SatoSato

日々感じたこと、考えたことを折に触れて綴っています。サステナビリティ関連に関心あり。あ…

SatoSato

日々感じたこと、考えたことを折に触れて綴っています。サステナビリティ関連に関心あり。あと俳句を少々。 https://www.instagram.com/satosatoushi/

最近の記事

研ナオコ見つかりました

2023年カンヌ国際映画祭で役所広司が主演男優賞を受賞した「perfect days」。 役所広司の演技、そして彼のまわりを固める名優たちの演技も日常生活の延長線上の自然体で素晴らしい。 そんな中で、映画のパンフレットで見かけた出演者名「研ナオコ」。 研ナオコいたっけ? (研ナオコさんすみません汗) そんなところから始まり、あえて直ぐ解答を見つけず宙ぶらりん状態を楽しんでいました。 そして、先日3回目を見に行き、ようやく見つけました! 知ってる方にメールして答え合

    • 研ナオコを探せ

      先日観た映画「perfect days」。 映画では、淡々とした日常でも同じ一日はなく、日々新しい何かが起こり、それを受け入れ、楽しむ姿が描かれている。 セリフが少なく、派手なアクションもないものの、主人公・平山のふとした表情、陰影のある表情がまたすごくいい。 多くは非日常の世界を楽しむための映画ですが、日常の延長線にある手触り感のある映画。 とっても味わい深い時間でした。 主演の役所広司はもちろん、出演した女優、俳優の方々もよかった。 大物歌手も出演していてその

      • 古池に飛び込む蛙は何匹か

        先日、とある方とお話していた時。 松尾芭蕉の俳句「古池や蛙飛び込む水の音」が話題となりました。 俳句って言葉からいろいろなイメージが広がるけど一人一人浮べる画像はそれぞれ違う。 でもそんな多様性があっても五七五の文字にしゅっと収まるって面白いね。 そんな話しをしていたら、 その方曰く。 スペイン語学校に行っていた時、スペイン人の間でこの句を巡って解釈の議論があったんですよ。 その議論の論点は、、、 いったい『蛙は何匹だったのか』。 スペイン人の方々の解釈は「

        • 先日、先輩と何気ない話をしていた時のこと。 先輩の言葉が沁みました。 「そう言えば、『息』っていう漢字は良くて出来ているんだよなあ。」 「『息』って言葉、分解すれば『自』分の『心』なんだよね。」 「息は「自分の心」が反映されている。」 「『心』が乱れると『自』分も乱れ、『息』が乱れる」 「『息』を整えれば、『心』が整い、『自分』が整い、安定するかも」 息と心と自分の関係性。 ホントに漢字はよく出来ているなあと改めて思ました。 普段何気なく使ってる「記号」とし

        研ナオコ見つかりました

          ひつじが一匹。ひつじが二匹。ひつじが三匹。。。

          私は寝付きはいい方で、日中何だかんだかんだあった時ときも、あまり時間をおかず寝入ってしまう感じです。 それでも、たまには夜まんじりともしない時もあり、落語(志の輔)や漫才(サンドウィッチマン)など聞きながら寝入る時も。 先日、そう言えば「寝れない時は「ひつじ」を数える」んだったなあ、まあたまには「ひつじ」でも数えてみるかと思い、やってみましが、はなかなか寝れずでした。 「ひつじ」という言葉自体なんとも発音するのが一苦労な音節で構成されているとも言えます。 「ひ」は頭子

          ひつじが一匹。ひつじが二匹。ひつじが三匹。。。

          声の表情

          先日、休日の午後にとある方とじっくりお話しさせて頂く機会を頂いたので、その場として、ゆったりとした空間(ホテルの個室など)を探すためにいろいろなホテルに電話をかけてみました。 少人数で、かつ時間もランチとディナーの間の時間。 ホテルのレストランでのアフタヌーンティーとは違う形での語りの場としてのホテルの空間もありかなと思った次第。 直前でもあったため、あれこれ当たってみたものの結果的に見つかリませんでした。 ただ、電話をかけてみて、電話だからこそ、眼にみえない「音」に

          声の表情

          その鼓動に耳をあてるために

          先日、ドキュメンタリー映画「その鼓動に耳をあてよ」を観てきました。 ドキュメンタリー映画はあまりなじみがなかったのですが、とあるご縁を頂き観に行く事に。 「その鼓動に耳をあてよ」は東海テレビが手掛けるドキュメンタリー映画劇場第15弾。 東海テレビは2010年の「平成ジレンマ」を第1弾に、「ホームレス理事長」、「ヤクザと憲法」、「人生フルーツ」、「さよならテレビ」など、独自の視点で「ドキュメンタリーの題材にはタブーはない」の精神を忠実にかつ真摯にドキュメンタリー映画を作り

          その鼓動に耳をあてるために

          春の兆し

          昨日からの関東地方は久しぶりの雪が降り寒い一日になりました。 とはいえ、通勤途上にいつも見かける枯れているように見える紫陽花の枝には、「つぼみ」が静かに春を待っていました。 一年の中で一番寒いと言われる2月の冷え込みの中。 それで周りを注意してみると、春の兆しがいろいろ見つけられそうです。 どんなに厳しい冬の環境でも、むしろ冬だからこそ蓄えた滋養がつぼみを豊かにし、春の芽吹き、夏の成長、秋の収穫に向け静かに今を過ごしている。 と考えると、厳しい環境に置かれると言うこ

          春の兆し

          JoyはMissionであるということ

          先日、映画「Mission Joy」を観てきました。 二人の偉大な宗教指導者による喜び(Joy)をテーマにした歴史的対談のドキュメンタリー。 ひとりはチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世。 5歳でダライ・ラマ法王14世として正式に即位。15歳で全政治的権限を委任されたが、中国のチベットの侵攻により、1959年、23歳でインドに亡命。その後インドのダラムサラにチベット亡命政権を樹立。以来、非暴力で世界平和を訴えている。1989年、ノーベル平和賞を受賞。 もうひとり

          JoyはMissionであるということ

          カロリーは年を越さない

          今年もあと残すところあと一日。 今年もいろいろあったなあと思いつつ、YouTubeを観ていたら、今年よく見た動画のランキングが出てきました。 そのランキングで出てきた曲は、サンドウィッチマンの「ウマーベラス」。 もう5年前の曲だったのね。。 しかし、いろいろあった日の夜は、確かにこの曲をなぜだか聴いてニヤニヤしながら寝ていたような、、。(笑&汗) サンドウィッチマンは宮城県仙台市出身で自分の同郷ということもあり、ファンの芸人さんです。 この曲は、まあ、たわいもない

          カロリーは年を越さない

          だんなさま

          目まぐるしい毎日の中、日常生活でちょっとした隙間時間でマインドフルネスができないかなあと、あれこれ実験しています。 お寺に行って座禅の修行をするのが一番いいとは思いますが、なかなかそこまで行けない中、日常生活の中に取り入れる「生活禅」や、「歩くマインドフルネス」や「食べるマインドフルネス」というものもあることを知りました。 それなら、もっとブレイクダウンして 「信号待ちマインドフルネス」や「エレベーターマインドフルネス」、「電車内マインドフルネス」もあっていいのではないか

          だんなさま

          「あんこのプール」か、「カスタードクリームのプール」か

          だいぶ、相当、かなり以前の飲み会での、どうでもでいい話なのですが。 「どうせ溺れるなら、『あんこのプール』か、『カスタードクリームのプール』のどっちなのか。」 このテーマをめぐって、かなりお酒が入ってせいもありなぜか議論が白熱したことがありました。 議論の過程で、「あんこ派」にも「こしあん派」と「つぶあん派」がいることが判明。また「カスタードクリーム派」にも「『なめプリ』のような、なめらか派」や「昔ながらのちょっと固め派」がいいとか、それぞれの派閥内での内紛となり、、、

          「あんこのプール」か、「カスタードクリームのプール」か

          Home & Away

          先日、とある方の出版1周年記念パーティに参加してきました。 たまたまWebでイベントの告知を知ったのがキッカケ。 主催者の方々は全く存じ上げず、知り合いと行かずまったくの一人での参加。馴染みのない地域にひとりふらふら行くのはそれなりに勇気が要りましたが、それもまたいいかなと思い申し込みました。 当日会場は30〜40人くらいの人が集いましたが、やはりと言うか、当然誰も知らない方々。。 既にお知り合いの方が多いようで「お久しぶりです!」との挨拶から会話の輪が広がっていく。

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          からだは星からできている

          先日、久しぶりに図書館をぶらぶらしていたらめぐり合った本。 「からだは星からできている」(春秋社:佐治晴夫)。 もはや死語になってしまった感がありますが、本のタイトル、表紙の楽譜(交響楽の譜面のような、、)のイラストに惹かれた「ジャケ買い」ならぬ「ジャケ借り」でした。 著者は東京大学で基礎数学、理論物理学を学び、東大物性研究所に勤務したりNASA客員研究員の時にはボイジャー計画のET(地球外知的生命体) 探査プロジェクトにも関与されていた方。 ピアノやパイプオルガンを

          からだは星からできている

          ダンシングヒーロー

          先日、これは面白そうだなあと思ったちょっと固めのテーマの「本」をネットで注文したら、荻野目洋子の「ダンシングヒーロー」の「楽譜」が届きました。 欲しかった本とは完璧に関係ない代物。。 そして、全くもって思ってもみない楽曲の譜面。しかも「吹奏楽ヒットシリーズ」というブラスバンド用に各パートの譜面のセット。 ここまで違うと、どう反応していいのか思考停止となりましたが、やはりもうこれはありえないでしょう! と、久しぶりにイライラモードで販売元にちょっときつめのクレームを入れ

          ダンシングヒーロー

          秋なのでたまには泣いてみたい

          先日の3連休は心の栄養補給ということで、 「文豪たちが書いた 泣ける名作短編集」という本を読んでいました。 芥川龍之介の「蜜柑」、宮沢賢治の「よだかの星」、森鴎外の「高瀬舟」、菊池寛の「恩讐の彼方に」などなど。 本屋さんでなんだかとってもこの本が気になって。 晩秋から立冬にかけてのかさかさした空気のせいでしょうか。 でも、あまりにストレートな本のタイトル。 こんなおじさんが買うってなにかあったのかしらん、、と店員さんに思われたらどうしよう。。 どのレジも若い女性の

          秋なのでたまには泣いてみたい