ふもねこ|介護エッセイ

両親の介護から学んだことを書いています|40代会社員|妻と娘2人の4人家族|ねこ好き

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両親の介護から学んだことを書いています|40代会社員|妻と娘2人の4人家族|ねこ好き

マガジン

  • 66日ライティング完走者たち

    • 5,174本

    『66日ライティング×ランニング』企画で毎日投稿をしてきた人たちだけが参加できるマガジンです。

  • また読みたいnote

    後から見返したいnoteの記事をまとめています。

最近の記事

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ふもねこ介護日記のサイトマップ

ご訪問ありがとうございます。 要介護2の父と要支援1の母の介護しているふもねこと申します。 介護の経験を通して学んだことをnoteで発信しています。 これまでに書いた記事をサイトマップにまとめたのでご紹介します。 もし興味があるものがあれば、読んでみて頂けるとうれしいです。 サイトマップをつくるにあたって、下の記事を参考にさせてもらいました。 これからサイトマップをつくられる方はぜひ参考にしてみてください。 ▼ 介護の心構え▼ 介護をはじめる基本的な手続き▼ 介護体制の

    • 第4話 「僕と介護との出会い」

      父と母の命に別状がなかったことを確認でき、僕はほっと胸をなでおろしていた。 またしばらく待合室で待つように看護師から言われた。 医師が診察をした後で、これからのことについて説明をしてくれるという。 おそらく2人ともしばらく入院することになるだろうと僕は考えていた。 ・・・ 1時間ほど待っただろうか。 僕は看護師から呼ばれ、医者が待つ診察室に入った。 「お2人とも点滴をして一旦は落ち着きました。 お母さんは意識もはっきりしてきて、トイレにもご自身で行けています。」

      • 第3話 「救急車で病院へ」

        119番に電話をしたとき、僕は意外と冷静だった。 落ち着いて名前や住所を伝え、状況を説明した。 電話を切った後、父と母に救急車で病院に行くことを伝え、外に出て救急車の到着を待った。 10分もしないうちにサイレンを鳴らしながら救急車が到着した。 僕は手を振って救急車を誘導し、救急隊を家の中に案内した。 救急隊は3人だった。 父の脈拍や体温を測り、担架で父を救急車に運んでくれた。 母よりも父の方が状況が深刻に見えたので、まずは父だけ運んでもらおうと考えていた。 しかし、

        • 第2話 「衰弱した両親」

          午前中に実家の草刈りを終えて家に戻ったが、父と母の様子がどうしても頭から離れなかった。 昼食をすませてから、もう一度車で実家に向かった。 父と母の様子は午前中とそれほど変わっていなかった。 秋だというのに半袖・短パン姿で扇風機にあたりながら横になる父。 その横で生気のない顔でぼーっと座る母。 改めて見る両親の衰弱した姿に、僕は衝撃を受けた。 「父さん、母さん、体調大丈夫?ご飯食べれてる?」と声をかける。 「・・・ああ。。」 父から一応返事はあったが、どう見ても大丈

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          6本

        記事

          第1話 「久々の実家で僕が目にしたもの」

          「実家の庭がやばいことになっているから、草刈りをしないか?」 弟から1通のLINEが届いた。 正直あまり気乗りしなかった。 仕事や育児だけでも忙しいのに、実家の面倒まで見ていられないというのが本音だった。 でも弟だけに草刈りを任せるのも忍びないので、渋々ながら僕も実家に向かった。 その日は、朝8時半に弟と実家で待ち合わせた。 「草刈りの前に、ちょっと父さんと母さんの様子を見てこようか」と弟が言う。 僕の両親は2人そろって掃除が嫌いで、庭だけでなく家の中も荒れに荒れて

          第1話 「久々の実家で僕が目にしたもの」

          1週間ほどnoteをお休みしていましたが、今日からまた再開します。両親の介護のことを改めて時系列で振り返ってみようと思います。ちょっとこれまでと趣向を変えて、小説形式にすることにしました。引き続きよろしくお願いいたします。

          1週間ほどnoteをお休みしていましたが、今日からまた再開します。両親の介護のことを改めて時系列で振り返ってみようと思います。ちょっとこれまでと趣向を変えて、小説形式にすることにしました。引き続きよろしくお願いいたします。

          父がまた転倒してしまいました

          父がまた転倒してしまいました。 父と母と一緒に庭仕事をするために外に出ようとしたときのことでした。 私が目を離したときに、父が玄関先の段差で転んでしまったのです。 以前なら問題なく通っていた段差ですが、足腰の筋力が相当弱っているのでしょう。 もっとしっかり見ていなければ・・・と反省しました。 早く骨折を治してデイサービスを再開し、足腰の筋力アップができるといいのですが。。

          父がまた転倒してしまいました

          親の生活を立て直すために私がした3つのこと

          私の両親は2人そろってかなりずぼらです。 ちゃんとした食事をとらず、電気をつけたままリビングで眠るので十分に体が休まっていなかったのでしょう。 不健康な生活を続けた結果、2人そろって倒れてしまい、入院することになりました。 親の入院は大変な出来事でしたが、それまで見て見ぬふりをしていた数々の問題に本腰を入れて取り組むいいきっかけになりました。 今日は、親の入院をきっかけに私が取り組んだ、親の生活を立て直すためにした3つのことをご紹介します。 1. 実家の片づけ 両親の

          親の生活を立て直すために私がした3つのこと

          貢献している実感が幸福感を高める

          日々幸福を感じながら生きていくためには、どうしたらいいのでしょうか。 鈴木 祐『最高の体調』の中で、人間が幸福を感じやすい4つの価値観が紹介されていました。 この4つの中でも、特に「貢献」が幸福感に与える影響がもっとも大きいようです。 自分が誰かの役に立っていると感じることで、私たちの幸福感は高まるということです。 ・・・ 私自身も親の介護をとおして、親の役に立っているという実感を持つことで幸福を感じており、本を読みながら一人で納得していました。 また、何年もうつ

          貢献している実感が幸福感を高める

          最期に「ああ、楽しかった」と言うために

          私は、ただ幸せに生きたいだけなのです。 多くは望みません。 幸せな人生を送りたいだけです。 幸せな人生とは何なのでしょうか。 幸せにはいろいろな要素があるでしょうが、簡単に言うと幸せとは「楽しい」ってことかなと思います。 私だけでなく、私の家族にも、親にも、きょうだいにも、友人たちにも、幸せで楽しい人生を送ってほしいです。 最期に「ああ、楽しかった」と言えるように、みんなで「ああ、楽しかった」と言える日を1日でも多くすることを目標に生きていこうと思います。

          最期に「ああ、楽しかった」と言うために

          ポジティブ・メモリーズ|思い出を振り返ってストレス解消しよう

          日々ストレスにさらされていると、嫌な出来事やストレスばかりに目がいってしまい、結局さらにストレスが悪化してしまうことが多いです。 そんなときに自分にあったストレス解消をもっておくことは、この厳しい社会を生き抜くために大切なことです。 今日は「超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド」の中から「ポジティブ・メモリーズ」をご紹介します。 ・・・ 方法はとっても簡単です。 これだけです。 アメリカのラドガース大学の研究によると、14秒間過去の楽しか

          ポジティブ・メモリーズ|思い出を振り返ってストレス解消しよう

          幸せな人生を送るために

          親の介護をするようになって、「幸せな人生とは何なのだろう」とよく考えるようになりました。 ▶ 仕事で成功すること ▶ 健康で長生きすること ▶ 金銭的にゆとりのある生活を送ること 幸せの定義は人によってさまざまで、はっきりと1つに決まるものではありません。 でも、『グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない』の中で紹介されている、ハーバード大学で1938年から行われている研究によると、幸せは人生には「良好な人間関係」がもっとも重要とのことです。 ・・・ 本の中

          幸せな人生を送るために

          ネガティブな体験を避けるほどストレスが悪化してしまう理由

          介護でも仕事でも、どうしても嫌なことって起こりますよね。 「嫌なことからは距離を取って、毎日平和に暮らしていきたい」 そんなふうに思う人は少なくないと思います。 しかし、嫌なことを避けることで、逆にメンタルに悪影響が出てしまうのです。 嫌なことから生まれるストレスに強くなりたいなら、「受容」の精神を育てながら、人生のリアルを積極的に受け入れていくしかないのです。 ・・・ 嫌なことから目をそむけ、ネガティブな感情から逃れようとすると、下のようなことがマイナスの心理的なメ

          ネガティブな体験を避けるほどストレスが悪化してしまう理由

          ストレス解消に効果的な呼吸法

          日々の介護や仕事で、どうしてもストレスが溜まってしまうことがあります。 ▶ 次から次へと出てくるタスク ▶ 将来への漠然とした不安 ▶ 言うことを聞いてくれない親 などなど、ストレスの原因となるものを挙げればきりがありません。 残念ながら生きていく上でストレスを完全になくすことはできないので、うまくストレスと付き合っていく方法を学ばなければなりません。 ・・・ ストレス解消法にはたくさんの種類がありますが、様々な研究で「深呼吸がベスト」と言われているそうです。 呼吸

          ストレス解消に効果的な呼吸法

          父がまた転んでしまいました

          先日、父が散歩中に転んでしまい、手と肋骨を骨折してしまいました。 そんな父が、数日前に今度は家の中で転んでしまいました。 転んだときに手をついたため、治りつつあった手がまたひどくなってしまいました。 ・・・ 悪いことは続くものですね。 父は手と肋骨の痛みを理由にデイサービスに行かなくなってしまいました。 だから運動量が減って、足腰が弱ってきていて、余計に転びやすくなっているのでしょう。 早く痛みがおさまって、デイサービスや散歩に行けるようになるといいのですが。。

          父がまた転んでしまいました

          66日ライラン 完走しました

          3月9日から参加させてもらった「66日ライティング×ランニング」(66日ライラン)。 ついに今日66日目を迎えることができました!! 正直に言って、途中で何度もやめようと思いました。 ▶ 自分が書くものを読みたい人っているのかな。 ▶ 自分の記事がだれかの役に立っていることなんてあるのかな。 ▶ 毎日続けなくてもいいんじゃないかな。 と、「やめる理由」を探してしまうことが多々ありました。 でも、「せっかく始めたのだから頑張って続けよう!」と自分の気持ちを奮い立たせてな

          66日ライラン 完走しました