鉄馬(tekihei2317)

なるべくポジティブにもネガティブにも盛りすぎないように気をつけています。 2001年生…

鉄馬(tekihei2317)

なるべくポジティブにもネガティブにも盛りすぎないように気をつけています。 2001年生まれ、兵庫県在住、無職。本と自然が好き。最近ずっとゲームしてる。

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最近の記事

お金がもっと欲しい?

お金がもっと欲しいとは、最近は特に思わない。生来ケチなのもあると思うが、使う分だけあればいいと思う。養う家族がいる訳ではないので、そもそも多くを必要としていない。欲しいものがない訳ではないが、たくさんはないし、欲しいものをすぐ手に入れられることが最善だとも思わない。 かつてはお金がもっと欲しいと思っていたことがある。そう思う人にはどのようなタイプがあるだろうか。 お金がなくて困っている 心配性 見栄っ張り 野心家 お金がなくて困っているタイプは、例えば家賃が支払え

    • 価値観・書くこと・生きることについて、自問自答する

      ※ 深夜の自問自答の記録のため、話に脈絡がない部分があります ■ 価値観を言語化したいのはなぜか? 大事なことを見失わないようにするため。例えば「ゆとりを持つことは大事なことだ」と思っていても、生活の中で考えていないと、気づかないうちに忙殺されて自分を見失っていることがある。何を大事にしたいのか、大事にしたい理由は何かを言語化しておけば、それを見て振り返って思い出したときに別の行動を選択することができる。 ■ なぜ家庭菜園を始めたのか?なぜ農業をやりたいのか? 理由は

      • 【詩】未来

        幸せになるのに必要なものがあるとしたら それは何年後に手に入れられるのだろうか 幸せが主観的な感情なのだとしたら 死後に幸せになろうとすることは馬鹿げているだろうか 必要なものを手に入れたとしても 次の瞬間から当たり前になって 他のものを欲しがるのが人の性だ 未来を見続けてもう先がなくなったときに 初めて不満とともに生きてきたこととや 既に十分なものを持っていたことに気づいても、後には戻れない 未来を見る人の手から幸福はすり抜けていく 体を動かすために欲が必要かは分から

        • 夜の散歩、未来が不安になる

          自分の未来を正確に予想する方法がある。この言葉を聞いた人が期待することとはおそらく違うだろうけれど、それは「何もしないこと」だ。何かをしたり、人と関わると予想だにしないことが起きて、未来の不確実性は高くなる。一方で、人と関わらずに何もしなければ、大して変わらない日々が続くから未来は予想しやすい。 数年前、大学を休学して実家に帰っていた僕はこの事実に気づき、このまま実家で何も成さずに時間が経つことが恐ろしくなって、家を飛び出した。今、また戻ってきてその実家で過ごしている。家を

        お金がもっと欲しい?

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        • 日記的なもの
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        • 学んだこと、考えたこと
          14本
        • 旅の記録
          8本
        • 読書記録
          12本

        記事

          【詩】かんぺきなひと

          おかあさんはぼくのことを あいしてくれない てすとでひゃくてんとらないと あいしてくれない ぜんぶかんぺきにできないと あいしてくれない おとなはみんな かんぺきなようにふるまうけど かんぺきなひとはいないことを ぼくはしっている なんでそんなことをするの? おとなはかんぺきじゃないと だめだとおもっているからだよ ぼくは おかあさんのやさしいところも ちょっとおこりっぽいところも せんせいの いっしょうけんめいなところも ちょっとうっかりやなところも ぜんぶいいところ

          【詩】かんぺきなひと

          ストア哲学の好きなところ

          ストア哲学とは ストア哲学(ストア派)は、紀元前3世紀の古代ギリシャでゼノンによって始められた哲学の一学派です。前期・中期・後期の3つに分けられていて、主に後期の哲学者による著作が残っています。 後期ストア派の哲学者には、セネカ、エピクテトス、マルクス・アウレリウスなどがいます。エピクテトス自身は著作を残していませんが、弟子のアリアノスがエピクテトスの講義や思想をまとめたものが残っています。 ストア哲学の好きなところ 私が今のところストア派哲学者の本で読んだのは、マル

          ストア哲学の好きなところ

          相生ペーロン祭り花火大会に行ってきました

          地元相生市で開催されたペーロン祭りに行ってきました。ペーロン祭りは毎年5月末に二日間に渡って開催され、土曜日には海上花火大会、日曜日にはペーロン競走(手漕ぎの船の競走)と陸上パレードが行われます。相生市の人口2万7千に対し、花火大会だけでも8万人の人が訪れる相生市の一大イベントです。 花火をどこで見るか 花火はおおよそ図の赤で囲んだ位置から打ち上げられます。 出店は主に市役所のある通りと、その一本内側の商店街がある通りにあり、この付近は混雑します。今まで参加した時は、こ

          相生ペーロン祭り花火大会に行ってきました

          【詩】柔軟な生き物

          人の柔軟性にはつくづく驚かされる 時代や場所が違えば常識は全く異なり 時代と場所が同じでも個性は様々だ これほど説明が難しい生き物は他にいないだろう 西暦が始まってから二千年 人が誕生してから三十万年 一人の生と比べると長い時間に思えるが 生命にとっては一瞬の出来事に過ぎない 今の時代の選択どころか 五百年前の選択が正しいのかどうかさえ 判断するには早すぎるのだろう 人の目には過渡期しか映らないのだから 物事の強靭さは時間が証明する そう思えば小さな頭で考えるより 自然

          【詩】柔軟な生き物

          外で寝ると生活リズムが整う キャンプが好き

          数ヶ月くらい早寝早起きしようと思っているが、なかなか難しい。ここ3ヶ月の睡眠の記録を見てみると、日付が変わる前に寝ていることはほとんどなくて、起きるのは大体8~10時頃だった。たまに早起きしている日は予定があったのだろう。なんとかならないかと思ったが「やらなくてもいいことは、やらない」という怠惰なたちだったことを思い出して、予定を入れる以外に方法はないのだと諦めた。 しかし最近、「外で寝れば勝手に早寝早起きできる」という画期的な事実に気がついた。そのことに気づいたのは四国を

          外で寝ると生活リズムが整う キャンプが好き

          隣の芝生が青く見える時の対処法 feat.寿司を食べる友人

          先日、友人と大阪をサイクリングしていたときのことです。この日は朝から忘れ物、パンクなどのハプニングが続いたのもあり、少し疲れが溜まっていました。パンクの修理が終わった後、お昼時でお腹もペコペコになったので、近くのスーパーでご飯を買って休憩しました。私はおにぎりセットとたまごサンドを買い、友人は寿司を買っていました。 寿司を見て一瞬「うらやましいな〜」という思考がよぎったのですが、いくつかのことを考えて気を持ち直しました。そのとき考えたことを整理してまとめてみます。 ■ ご

          隣の芝生が青く見える時の対処法 feat.寿司を食べる友人

          自転車で大阪へ(後編) | ニート旅行記

          前編はこちらです。 4日目 2024/05/07(大津→相生) 泊まった快活CLUBは朝食のトースト付きのところでした。今までは何枚食べていいのか分からなかったので1枚にしていたのですが、補充しているところを見て大丈夫そうだったので2枚焼いていただきました。その後お腹空いていたのでもう1枚いただきました。大感謝です。 相方とほぼ同じ時間にチェックアウトし、前日に行くと決めていたイオンモールのパン屋さんに向かいます。僕はまだお腹が空いていたので1個パンを買って食べ、相方は

          自転車で大阪へ(後編) | ニート旅行記

          自転車で大阪へ(前編) | ニート旅行記

          しばらく家を空けていたので記事の投稿が遅くなりました。家にいない間は、自転車で四国一周したり、四国から帰ってきたらゴールデンウィークだったので父の帰省について行ったり、友達に会いに大阪に行ったりしていました。ここ3週間で引きこもり的には半年分くらい外にいたので、しばらくは家でゆっくりするつもりです。 始めは四国旅行の記事を書いていたのですが、期間が長いので文量も多くなり、誰のために書いている文章なのか分からなくなってきたので暫定的にボツになりました。なので記憶も新しい大阪旅

          自転車で大阪へ(前編) | ニート旅行記

          【詩】ヒヨドリ

          もうじき満開を迎える桜の木に 小柄なヒヨドリが一羽やってきた 好物の桜の花の蜜を吸いながら 枝を揺らしてダンスを踊っている 鳥にとっては全てが自分の庭で また全てがみんなの庭でもある 体力が許す限りどこへだって行ける 人の方が窮屈に生きているだろうか 彼らに何をするのが好きかと聞くと 歌、踊り、食べることと答えるだろう 彼らが餓死するのを見たことはない 自然が全てを与えてくれるのだから 人は満たされてただ生きること以上の意義を求めるが 食べ物を探し回ることが不幸だとどう

          【詩】ヒヨドリ

          人として正しいこと、今やりたいこと

          稲盛和夫氏の本に「経営の素人の時は人として正しいかどうかを基準にしていて、その考えはずっと変わっていない」と書かれていた。人として正しいことと言えば、正直、親切、公平、寡欲などが思い浮かぶ。道徳の授業で習うようなことだ。これらは論理で導けるものというよりは、人間の生物的特徴から導かれるものなのではないかと思う。 進化の理論は、人間も生物の一種に過ぎないという事実をまじまじと突きつける。行動を引き起こす欲求の仕組みはかなり原始的で、線虫でさえも周りに餌があるという情報に反応し

          人として正しいこと、今やりたいこと

          【詩】登山

          久しぶりに近所の山に登ってみる 長時間運動する時気をつけるのは 焦らずペースを一定に保つことと ゴールだけを目的にしないこと 目的地に着くのはもちろん目的だが 過程の気持ちを蔑ろにするのは損だ 景色を眺めて一歩一歩を踏みしめる 本当の幸せはそこにあるのだろう 道中の看板にはこう書かれていた 「美しい自然を、楽しく歩こう」 これ以上なくシンプルな言葉だが これ以上重要なことはないだろう 山に登ったり登山道を整えるのは 生産性はゼロでお金にもならない なのになぜ人々は続けて

          【短編】恩と金(2910文字)

          2XXX年、大国ジパングの南にエトン共和国と呼ばれる国があった。二国は全く逆の経済システムで成り立っていた。ジパングの通貨「エン(円)」とエトンの通貨「オン(恩)」は、1エン = -1オンというレートで取引された。ジパングが黄金の国と呼ばれ経済的に豊かだったのに対し、エトンは経済的には豊かではなかった。しかし、自然や人の温もりに恵まれていた。 オンにはエンと同じように、硬貨と紙幣があった。ジパングでは、サービスを受け取る側がエンを支払う。逆にエトン共和国では、サービスを行う

          【短編】恩と金(2910文字)