NekoK!RiNg

地方移住者,株で飢えを凌ぐしょうもないZ世代, 「Amazon.co.jp」アソシエイ…

NekoK!RiNg

地方移住者,株で飢えを凌ぐしょうもないZ世代, 「Amazon.co.jp」アソシエイトプログラムに参加しています

マガジン

  • 経済動向まとめ

    独断と偏見に基づき、株式投資に関係しそうなネタを、備忘録を兼ねて月末に振り返りながら、今後の動向を模索する記事のまとめです。

  • 株主優待

    過去に記した株主優待の紹介記事まとめ

最近の記事

新札発行の経済効果1.6兆円と謳うものの...

何を以て「経済効果」と呼ぶのか? 〇〇の経済効果XXXX(億や兆)円というワードを、事あるごとに目にするが、そんな私は中学時代、夏休みの自由研究で「経済効果」に関して取りまとめた記憶がある。  端的に記せば、ある出来事によってもたらされる、一定期間の経済的な影響であり、マイナスに作用する場合は「経済損失」と表記される。  では、今回の新札発行は「経済効果」と呼べるのだろうか?個人的な見解としては否で、確かに紙幣の読み取り装置や、計数機を扱うメーカーの売り上げは一時的に増

    • 借金により、労働から逃れられなくなる

      身近に潜む、労働束縛装置 以前の記事で、経済的に恵まれない環境に身を置く学生からすれば、この社会は奨学金という名の教育ローン、つまりは借金をしてでも大学に行くことを強要されていると言っても過言ではなく、それにより、ただでさえ少ない一般的な若者の可処分所得が減少し、結果として少子化へとつながっている構造上の欠陥を指摘した。  裏を返せば、借金をすることにより、将来的にそれを返済するためには、安定したサラリーが得られる職に就く以外の選択肢が除外されることを意味する。  自営

      • 〇〇するほどの給料はもらっていない

        リスクと賃金が見合わない生活必須職従事者 先日、辺野古のダンプ事故で40代の男性警備員が死亡したとの報道があった。詳しい内容は出ていないため、確定事項ではないものの、抗議活動者を抑止して巻き込まれた線が濃厚と見られている。  かつて鉄道員だった私からすれば、真面目すぎる。一般的な警備員なら、年収にして300〜400万円のレンジであり、命を掛けるのに見合うだけの給料など貰っていないのだから、相手が未来のある子どもとかでもない限り、自らを危険に晒してまで、他人を守ろうとする必

        • 最近の金融経済動向(2024年6月)

          骨太の方針、PB黒字化? 21日に閣議決定した骨太の方針に、25年度のプライマリーバランス(以下PB)黒字化目標が掲げられていた。与党内ですら財政規律派と、積極財政派とで対立が続いているにも関わらず、従来目標を踏襲した訳で、個人的な感想の域を出ないが、積極財政派が財政規律派を丸め込めるとは思えない。  財政規律派を丸め込めるとは思えない仮説が正しい前提で推察する場合、今回のPB黒字化の意図は、パンピーの想像以上に惨いものとなる可能性すら感じてしまう。  というのも、極力

        新札発行の経済効果1.6兆円と謳うものの...

        マガジン

        • 経済動向まとめ
          29本
        • 株主優待
          37本

        記事

          買い物上手が意識する「必要なもの」と「欲しいもの」

          「欲しいもの」には際限がない 私はものぐさな性格ゆえに、片付けというものが決して得意ではないことを自覚している。しかし、ハウスダストに塗れると、鼻炎薬が必須となる体質のため、小綺麗に整理整頓された部屋でなければ具合が悪くなる。  片付けはしたくないが、小綺麗な空間に身を置きたい。そんな相反する条件を、単なる我儘と思わず、実現できる方法がないかと考えた末、必要以上に物を持たない境地に辿り着いた。  特に、床にさえ物を置かなければ、あとはお掃除ロボットが、それっぽく掃除して

          買い物上手が意識する「必要なもの」と「欲しいもの」

          正直、運行情報はネットの方が早い

          元鉄道員が語る、運転見合わせの舞台裏 過日、悪天候は百も承知で、兼ねてから計画していた4泊5日の九州旅行を決行した。無論、交通機関が麻痺するリスクは元鉄道員として心得ている。  大雨警報が発令されている影響で、JR線某所の雨量計が規定値を超えていることから、初電から運転見合わせとの運行情報を知っていたが、色々と予約している兼ね合いから、事態が好転することを天気予報の雨雲レーダーを信じて、行けるところまで行く選択をした。  旅の途中、県庁所在地の某所で運転再開を待っていた

          正直、運行情報はネットの方が早い

          チャンスをものにするには準備が必要

          Seize the fortune by the forelock. 株主関係書類という名の郵便爆弾の処理に追われている昨今だが、郵便物に抽選の当選品が紛れ込んでいて、「柿の木が京都まで50本あったら 今日は幸せ」と設定して、実際には74本あったとき並みの喜びを感じていた。  私は特にスピリチュアルの類は信じていないため、根拠のない自信の域を出ないものの、自身は運が良い部類だと思っている。パナソニックの最終面接だったら、間違いなく内定を取れる程度に、強運さには自信を持って

          チャンスをものにするには準備が必要

          高卒人材を持て余した社会の末路

          学がありすぎんですよ 先日、上越市長が市議会で、企業誘致による人材獲得に対する答弁で、「工場では高校卒業程度のレベルの人が働いている。企業誘致で頭のいい人だけが来るわけではないことを前提にしなければならない」と発言したことが、学歴差別と捉えられることから炎上している。  新年度に静岡県の新入職員への訓示で、県知事が職業差別を助長しかねない発言をしたことで炎上しているにも関わらず、歴史に学ぶだけの賢さは持ち合わせていなかったようで、規模は違えど、行政のトップに立つ者が同じ轍

          高卒人材を持て余した社会の末路

          「だからこの家、貧乏なんだよ」と帰省するたびに思う

          とにかく物が多く、散らかっているのは鉄板 所用で首都圏に向かわなければならなくなったため、仕方なしに帰省した。高卒で社会に出た直後は、手取り13万円でおまえが終わってんだよwww状態だったため、子供部屋おじさんとして蓄財に励んだ時期もあったが、お金に困らなくなった今となっては、こどおじ社畜の期間よりも、単身者として暮らしている期間の方が長い。  そして何より、私は経済的に恵まれない家庭であることを幼少期から自覚していたため、身内親族を反面教師にして、お金との付き合い方を独

          「だからこの家、貧乏なんだよ」と帰省するたびに思う

          大卒よりも工業高卒が引く手数多らしいが

          社会全体が現業職を蔑ろにしたツケで人手不足 大学全入時代、高学歴社会となったことで、ブルーカラーの志望者が減少。少子化でそもそもの新卒者数も減少傾向であることが相まって、いわゆるブルーカラーを代表とする現業職で、人材獲得のために熾烈な競争が繰り広げられており、工業高校生が脚光を浴びている。  マスメディアの刷り込みもあってか、工業高校=不良の巣窟的な、ガラの悪い印象が先行していることや、高い偏差値を必要としないことから、学の高い人ほど敬遠する傾向にあると感じる。  しか

          大卒よりも工業高卒が引く手数多らしいが

          ドロップアウト後の税金、中間報告

          住民税は非課税に 昨年、よく言えば早期退職、悪く言えば社畜をドロップアウトしたことで、現時点での給与所得はゼロにも関わらず、前年の所得をもとに算定された住民税と健康保険税の支払いに戦々恐々としていた時期である。  あれから就労に至ることの無いまま1年の時を経て、7万円給付で物議を醸した住民税非課税世帯になったことが、最近になって通知された。  ちなみに、7万円給付に関しては、行政サイドも課税所得を計上するタイムラグを勘案してか、家計急変世帯の申請書的な書類を記載し、今年

          ドロップアウト後の税金、中間報告

          ざまあみろ、俺は生きている

          納税のタイムラグを乗り越えた今… タイトルが過激極まりない気がしないではないが、養老孟司先生が解剖の際に言い放った言葉を借りているだけなので、深い意味はない。  強いて記すなら、死んだ魚の目をして、ゾンビの如く満員電車に揺られて出勤している社畜を見たら、「ざまあみろ、俺は(無税で)生きている」と思う程度だ。  高卒で社会に出て、電鉄会社の現業職で勤め、20代半ばに入院と手術が必要なレベルで身体を壊した結果、後遺症みたいなハンデを背負い、労働者としては誰も欲しがらないレベ

          ざまあみろ、俺は生きている

          見せてもらおうか、新NISAのオールカントリーの性能とやらを

          に、入金力が、ち、違いすぎる 今年からNISAが本家ISA並みに拡充された、新しい制度となったことで、オルカン、S&P 500論争と並び、年初一括投資、積立投資論争が勃発してから早くも半年が経過しようとしている。  ちなみに、私のパッシブ運用のスタンスとしては、オルカン×一括投資であり、理由としては、信託報酬が安く、アメ株よりも地域分散が効いていて、非裁量取引としての性質にマッチしていること。  また、株価は短期的には乱高下するが、長期では経済成長と共に、右肩上がりで上

          見せてもらおうか、新NISAのオールカントリーの性能とやらを

          お金持ちの実感が得られる高配当株

          選定は難しいが、年々インカムが増える 新NISAでオルカンやS&P 500を中心とした、インデックスファンドが持て囃される一方で、日経平均は上値が重い展開となっており、NISA損切りなるワードが浮上する昨今だが、6月は3月決算の企業が、続々と配当する時期でもある。  個別株投資は銘柄選定が難しいものの、打ち出の小槌の如く配当や優待が到着し、しかもポートフォリオ全体で見れば、投資家は何もせずとも自然に会社の事業が成長しては、いくつかの保有銘柄が増配となり、時間経過とともに受

          お金持ちの実感が得られる高配当株

          明日は今日より良くなる、わけがない

          中央値の若者が、経済不安を抱える社会 「明日は今日よりも良くなると誰もが感じられるような国を目指す」政治家の常套句だ。しかし先日関連法が成立した子育て支援金は、当初500円/月程度と言われていたものが、FPなどが試算する限り、中央値的な年収では、とてもワンコインで収まらなそうな雰囲気すらあり、これ以上、現役世代の可処分所得を減らしたら、少子化以前の問題である、非婚化、晩婚化は避けられないと考える。  そもそも、家計調査を分析する限り、年収600万円以上の高年収層では、婚姻

          明日は今日より良くなる、わけがない

          過去最長の実質賃金25ヶ月連続マイナス

          内需が死ぬのは時間の問題 春闘の賃上げを反映した4月の給与を元に集計した実質賃金が、マイナスであり、過去最長となった。実質賃金とは、賃上げ率から物価上昇率を差し引いた値であり、これがマイナスということは、パンピーもとい賃金労働者が、毎月の手取りの中から自由に使えるお金(可処分所得)が、事実上減っていることを意味する。  これはインフレというよりも、スタグフレーションと表現する方が性格であり、25ヶ月連続マイナスは過去最長と、リーマンショックを超えてしまった。無論、世界的な

          過去最長の実質賃金25ヶ月連続マイナス