インフラ的なものや教育、公共交通などできる限り公平に分配して行くのもありなのかなって思います。国家公務員の皆さん、すごく期待しています。

以前トマ・ピケティさんが言っていた1%への富の集中、いわゆる金持ちがより儲かるってやつですが、まさにイーロン・マスクのように30兆円の資産を持つものと、その他僕のようにほぼ資産ゼロの人が存在する社会が出来上がってしまっています。

そろそろルール変えたいですねえ。

って言っても僕は底辺のままだと思いますが(笑)。

でも皆さん、週休3日にしても給料は下げないでねってことですよね。


今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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