心をよい状態に保つ方法。自然散策、読書、運動、音楽を聴くこと、良き友人などとの対話、自然観察、瞑想、書くこと、休息、良質で適度な睡眠、歴史上の思想家や哲学者や詩人の言葉を糧にすること、不健全な情報源を避けること、旅行、哲学を学び、糧にすること、良き知識人の言葉に傾聴すること。
会社のドタバタで自分が試される一週間 こういう事態になると 自然とマルクス・アウレリウス「自省録」の一説が 頭をよぎる 曰く 子の長命を願うな 夭逝したときも泰然たる心構えを願え と わたしは会社が恒久に健全であることを願わない まず会社の不全を受け入れる態度を願いたい
ローマ皇帝マルクス・アウレーリウスは、瞑想に耽りながら精神的な日記を書いていた。それが『自省録』として今日にまで伝わっている。彼が行なっていたのは、「書く瞑想」である。思考や感じたこと、思ったことを整理するために、ありのままに書いた。 「書く瞑想」は私たちにも容易にできる。
ローマ皇帝、マルクス・アウレーリウスは、当時にして、地上最高の権力と地位を得ていた一方で、本当は哲学者として生きたかった。だからこそ、権力に墜落した愚かな人間にならないよう、ひたすら謙虚で誠実であれと自身を諫めることを欠かさなかった。その姿勢から学べることはまことに大きい。